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北海道にある駅は難読駅名が多い!あなたはいくつ読めるかな?

北海道の難読駅名

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日本には難読駅名が多く存在します。

よく電車を利用する方は分かると思いますが、「この駅なんて読む?」という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

特に北海道には、先住民族であるアイヌの言葉であるアイヌ語が由来になっている難読駅名が多く存在します。

今回は、そんな北海道にある難読駅名をご紹介したいと思います。

見覚えがある漢字が違う読み方に!?

北海道の地名は読めない

北海道の駅名には、見たことのある簡単な感じなのに並べて読むと別の読み方になるものが数多くあります。

例えば、函館本線の然別駅や発寒駅。

この駅は何と読むか分かりますか?

それぞれ然別(しかりべつ)駅、発寒(はっさむ)駅と言います。

発寒駅に関しては、北海道の主要エリアである札幌市にあることから、聞き覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、北一已(きたいちゃん)駅は、留萌(るもい)本線の駅で旧村名の一已村から来ています。

一已村の北にある事から北一已駅と名付けられていますが、そもそも一已とは「鮭や鱒の産卵場」を意味するアイヌ語の「イチャン」から来ていると言われています。

石川本線にも難しい読み方の駅名があり、女満別(めまんべつ)駅と丸瀬布(まるせっぷ)駅があります。

女満別は、女満別空港という名前の空港がありますので、聞き馴染みがある方も多いかもしれませんね。

その他にも北海道には、宗谷本線の和寒(わっさむ)駅や富良野線の美馬牛(びばう)駅など、簡単な感じが使われていながらも読み方が難しい駅の名前が多く存在します。

ちなみに、JRの駅である大麻駅の「大麻」は「たいま」とは読みませんよ。

「おおあさ」と読みますのでご注意を!

簡単に読めそうなのに読み方に聞き馴染みがなくつい読み間違えてしまう駅名が多くあります。

そのまま読めばおかしなことになってしまう駅名

北海道の駅の読み方は難しい

普通の読み方とは程遠い駅名も北海道には多く存在します。

特に函館本線には、長万部(おしゃまんべ)駅や妹背牛(せもうし)駅、国縫(くんぬい)駅、熱郛(ねっぷ)駅など正しく読むことが難しい駅名も非常に多いです。

ちなみに、国縫もアイヌ語に漢字をあてたと言われています。

アイヌ語の「クンネ・ナイ(黒い・川)」や海岸に砂鉄が多いことから「クンネ(黒い)」が転じて「くんない」と呼ぶようになり、そこに漢字をあてられているようです。

このように、北海道の難しい地名の殆どはアイヌ語に由来していることが多いようです。

この地名をそのまま駅名として利用している事が多く、由来は特定しがたいようです。

これまでに挙げた駅名の他にも、根室本線には「厚床(あっとこ)駅」や「別当賀(べっとが)駅」などがありますよ。

別当賀もアイヌ語に漢字をあてたもので、アイヌ語の「ペッウッカ(浅瀬の上を水がうねり流れるところ)」に由来しているそうです。

地元の人でないと読めない駅名

地元の人でないと読めない北海道の駅名

ここまで挙げてきた駅名は、なんとなく読めるものもあったかもしれませんが、これからご紹介するものは、地元の方でないと読めない駅名が多く出てきます。

例えば、宗谷本線の音威子府(おといねっぷ)駅や雄信内(おのっぷない)駅は、「どうやったらそんな読み方になるの?」と思ってしまいますよね。

おといねっぷ駅に関しては、「子」に干支の「ね」の読みをあてているようです。

おのっぷない駅の由来は、この駅がある幌延(ほろのべ)町~天塩(てしお)町にある地名から来ているといわれています。

ちなみに、地名の雄信内は「おのぶない」と読みます。

読み間違いに注意ですね。

次に、石北本線の安足間(あんたろま)駅や留辺蘂(るべしべ)駅。

留辺蘂駅の「蕊」という漢字は見たことがないという方も多いのではないでしょうか。

漢字と読み方が一致しない駅名も多いのですが、ほぼ当て字のようなものと考えても良いでしょう。

ここで出てくる留辺蘂の由来もアイヌ語の「ルペシペ(越え下っていく道)」という言葉が転じてこの名が付けられたと言われています。

次に出てくるのは石勝線にある占冠(しむかっぷ)駅という駅。

これも一度で読める方はなかなか少ないのではないでしょうか。

この駅名も地名からつけられており、占冠村は「とても静かで平和な上流の場所」という意味を持つアイヌ語の「シモカプ」という言葉に由来しています。

占冠村自体は今も落ち着いており、村の玄関口である占冠駅も比較的静かな環境が広がっています。

他にも倶知安(くっちゃん)駅は函館本線の駅で、こちらも地名から来ています。

アイヌ語が由来になっているようですが、詳しくは不明とのこと。

ちなみに「倶知安」という漢字をあてたのは、当時の北海道庁参事官なのだそう。

どうやってこの漢字をあてたのでしょうね。

まとめ

いかがでしたか?

今回は北海道にある難読駅名をご紹介しました。

北海道には多くの駅がありますが、多くが難読駅名と言っても差し支えないでしょう。

難読駅名の殆どはアイヌ語から来ており、駅名の由来を調べることでアイヌ語について知ることができますよ。

今回ご紹介した駅名の他にも北海道には難読駅名が数多くあるので、北海道で列車の旅を楽しみながら難読駅名探しの旅に出かけてみるのも楽しいのではないでしょうか。

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