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- コロナ禍でまた訪れる夏の暑さと紫外線対策は何をしたら良い?
目次
一時期に比べれば感染状況が落ち着きつつあるものの、依然として元通りの生活に戻るまでにはまだしばらく時間が掛かりそうな今日この頃。
すっかりと普通の日常となってしまったコロナ禍の中、間もなく、3度目の夏を迎えることとなります。
マスクを持ち歩く生活には慣れたものの、あの過酷な夏の暑さを無事に乗り切るには相当の覚悟が必要です。
この記事ではマスク生活を送るうえで、役立つ暑さ対策と降り注ぐ紫外線に有効な食事についてまとめていきます。
コロナ禍で役立つ、夏の暑さ対策グッズ
最近では日常生活のなかでも適時、マスクを取っても、気にならないタイミングが増えてきました。
とはいえ、マスクを持たずに出かけられるまでには遠く及ばず、公共の場など、人の多く集まる場所では引き続き、注意が必要です。
そんな中、年々、平均気温が上昇しており、今年も過酷な夏がやってきます。
そんな状況で何の対策もせずにマスクを付けて生活をすることは熱中症のリスクを増加させてしまいます。
ご存じのようにマスクの中は高温になり、その熱が籠りやすい場所です。
重ねて呼気による湿気でのどが潤い、知らず知らずのうちに水分不足に陥ってしまう危険を持ち合わせています。
しかし、最近ではマスクと共存する新しい生活様式に合わせて、便利な暑さ対策グッズが増えていますので、いくつかご紹介していきます。
蒸し暑いマスクから解放してくれるクーリングファン
夏の暑い日に長時間マスクを付けているとその熱気を外に逃がすことができず、急な体温上昇を招き、熱中症を引き起こす危険性があります。
そんなときに活躍するのは小型で持ち運び可能なクーリングファンです。
これを使えば、直接、顔周りや首元などに向けて風を当てることができるので、体温を下げることができます。
ちなみに、クーリングファンには、手持ち式のもの、首掛け式のもの、霧吹きと一体になっていてミストを発生させるものなど、さまざまなタイプのものが揃っています。
なかには、マスクの内側に引っ掛けるだけの超小型サイズのものもあります。
これだけ小さいものであれば、場所やタイミングを選ばず、いつでも暑さ対策ができます。
夏の暑さを癒す冷感ミスト・冷感シート
風の力を利用して暑さを凌ぐクーリングファンはとても便利ですが、充電が必要だったり、持ち運びが大変だったりすることが難点です。
外出先などではもっと手軽にできる暑さ対策のほうが重宝するかも知れません。
たとえば、吹きかけるだけで冷気やほてりを癒してくれる冷感ミストや汗と一緒に暑さを拭ってくれる冷感シートなどです。
これらはクーリングファンと比べて軽量で小さいので、カバンの中でも場所を取りません。
ちなみに、冷感ミストは吹きかけた細かい水の粒が皮膚の表面で気化するときに熱を奪うことと、同時にミストに含まれる冷感作用のある成分の働きも相まって暑さを癒してくれます。
また、冷感シートも同じく、気化熱による熱の吸収と冷感成分の働きに加え、汗を拭き取ることで衛生面においても役立つ、便利なグッズです。
進化する夏用高機能マスクと肌荒れ対策
暑い夏を乗り切るための便利グッズは他にもあります。
それはマスク自体の性能を高めた高機能マスクです。
マスクの性能は高めるとはどういったことなのでしょうか?
軽量・冷感 選べる夏用高機能マスク
数年前はマスクを手に入れることすら困難な時期もありましたが、今では色や形、素材まで、さまざまなものを自由に選ぶことができるようになりました。
そのなかでも、とくに注目したいのが夏の暑さ対策に特化した高機能マスクです。
高機能マスクが暑さに強い理由は主に2つあります。
1つめは軽量化です。
年々、夏の暑さは厳しさを増していますが、夏場とはいえ、マスクを外すことのできない状況はいまだに少なくありません。
そういった場合に、少しでも快適なマスク生活を送れるようにと、通常のマスクより3割ほど軽量化されたマスクが登場しています。
マスク自体を軽量化したことでゴムの当たる耳へのダメージが軽減が期待でき、付けるときの煩わしさから少しだけ解放してくれるのではないでしょうか?
ちなみに、軽量化したとはいえウィルスを防ぐというマスク本来の効果が下がったり、価格が上がったりはしていませんのでご安心ください。
2つめの理由は高機能素材です。
これはマスクの素材自体に新たな機能を追加したものです。
たとえば、見た目は普通のマスクのままで裏地に特殊なナイロン生地を使うことで、マスクを付けたままでも熱が籠らず、ひんやりとした付け心地を感じることのできるマスクです。
また、紫外線を防ぐ機能を供えた素材を使った高機能マスクもあります。
これらのような暑さ対策に有効なグッズを取り入れることできっと今年の夏も乗り越えることができるでしょう。
肌荒れ対策も忘れずに
マスク内の高温多湿な状況は一見、肌が潤う良い環境に思われがちですが、実は、内側の水分が気化する際に肌表面に蓄えられた水分まで奪っていってしまいます。
そのため、実際は肌にとって乾燥しやすい環境となっている訳です。
そのような無防備なコンディションの肌が紫外線によるダメージを受けえてしまうとシミやしわなど肌が老化する原因となってしまいます。
それを防ぐためには自分に合ったサイズのマスクを選び、マスク内の湿度を一定に保ち、紫外線を浴びないようにすることが大切です。
夏の紫外線対策に有効な食事の選び方
気温が高くなる夏場は紫外線の降り注ぐ量が増える時期でもあります。
とくに6~9月頃は年間を通して、もっとも紫外線の強い時期だと言われています。
ちなみに肌の老化は加齢によるものだと思われていますが、実はその原因の8割が紫外線によるものだと言われています。
紫外線を浴びると体内で活性酸素が生成され、その量が増えてくると、あちこちで細胞を傷つけはじめます。
細胞が傷つけられてしまった場所がシミやしわになっていき、その状態が続くとがんや白内障など病気の原因となってしまう訳です。
この紫外線は日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘を欠かさないなど、紫外線を浴びないことが大前提となります。
しかし、普段の生活で紫外線を全く浴びずに暮らすことは非常に困難です。
そのため、紫外線を浴びないことと同時に、体内の活性酸素を阻害する抗酸化作用の強い食材を積極的に取り入れることが重要です。
抗酸化作用の強い食品
抗酸化作用の強い栄養素はいくつかありますが、今回はビタミンA・C・E群とカルテノイドを取り上げます。
・ビタミンA
目や皮膚の粘膜を健康に保ち、抵抗力を高める働きをします。
ニンジンやバター、レバーやモロヘイヤなどに多く含まれます。
・ビタミンC
抗酸化作用の他にコラーゲンの生成や植物性の食品から鉄を吸収する手助けをします。
イチゴやブロッコリー、キウイやレモンなどに多く含まれています。
・ビタミンE
強い抗酸化作用により、動脈効果や血栓の予防、血圧の低下や悪玉コレステロールの減少などに効果があります。
うなぎやアーモンド、オリーブオイルやかぼちゃなどに多く含まれています。
・カルテノイド
動植物内に存在する赤色や黄色などの自然の色素の総称です。
リコピンやβカロテン、ルテインやアスタキサンチンなどが有名です。
その種類ごとに効果が異なりますが、総じて強い抗酸化作用で活性酸素の除去を担い細胞の保護に効果があります。
ニンジンやトマト、グレープフルーツ、ケールなどに多く含まれます。
フルーツで気軽に抗酸化
これら抗酸化作用の強い栄養素は野菜や果物に多く含まれます。
こういった食材を意識的に取り入れることで肌の老化を防ぐことができます。
ちなみにビタミンCは熱に弱いので生のまま食べられるフルーツがおすすめです。
ビタミンCというとレモンのイメージが強いかも知れませんが実はイチゴやブロッコリーのほうが含有量が多いです。
とくにイチゴにはカリウムも多く含まれており、むくみ解消にも効果が高いため、是非試してみてください。
まとめ
夏の暑さ対策には熱を体にため込まない工夫と適度な水分補給が欠かせません。
過酷な暑さを少しでも快適に過ごせるようにと、趣向を凝らした暑さ対策グッズもたくさん用意されています。
また、暑さと同じくらい紫外線にも注意をしなければなりません。
紫外線を浴びないことはもちろんのこと、体内の活性酸素はフルーツなどで効果的に除去していくことで肌の老化を防ぐことができます。
ぜひ今年の夏もしっかり対策をとって乗り切っていきましょう。
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