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電力自由化を機に学ぶ、LEDの節約方法
電力自由化スタートまであと2ヶ月。
現在は色んな会社で色んなセットプランを打ち立て、PRを行っています。
やっぱり日々使うものだから、1円でも安くお得に暮らしたいというのが多くの人の思いですよね。
でも電力自由化はよく解らないから、とりあえず今まで通り電力会社との契約にしておくという方もいるでしょう。
そんな方のために、少しでもお得に電気代を節約できる方法をご紹介します。
LEDの意味と使われている場所
東日本大震災以降、節電意識が急上昇した日本。
その際、注目を集めたのがLEDです。
LEDとはLight Emitting Diodeの略で、日本語訳では『発光ダイオード』となります。
そしてLEDが電気代の節約になる理由としては、白熱電球や蛍光灯より寿命が長く、消費電力が抑えられるといったことがよく知られていますね。
その他にも明るさが安定する・紫外線が出ないので虫を寄せ付けないなど、たくさんのメリットがあります。
また材料を変えることで様々な色を発光させることが可能なので、近年は街中のイルミネーションでもLEDを取り入れる場所が増えてきました。
日常生活の中では、車のヘッドライトやテールライト、液晶テレビのモニター、電光掲示板、路線バスの行先表示板などにも使われています。
蛍光灯とLEDの電気代の比較
LEDがお得と解っていても、実際どれくらい差があるのか?
これは結構気になるポイントですね。
電気代は照明器具を使う部屋や使う家電によって変わってくるので、今回は12畳のリビングで使用するシーリングライトをモデルに計算してみました。
結果、蛍光灯では月に約1,000円、LEDでは約400円と、蛍光灯の方が2倍以上の金額となることが判りました。
これが12ヶ月続くと7,200円の差。
その他の部屋の照明器具や家電の使用量も含めると、もっと差が広がる可能性も。
各電力会社のホームページでは電気料金の計算方法やシミュレーションなども載っているので、節約の目安としてご自宅で契約している電力会社のホームページで1度計算してみるのもいいでしょう。
LED導入の注意点
2015年11月、政府は2020年を目途に白熱灯と蛍光灯の国内での製造及び国外からの輸入の実質禁止にする方針を固めました。
このことにより今後はますますLEDの普及が加速すると思いますが、ここで慌てて交換される前に注意点も挙げておきます。
まず、LEDは蛍光灯や白熱灯と比較すると値段(イニシャルコスト)が高いです。
さらに寿命を少しでも長くするため蛍光灯と比較すると輝度が低くなっていますが、明るくしたいがために消費電力を上げてしまうと寿命が短くなります。
もちろん日常生活には何ら問題ない明るさの設定にはなっていますが、蛍光灯から変えたばかりの頃は若干暗く感じてしまうかもしれません。
また構造が蛍光灯などと異なるため、既存の照明器具にそのまま取り付けることができない場合もあります。
取り付けたい照明器具がLEDに対応可能か、購入前にしっかりチェックしてください。
なお、LEDの明るさはルーメン数(lm)で表示されているので、蛍光灯からLEDに変える場合はワット数に近いルーメン数を選ぶようにしましょう。
おわりに
電気を変えるだけで、無理なく節約できる電気代。
電力自由化のプランも含め、我が家に合った節約方法を選びましょう。
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