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- 正しいトランクルームの選び方とは?目的に合わせた種類の選び方を解説
目次
コロナ禍での巣ごもりの増加や生活スタイルの多様化に伴い、トランクルームの需要が高まっています。
それに応えるべくトランクルームの運営会社も多様なサービスを提供するようになりました。
この記事では、さまざまな形のトランクルームの中から、目的に合わせた正しいものを選べるように解説していきます。
トランクルームの種類とメリット・デメリット
トランクルームには大きく分けて屋内型・屋外型・宅配型の3つの種類があります。
その中から目的に合わせたトランクルームを選ぶためには、それらの違いを知る必要があります。
まずはそれぞれの特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。
屋内型トランクルームの特徴とメリット・デメリット
屋内型トランクルームはビルや倉庫など建物内に保管スペースを用意していることが最大の特徴です。
そのため、空調や換気設備が充実していて、デリケートな物品を保管するのに向いています。
それに加え、防犯カメラやオートロックなどセキュリティ対策を講じているトランクルームが多いのも印象的です。
また、他の種類のトランクルームと比較すると、アクセスのしやすい都市部で営業していることが多く、24時間出し入れ可能である場合がほとんどです。
しかし、その反面、広い保管スペースを確保するためには料金が高くなってしまいがちです。
・メリット
預け入れしやすいアクセスの良い場所にある
換気や空調、エレベーターやセキュリティ設備が充実している
・デメリット
広い保管スペースを確保するために料金が高くなりがち
屋外型トランクルームの特徴とメリット・デメリット
コンテナやバイクボックスに代表される屋外型トランクルームは、広いスペースを安い料金で確保できることが特徴です。
車を横付けできたり、台車を運び入れられるような広いスペースを用意していることが多いため、荷物の大きさや量を気にせず保管できるという点が便利です。
しかし、一方で空調や換気設備などを設置している屋外型のトランクルームはほとんど見られません。。
そのため、トランクルームの内部は夏は高温多湿、冬は低温乾燥と過酷な環境になってしまいます。
そんな屋外型のトランクルームには、外気に触れても変形や故障しないような丈夫な荷物を保管するのに向いています。
それと同時にオートロックなどのセキュリティ対策を講じているトランクルームはほぼないので、二重に施錠するなど、利用者自身での対策が必要になってきます。
また、他の種類のトランクルームと比較すると、郊外に設置されていることが多いものの、借りるスペースに対して料金が安く設定されていることが多いです。
・メリット
広い保管スペースを確保しやすい
バイクや自転車など大型の物品を保管することができる
・デメリット
郊外に設置されていることが多い
屋内型ほど設備が充実していないのでデリケートな荷物の保管が難しい
セキュリティ設備も限定的なので防犯面で不安が残る
宅配型トランクルームの特徴とメリット・デメリット
宅配型トランクルームは、預けたい荷物を段ボールに詰めて自宅から発送するだけで保管できる手軽さが最大の特徴です。
保管先は換気や空調設備が整っていることが多いので、デリケートな荷物の保管が可能です。
また、保管先の所在は依頼者にすら明示されないことが多く、セキュリティ面に対して多少の配慮があると言えます。
しかし、段ボールに収まるサイズしか保管できないことと、短期間で搬出する場合は追加費用が掛かってしまうのが難点です。
そのため、小さいサイズの荷物を保管したい場合、長期的に保管する場合に向きます。
・メリット
自宅から発送するたけで手軽に保管できる
換気や空調設備やセキュリティが充実しているのでデリケートな荷物も預けやすい
料金が安い
・デメリット
段ボールに入るサイズの荷物しか預けられない
短期間で搬出する場合、追加料金が必要になる
預けたい物品に合わせたトランクルームの選び方と注意点
3つの種類のトランクルームの特徴と、メリット・デメリットを見てきました。
それらのトランクルームの特性を把握したうえで、自分に合ったトランクルームを選ぶためにはどうすれば良いのでしょうか?
ここからは、トランクルームを選ぶときに検討しなければならないことを項目ごとに見ていきます。
預けたい荷物のサイズと量、種類を把握する
まずは預けたい荷物について、見ていきます。
荷物のサイズは段ボールに収まるかどうか、量はどのくらいあるかなどを調べることで、保管するために必要なスペースを導き出します。
たとえば、サーフボードやスノーボード、冬用タイヤ、自転車などは段ボールに収まるサイズではなく、広い保管スペースが必要なので、宅配型を除く2つのトランクルームから選ぶと良いでしょう。
さらに、デリケートな荷物(衣類・書籍・精密機器など)かどうかを見ます。
たとえば、コートやダウンジャケットのようなかさばる衣類などは屋外型を避け、量に応じ屋内型もしくは宅配型のトランクルームのどちらかを選ぶのが得策です。
荷物を預けたい期間と場所を考える
預け入れる荷物の詳細を掴むことができたら、どの程度の期間、預け入れる必要があるかを検討します。
屋内型および屋外型のトランクルームは月割り・日割り単位での料金設定となっているので、事前に預け入れたい期間を検討することで必要な料金の目安がわかります。
しかし、一方で宅配型のトランクルームは半年以上の預け入れで搬出費用の割引があるなど長期保管に有利だという特徴があります。
そのため、預け入れの期間が短期の場合や突発的に出し入れをおこなう必要がある場合などは比較的、自由に搬出入しやすい、屋内型もしくは屋外型のトランクルームを選ぶことをおすすめします。
反対に、数か月以上は必要にならない長期保管したい荷物は、宅配型トランクルームを選ぶことで料金を抑えることが可能です。
また、自宅からトランクルームまでの距離も重要な要素です。
頻繁に出し入れする場合は近くにあるトランクルームを選ぶようにしましょう。
料金を比較する
最後は料金についてです。
料金は預け入れる物品と預け入れたい期間の組み合わせによって最善のものを選ぶようにしましょう。
少量のかさばらない物品を長期間保管するのであれば宅配型トランクルームが最適です。
広いスペースが必要な大型荷物の場合は屋外型トランクルームに預けるべきです。
また、精密機器や頻繁に出し入れするものは屋内型トランクルーム向きと言えます。
トランクルーム選びで注意すること
トランクルーム選びにおいて注意するべきことは、それぞれのトランクルームの特徴に合わない荷物を預けてしまうことです。
たとえば、屋内型のトランクルームで大型の家具などを保管しようとすると必要なスペースを確保するために余計な料金が掛かってしまいます。
反対に、PCやテレビなどは広いスペースは必要ありませんが、精密機器なので温度差の激しい御屋外型トランクルームでは故障してしまう可能性があります。
また、衣類などデリケートな荷物も同様に繊維を傷めてしまいますので、屋外型を避けるほうが良いでしょう。
なお、トランクルームに預け入れできない物品がある点も注意が必要です。
一般的に塗料や火薬、アルコールなど発火性・揮発性の高い物品の保管はできません。
さらに現金や有価証券・貴金属などの貴重品も保管を禁じているところが多いのでご注意ください。
まとめ
トランクルームの種類や特徴について、解説してきました。
事前にそれぞれのトランクルームの特徴やメリットやデメリットを把握することは、適切なトランクルーム選びにとって、とても重要なことです。
それらの特徴やメリット・デメリット、預け入れたい荷物の詳細や期間とをうまく組み合わせることで、トランクルームを賢く利用しましょう。
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Writer この記事を書いた人
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