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大型魚の魅力とは!?飼う際に最低限必要な物と心構えをご紹介!

タイガーシャベルノーズキャットの写真

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熱帯魚や観賞魚が好きな方の中には、自宅でアクアリウムを楽しんでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのなかでも体長が数十センチ〜1m以上にもなる大型魚を、いつか飼いたいと憧れている方も少なくないはずです。

そこで今回、大型魚の魅力や飼育の心構え、飼う際に最低限必要な物についてお話します。

大型魚を飼育する際の心構え

大型魚の影

存在感や美しさ、特別感など、大型魚には独特の魅力があります。

しかし通常の熱帯魚や観賞魚の枠を超えるような成長をみせるので、その生体を事前に理解しておかなければいけません。

多くは個体が大型になるにつれ餌の量も増え、毎月の餌代だけでもかなりの額になることが考えられます。

体長が大きいということは食物連鎖の上位にいるので、餌も通常の魚の餌のほかコオロギやミミズ、餌用のゴキブリなど生餌が必要になることが多いでしょう。

また餌を多く食べるということは水を汚すということなので、水槽の掃除はこまめにしなければなりません。

大型魚を飼う水槽は個体の大きさに合わせて数メートルにも及ぶことがあるので、掃除も一苦労です。

その大きさの水槽に入れる水の量も数トン必要になることがあるので、水代もかさむことを理解して下さいね。

このように大型魚を飼うということは、飼育グッズや設備、餌などかなりの出費が必要になると共に、精神的にも大きな責任が生じるのです。

飼えなくなって外に逃がしてしまうと、周囲にある自然の生態系のバランスを崩してしまう恐れがあるので、最後まで責任をとれるかよく考えて飼いましょう。

用意するもの

水槽

大型魚の水槽

個体に合わせた大きさの「アクリル水槽」又は「ガラス水槽」を用意します。

アクリル水槽は衝撃に強く割れにくいという特徴があり、比較的安価で手に入れられるため大型魚の飼育でも安心です。

一方でガラス水槽は傷が付きにくいため劣化しにくく、見た目も美しいという特徴があります。

しかし大型魚を飼育するためには、90㎝~数mの水槽が必要になることが多いので、その様な大きさのガラス水槽は非常に高価になります。

体長の小さな熱帯魚や観賞魚の飼育ではガラス水槽で問題ありませんが、大型になる魚を飼う場合はアクリル水槽がおすすめですよ。

エアレーション

エアレーションとは、水槽内にブクブクと空気の泡を発生させ酸素を送り込むことです。

小さな水槽ではろ過装置がエアレーションの役割も果たしてくれますが、大型の水槽では別で用意する必要があります。

魚は餌を消化する際に大量の酸素を必要とするので、餌の消費量が多い大型魚の飼育ではエアレーションを強化しなくてはならないことがありますのでご注意ください。

またエアレーションを入れる事でバクテリアが増殖し、水質の維持にも役立ちますよ。

ろ過装置

水槽のろ過装置

水質は魚の寿命にも直結する大切なポイントなので、水槽を設置する際はろ過装置も一緒に付ける必要があります。

ろ過装置は餌の食べ残しや糞などを絡めとってくれて、水中に酸素を取り込む役割もあるんです。

また身体的に大きな負担になる大型水槽の掃除も楽になるので、ぜひ取り付けて下さいね。

ヒーター

魚の種類や飼育時期によっては、水槽にヒーターが必要になります。

特に暑い地域を原産地とする魚は寒さに弱いので、ヒーターを入れて適温を保たなければなりません。

しかし大型魚を飼育する水槽は水量も多くなるので、ヒーターのワット数も大きくなります。

ヒーターによる事故やケガなど様々な面に注意して、安全に使いましょう。

憧れの大型魚

アロワナ

アロワナの写真

アロワナといえば、大型魚の代表的な魚と言っても過言ではないですよね。

世界中で愛好家が多く、優雅な泳ぎ姿やその美しさからサークルやアロワナ専門店まであるんです。

また1億年以上前から生息している古代魚や初心者に人気の種類まで様々で、値段も数千円から中には100万円を超える個体もいます。

アロワナに最適な餌は「フルーツゴキブリ」と呼ばれるゴキブリと言われており、鱗の光沢をだして綺麗に成長させるには必須ですよ。

ピラルクー

ピラクルーの写真

世界最大の淡水魚として名高いピラルクー。

1億年以上その姿を変えずに生きてきた古代魚で、現在までに記録された最大の体長は4.5m、重さは200㎏を超えると言われています。

飼育下ではそこまで大きくなる事は少ないですが、1.5m~2mほどには成長するので水槽は最低でも幅3mのものを用意する必要が。

その大きさの水槽の値段は数百万円~数千万円ほどかかり、入れる水量は1トン以上にもなります。

そのため水槽を設置する場所の補強工事も必須となり、自宅で飼育する事は現実的ではありません。

しかし実際に水族館なみの水槽と設備を整えて個人で飼育している方もいるので、「飼育は絶対に不可能!」というわけではないですよ。

タイガーシャベルノーズキャット

タイガーシャベルノーズキャットの写真

アクアリウムにおいて「レッドテールキャット」と並ぶ人気を誇る、タイガーシャベルノーズキャット。

南米産の大型ナマズの一種で、体長は最大で1.2mほどに成長します。

タイガーの名がつくように体には虎のような模様がありますが、性格は比較的温和で同じサイズの魚と混泳させることも可能です。

しかしタイガーシャベルノーズキャットは非常に大食漢なので、月の餌代もかなりの額が必要になる恐れがあります。

まとめ

いかがでしょうか。

相当な心構えと大きな出費が必要になる大型魚ですが、やはりその迫力や美しさは魅力的で憧れますよね。

環境さえ整えれば体は丈夫な魚が多いので、大型魚飼育の際はぜひ参考にしてみて下さいね。

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