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新型コロナウイルス対策を考える!感染リスクを下げる洗濯方法とは

いえらぶコラム編集部

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いまだ世界各国で猛威をふるう新型コロナウイルス、日本では落ちつきつつあるものの、再び感染が広がるリスクは否定できません。

新型コロナウイルスが世界から完全に消えることは考えにくく、新型コロナウイルスとのつきあいは長くなりそうです。

新型コロナウイルス対策として、マスクの着用・うがい手洗いの徹底は当たり前ですが、衣類は何か対策していますか?

今回は、新型コロナウイルス対策に役立つ洗濯方法を確認してみましょう。

新型コロナウイルス対策を考えた洗濯方法~洗濯物の取り扱い編~


飛沫による新型コロナウイルスの感染リスクが高いことはよく知られており、人との距離を保つソーシャルディスタンス・マスクの着用・うがい手洗いが重要だということは間違いありません。

しかし、外気にさらされている衣類もまた、飛沫を受けている可能性があります。

念には念を入れて、不特定多数の人と接したあとや人の多い場所に行ったあと、見知らぬ人と濃厚接触したあとなどは、衣類をむやみに触らない、家に帰ったらすぐ着替えるなどの対策も新型コロナウイルスの感染リスクを下げるのに役立つでしょう。

脱いだ衣類は洗濯したあとの洗濯物と接触させないように気をつけ、汚れ物と洗濯したあとの洗濯物は別々のランドリーバッグを使うことをおすすめします。

また、脱いだ衣類を触る際にはビニール手袋を着用するか、脱いだ衣類に触れた手で他の場所を触らないように注意し、速やかに手洗いするようにしましょう。

目に見えない新型コロナウイルスは、もはやどこにあっても不思議ではないという考えで行動することが重要です。

新型コロナウイルス対策を考えた洗濯方法~洗濯編~


新型コロナウイルス対策を考えた洗濯方法として、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)によると、お湯で洗濯し、高温で乾燥させるよう推奨していますが、厚生労働省のホームページでは、一般的な家庭用洗剤を使って洗濯し、完全に乾かすとされています。

手洗いが普通の石鹸を使うことを考えると、通常の洗濯方法でよいと考えられます。

心配な場合は、お湯で洗濯するか、次亜塩素酸系の漂白剤を試すとよいでしょう。

次亜塩素酸は多くの雑菌やウイルスの消毒にも使われています。

ただ、次亜塩素酸系の漂白剤は、色落ちする、酸性と混ざると塩素ガスを発生するので、使用時には注意しなくてはいけません。

新型コロナウイルスの対策においても、洗濯方法自体は通常の洗濯方法でよさそうですが、洗濯する前の洗濯物を触る際にはビニール手袋を着用する、洗濯物に触れた手で他の場所を触らないように注意して、速やかに手洗いするよう心掛けましょう。

もう一点、新型コロナウイルスがついた洗濯物を振り回すと、空気中にウイルスをまき散らしてしまう可能性があるため、洗濯物は振り回してはいけません。

<感染した可能性がある家族がいる場合>

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)によると、感染した可能性がある家族がいる場合の洗濯方法も通常の洗濯方法でよいとされていますが、念のため感染の可能性がある家族の洗濯物だけ分けて洗濯したほうがよいという意見もあります。

感染した可能性がある家族は部屋を隔離していることを考えると、念のため洗濯物を分けたほうがよいでしょう。

感染した可能性がある家族の洗濯物は、本人が衣類を脱ぐ際にビニール袋などに入れてもらえば、他の家族の洗濯物と分けることができます。

この場合にも、ビニール手袋を着用する、洗濯物に触れた手で他の場所を触らないように注意して、速やかに手洗いするよう心掛けましょう。

<コインランドリーを使う場合の注意点>

コインランドリーは、不特定多数の人が利用します。

コインランドリーを使う場合には、スイッチ類を触ったあとは、すぐに手洗いするか、アルコールで消毒するなどの対策をしましょう。

洗濯したあとの洗濯物が他の場所に触れないようにすることも重要です。

また、密を避けるため、混雑している時間は避けましょう。

新型コロナウイルス対策を考えた洗濯方法~部屋干し方法編~


新型コロナウイルスの対策を考えた洗濯方法として、厚生労働省は洗濯方法については通常の洗濯方法でよいものの、完全に乾かすよう推奨しています。

洗濯物は完全に乾かしましょう。

青空の元、天日干しするのが理想ですが、仕事の都合などで外に干せない人も多いと思います。

この場合、部屋干しするしかないので、部屋干しでも乾きやすい乾かし方を確認してみましょう。

部屋干しで乾きやすい乾かし方を知れば、新型コロナウイルスの対策になるのはもちろん、嫌な生乾き臭も防げます。

<風の流れを考える>

洗濯物を早く乾かすには風の流れを考えなければいけません。

部屋の中で最も風の流れがいい場所は部屋の中央です。

部屋干し用のスタンドなどを使って部屋の中央に干すのが理想ですが、どうしても無理な場合は、扇風機やエアコンを使って風の流れを作りましょう。

また、洗濯物が風に当たる面積をなるべく広くし、密集させないほうが早く乾くので、幅が広いハンガーや角ピンチハンガーなどを使って洗濯物が風に当たる面積を広くし、風が流れやすいように洗濯物の間隔をあけて干してください。

洗濯物の下に新聞紙を敷くのも、湿気を取るのに一役買います。

<アイロンを活用する>

脱水したあとの洗濯物にスチームを使わずにアイロンをかけるのもおすすめです。

アイロンをかけて、ある程度洗濯物が乾いてから干せば、アイロンの熱による殺菌効果が期待できるのと同時に乾きが早くなります。

<部屋の換気も心掛ける>

部屋干しした部屋の湿度は高いので、換気できる時にはできるだけ換気を心掛けましょう。

換気は、新型コロナウイルスの対策においても重要です。

新型コロナウイルス対策を考えた洗濯方法~洗濯機のお掃除編~


洗濯をしてくれる洗濯機も定期的に掃除しましょう。

新型コロナウイルス対策に関わらず、洗濯機の中は意外と汚れているのです。

洗濯機の中は湿気もあり、温度も保たれており、雑菌やカビが繁殖しやすく、生乾き臭の原因にもなりかねません。

衛生面を考えると、定期的に洗濯機を掃除することが求められます。

洗濯機の中、つまり洗濯槽の掃除は、多くの雑菌やウイルスの消毒にも使われる次亜塩素酸系の洗剤で掃除しましょう。

<洗濯機を使う際のその他の注意点>

衣類をきれいに洗濯するための洗濯機なので、洗濯機自体も清潔に保ちたいものです。

洗濯機を清潔に保つには、洗濯機の掃除の他にも、いくつか注意点があります。

・洗濯機をランドリーバッグ代わりにしない

洗濯機に脱いだ衣類を入れ、洗濯機をランドリーバッグ代わりに使わないようにしましょう。

洗濯機の中の湿度が保たれ、雑菌が繁殖しやすいです。

・洗濯機を使っていない時はフタを開けておく

洗濯機のフタを閉めていると、洗濯機の湿度が高いままに保たれてしまいます。

洗濯機を使っていない時は、フタを開けて、洗濯機の中に湿気がこもらないようにしましょう。

部屋同様、洗濯機も換気が必要なのです。

まとめ

新型コロナウイルス対策には、ソーシャルディスタンス・マスクの着用・うがい手洗いが重要です。

ただ、常に外気にさらされている衣類もまた、新型コロナウイルスが付着している可能性があります。

洗濯時における注意点や洗濯物の部屋干し方法を守り、洗濯機の掃除を心掛けて、万全の対策を講じましょう。

目に見えない新型コロナウイルスは、もはやどこにあっても不思議ではないという考えで行動することが重要です。

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Writer この記事を書いた人

いえらぶコラム編集部
不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。
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