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布製ソファを徹底掃除!汚れやニオイを落とす効果的な方法とは?

新里 千穂

青いソファ

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ソファは、自宅でのリラックスタイムをより良くする家具。

全身をもたれさせてくつろいでいると、いつの間にか寝てしまうこともあるほどリラックスできますよね。

そんなソファですが、使い続けていくと、どうしても汚れが蓄積していきます。

とくに肌触りが良い布製ソファは、その反面、シミや臭いが付きやすいという特徴があるため、定期的に掃除をしてキレイにすることが大切です。

そこで今回は、ソファが汚れる原因と布製ソファの掃除方法についてご紹介します。

ソファが汚れる原因とは?

ソファでゴロゴロ

ソファが汚れる主な原因は、肌の接触。

一日を過ごした肌は、汗や皮脂による汚れが付着しています。

また、女性の場合はメイクをすることも多いですよね。

そうした肌でソファに触れると、目には見えなくても汚れが蓄積していくため、黄ばみやシミ、黒ずみ、カビなどが発生してしまうのです。

ほかにも、お菓子などの食べこぼしや、料理をした際のニオイ(食べ物のニオイ)もソファを汚す原因ですし、子どものいる家庭だとお絵かきに使うペンやクレヨンで汚してしまうことも…。

そのままにしていると汚れは落ちにくくなりますが、すぐに掃除をすれば汚れは簡単に落とせます。

それでは、次項から布製ソファの掃除方法を解説していきます。

目に見える汚れは掃除機で!ソファの隙間もくまなくチェック

掃除機

ゴミやホコリ、お菓子の食べこぼしなど、目に見える汚れを掃除機で吸い取ります。

背もたれやひじ掛けの隙間にも入り込んでいる可能性が高いため、隅々までしっかりと掃除機をかけてくださいね。

クッションと土台が分離できるソファは、全て取り外し、内部も念入りに掃除機をかけましょう。

また掃除機は、中に潜んでいるダニを吸い込むことを意識しながらゆっくりかけることでアレルギー対策にもなります。

ただし掃除機をかける際、カーペット用の回転式ブラシを使うとソファの生地を傷めてしまうおそれがあるため注意してくださいね。

もしも「自宅に掃除機がない」「古くて吸引力がない」「わざわざ掃除機を出して掃除をするのは手間」という方は、粘着カーペットクリーナーを使いましょう。

細かいゴミやホコリもキレイに取れるので、掃除機をかけた後、念のためもう一度掃除をしたいという場合にもぴったりです。

余談ですが、うちには(自称)コロコロ大臣がいるので、毎回喜んで掃除を手伝ってくれます。

子どもでもラクに扱えるサイズ感、というのも魅力的ですよね。

ソファの布に染み付いたニオイは掃除のプロ「重曹」で落とそう

重曹

布製ソファは食べ物のニオイが染み付きやすく、とくに揚げ物や焼き魚などの油系のニオイは、表面に凹凸が多い布製品に付着しやすいという性質があります。

そのままにしておくと酸化して悪臭になってしまうため、重曹を使ってニオイ対策をしましょう。

重曹はアルカリ性なので、酸化した油のニオイを中和できます。

また、水分を吸収する効果もあり、ニオイと一緒に湿気まで吸収してくれる優れものです。

掃除方法はとても簡単で、掃除機などで汚れを取った後のソファに重曹をふりかけるだけ。

全体的にふりかけるのですが、ひじ置きや背もたれなどの汚れがたまりやすそうな部分は、とくに重点的にふりかけましょう。

夜に重曹をかけ、一晩放置してから掃除機で吸い込めば、重曹の持つ消臭効果によってソファの嫌なニオイが軽減されます。

重曹が残らないように、丁寧に掃除機をかけてくださいね。

なお、一晩置くのが理想的ですが、どうしても難しいという場合は数時間から半日程度でも良いでしょう。

ソファ掃除の大敵!布のシミ抜きは中性洗剤で楽々簡単に

食器洗い洗剤

布製ソファに付着したシミは、食器用の中性洗剤を使い、なるべく早く落としましょう。

中性洗剤はお茶などの水性のシミだけでなく、皮脂や血の汚れも落とせます。

ただ、そのまま使うと刺激が強いため、濃度が3~5%になるようにぬるま湯に溶かして洗剤水を作ってください。

洗剤水をソファの汚れ部分に染み込ませて、たたくようにシミ抜きをします。

このとき、縦横左右に動かすとソファの生地が毛羽立ってしまうため、傷つけないように優しくシミ抜きをしてくださいね。

シミが落ちたら、ぬるま湯を含ませて固くしぼった布で洗剤を拭き取りましょう。

なお、自宅にスチームクリーナーがあるという方は、そちらを使用しても良いです。

スチームクリーナーは水蒸気の力で布の汚れやニオイを除去するので、洗剤を使わなくても水性の汚れをキレイに落とせます。

布製ソファへのダメージを極力減らす!油性汚れの掃除は慎重にしよう

油性マジック

ソファの汚れが油性だった場合、まずは中性洗剤で落ちるか試してみましょう。

こすらず、たたくようにして汚れを落としていきますが、このとき輪ジミにならないように外側から中心に向かって汚れを落としていきます。

汚れが落ちたら、濡れタオルで拭き取ってください。

中性洗剤でも汚れが落ちない場合、ベンジンやアルコールを使用するのも一つの手です。

その際は、歯ブラシやタオルに染み込ませてから汚れを落としましょう。

ただし、ベンジンやアルコールを使うと色落ちする可能性があるため、使用する前に必ず目立たない箇所(もしくはソファの同じ材質の布の端切れ)で試してください。

まとめ

どんなに気を付けても、ソファには汚れが蓄積してしまうものです。

ゴミやホコリ、食べこぼしなどは、隅々まで掃除をしないと取り切れません。

また、ニオイやシミはすぐに対処しないと、どんどん掃除がむずかしくなってしまいます。

心地良いくつろぎスペースを維持するためにも、ソファの掃除はこまめに行いましょう。

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Writer この記事を書いた人

新里 千穂
沖縄生まれ・沖縄育ちの30代。執筆活動をするかたわら、趣味のハンドメイド雑貨をちまちまと制作中。主婦ならではの目線で暮らしの情報を分かりやすく伝えます。
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