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- どっちでデビューする?コンタクト&メガネのメリットと選び方のコツ
目次
- ・モノが見える仕組みとは?なぜ見えづらくなるの?
- ・あなたの目の状態は?知っているようで知らない近視・遠視・乱視・老視の特徴
- ・あなたはコンタクト派?それともメガネ派?男女によって違う調査結果
- ・どちらが優れている?コンタクト&メガネのメリット・デメリット
- ・あなたはどっち?ライフスタイルでコンタクトかメガネを決めるのもあり
- ・全部同じじゃない!自分に合ったコンタクトの選び方
- ・痛みは?重さは?自分に合うメガネの選び方
- ・夏のコンタクト問題!そのままプールや海に入ってもいいの?
- ┗・衛生面や安全面を考えるとコンタクトは外したほうがいい
- ┗・泳いだり潜ったりしたいなら度が入ったゴーグルをつける
- ┗・どうしてもつけたい場合は1dayコンタクトにする
- ┗・泳がない人、潜らない人もコンタクトは控えたほうがいい
- ・秋・冬は乾燥対策!コンタクトの快適さをキープするコツ
- ・くもる!寒くなる秋・冬にありがちなメガネの問題と解消法
- ・寿命を延ばす!メガネの正しいたたみ方&しまい方
- ・いまいちしっくりこない…自分に似合うメガネの選び方
- ・まとめ
「目が悪くなったからコンタクトやメガネをしないと…」という人の中には、どちらにすればいいか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
また、すでにこれらで矯正を行っている人の中にも、「メガネからコンタクトに変えたい」「新しくメガネを新調したい」という人もいるはずです。
しかし、自分に合ったコンタクト選びやメガネ選びは意外と大変。まずは自分の目の状態をちゃんと理解し、その上で適したものを選びましょう。
今回は、コンタクトとメガネのメリット・デメリット、選び方のポイント、購入前のチェックポイントなどをご紹介します。
コンタクトやメガネが欲しい方、メガネからコンタクトに変えたい方、自分に似合うメガネの選び方を知りたいという方は、ぜひご一読ください。
モノが見える仕組みとは?なぜ見えづらくなるの?
人の目は、カメラのような構造をしています。
カメラで写真を撮るとき、レンズを前後に伸ばしてピントを合わせますが、人の目は水晶体が厚みを増すことで"無意識"のうちにピント調節をしています(この働きを「目の調節」という)。
目の調節によって網膜にピントが合うので、私たちはモノを見ることができるのです。
目の調節をしないで遠くを見たとき、網膜にきちんとピントが合う状態を「正視」というのですが、実は正視の人は少なく、大半の人は屈折異常という状態になっています。
屈折異常は網膜の前後でピントが合う状態のことで、例えば網膜より前でピントが合うと「近視」、網膜よりも後ろでピントが合うと「遠視」、光の方向によってピント位置が変わると「乱視」と判断されます。
近視や遠視、乱視などの状態になるとモノが見えづらくなるので、コンタクトやメガネなどで調整を行う必要が出てくるというわけです。
あなたの目の状態は?知っているようで知らない近視・遠視・乱視・老視の特徴
目が悪くなったなと思って眼科へ行くと、「近視(遠視)ですね」「ちょっと乱視が入っていますね」などと言われることがありますよね。
「なるほど~分かりました」と答えたものの、実はあまりよく分かっていないという方もいるのではないでしょうか。
コンタクトやメガネを作る前に、自分の目の状態をきちんと知っておくことが大切です。以下にて、近視、遠視、乱視、老視の特徴を確認してみましょう。
・遠くのモノが見えづらい"近視"
近視とは、網膜よりも前で焦点が合っている状態のこと。近くにあるモノははっきり見えますが、遠くのモノはぼやけて見えてしまいます。
遠くの人の顔がぼやけて誰だか分からない、黒板の字が見えづらいなどは近視であることが多いようです。
なお、近視は凹レンズのコンタクトやメガネを使って矯正します。
目の病気を合併しやすい病的近視や、近視以外の病気が隠れていることもあるので、気になる方は病院の受診しましょう。
参照:気をつけよう!子供の近視
・モノの距離を問わず見えづらい"遠視"
遠視とは、網膜の後ろで焦点が合っている状態のこと。「遠くのモノが良く見えるから遠視は目がいいんだ」と思う方もいますが、実際はモノの距離を問わず見えにくくなっています。
遠視の程度が軽いと水晶体による調節でピントを合わせることが可能なので、良く見える=目がいいと思ってしまうのです。
しかし、程度が重ければ視力は悪くなりますし、程度が軽くても常にピント調節が必要なため目が疲れやすくなってしまいます。
ひどい場合は慢性的な眼精疲労を引き起こす他、乳幼児の場合は内斜視を引き起こすこともあるので注意が必要です。
なお、遠視は凸レンズのコンタクトやメガネを使って矯正します。
・ピントが合わずモノが二重に見える"乱視"
目に入る光の方向によってピントの合う位置が変わるため、モノが二重に見えたり、ぼやけて見えたりします。
実は、乱視がない人はほぼいないと言われており、軽度のものを含めると多くの人が乱視だそうです。近視性乱視、遠視性乱視など、合併していることが多いとされています。
なお、乱視は円柱レンズのコンタクトやメガネを使って矯正します。
参照:乱視とは
・加齢によって手元のものが見えづらくなる"老視(老眼)"
加齢によって目のピント調節機能が衰えると、手元のものが見えづらくなります。
前述したように、私たちの目は水晶体の厚みを変化させることでピントを調節しています。しかし年を重ねるごとに水晶体は硬くなり、調節力が低下するのでピントが合わなくなるのです。
このことから、近視や遠視、乱視は屈折異常に分類されますが、老視は調節異常に分類されます。
目の状態は様々なので、まずは眼科で調べてもらいましょう。視力低下をそのまま放置すると、さらに見えづらくなってしまいます。
ピント調節機能を使いすぎて疲れ目が慢性化すると頭痛や肩こりが起きることもあるため、できるだけ早く眼科を受診することが大切です。
参照:遠視・老眼とは
あなたはコンタクト派?それともメガネ派?男女によって違う調査結果
コンタクトとメガネについて、どちらがいいのかという論争がたびたび起こりがちですよね。
日用品流通の情報を扱う株式会社プラネットが行った「コンタクトとメガネの使用」に関する調査によると、男性は「メガネのみ使用(完全なるメガネ派)」が69.5%だったのに対し、女性は51.3%となっています。
参考:株式会社プラネット「男性は"メガネ派"、女性はコンタクトと使い分ける"併用派" 」
以下、調査結果から男性と女性のコンタクト・メガネに関する捉え方をまとめてみました。
・男性よりも女性のほうがコンタクトとメガネを使い分けている
男性の場合、「常にメガネをかけている」「必要なときだけメガネをかけている」というメガネ派が69.5%、「コンタクトとメガネを使い分けている」という人が8.4%、「コンタクトのみ」が1.3%でした。
一方、女性はメガネ派が51.3%、使い分けている人が20.8%、コンタクトのみが4%となっています。
男性よりも女性のほうがコンタクトとメガネを使い分けている傾向にあるようで、例えば「外出時はコンタクトだけど家ではメガネ」「授業中のみメガネ」という人もいるようです。
・メガネを選ぶ理由は「目にレンズを入れることに抵抗があるから」が1位
コンタクトではなくメガネを選ぶ理由について、男女ともに「目の中にレンズを入れることに抵抗がある」と回答した人が多いようです(男性41.3%、女性35.3%)。
男性のほうが、コンタクトを入れることに抵抗がある人が多いみたいですね。
この他、「洗浄などのメンテナンスが楽だから」「かけ慣れているから」と答えた人も一定数いたようです。
どちらが優れている?コンタクト&メガネのメリット・デメリット
コンタクトかメガネかを選ぶ際は、双方のメリット・デメリットを理解した上でいいと思うものを選びましょう。
<コンタクトのメリット>
・フレームやレンズが気にならない
・裸眼のようなフィット感
・破損の危険が少なく運動時も気にならない
・メガネのように置き忘れる心配がない
<コンタクトのデメリット>
・装着するのが面倒
・慣れるまで目の異物感と格闘
・毎日のケアが大変
・目が乾く
<メガネのメリット>
・着脱が楽
・お手入れ、保管が楽
・目の状態に関係なくいつでもかけられる
・長時間の着用にも耐えられる
<メガネのデメリット>
・フレームやレンズが気になる
・運動や食事の際にくもることがある
・衝撃に弱い
・たまに迷子になる
あなたはどっち?ライフスタイルでコンタクトかメガネを決めるのもあり
コンタクトとメガネの特徴を踏まえ、自分の好みを加味した上で選ぶことも大切ですが、以下のようにライフスタイルに適したものを選ぶというのも一つの方法です。
・運動に適しているのはコンタクト
コンタクトは激しい運動をしても外れにくいという特徴があります。
また、メガネのようにフレームによって視野が狭くなったり、衝撃で壊れたりする心配がないので、運動をする人にはコンタクトがおすすめです。
・お手入れや着脱が簡単なのはメガネ
コンタクトとは違い、メガネに特別なケアは必要ありません。
専用のメガネ拭きで汚れや指紋を拭き取るだけでいいですし、着脱も楽です。旅行やお泊りなどで便利なのはメガネと言えるでしょう。
・裸眼との印象を大きく変えたくないならコンタクト
メガネをかけると見た目の印象や雰囲気が変わりますが、コンタクトは裸眼のときと印象が変わることがありません。
印象を変えたくないならコンタクトを選ぶほうがいいでしょう。
・夜更かしに向いているのはメガネ
コンタクトは装着時間が決められており、もしも守らなければ目への負担が大きくなります。
一方、メガネは装着の制限がなく、また目が疲れたと感じてもすぐに外すことができるので夜更かしする人には向いています。
仮にメガネを着けたまま寝てしまっても、眼球が傷つくことはないので安心です。
全部同じじゃない!自分に合ったコンタクトの選び方
コンタクトと言っても、継続使用期間や材質などがタイプによって異なります。以下のポイントをチェックした上で、自分に適したものを選んでみてください。
・酸素透過率が十分か
目も呼吸をしているので、酸素を遮断しないコンタクトを選びましょう。酸素透過率はコンタクトによって異なるので、眼科医と相談しながら適切なものを選ぶことが大切です。
・継続使用期間はどれくらいか
コンタクトによって継続使用期間は違うため、自分の生活スタイルなど考慮して選びましょう。
例えば、1日で使い捨てる1dayタイプのコンタクトは洗浄液などでケアする必要がないので管理が楽ですが、その分価格が高くなりがちです。
対して、2weekや1monthのように週・月単位で使用するコンタクトは、専用の洗浄液でこすり洗いなどのケアをした後にケースで保管します。管理は手間ですが、その分価格を抑えることが可能です。
・ハードタイプかソフトタイプか
コンタクトには、ハードタイプとソフトタイプがあります。
ハードタイプは慣れるまで異物感がありますが、視力と乱視の矯正力に優れており酸素透過率も高めです。
一方、ソフトタイプは目に自然にフィットするので異物感が少なく、激しい運動をしても外れにくいという特徴があります。
痛みは?重さは?自分に合うメガネの選び方
自分に合わないメガネを使うと、かけ心地が悪く、違和感が出てしまいます。ひどい場合だと疲れや頭痛も出てしまうので、以下のポイントを留意した上で自分に合ったメガネを探しましょう。
・メガネをかけたときに痛みがないか
メガネをかけたときに耳や鼻などに痛み、違和感がある場合、そのメガネは自分に合っていないと判断できます。
フレームが皮膚に触れたり、テンプル※が触れた部分が擦れて痛くなったりするとストレスになるので、メガネ屋さんで調節してもらいましょう。
※メガネのフレームの部位。フロントからコメカミを通り耳にかける部分のこと。つる、アームとも言う。
・フレームの種類がマッチしているか
メガネのフレームにはプラスチックや金属系、天然素材など様々なものがあります。種類によって重さやかけ心地が違うので、細かくチェックすることが大切です。
なお、近年では軽量化のために金属やネジを使わないタイプのフレームも作られています。
・度数がしっかりと合っているか
メガネの度数や乱視の有無など、あらゆる面で自分の目の状態に適しているかを確認してください。
また一日中かけるのか、車の運転中や読書、授業中のみかけるのかなど、使用シーンに合わせて細かく調節することが重要です。
夏のコンタクト問題!そのままプールや海に入ってもいいの?
夏と言えばプールや海でのレジャー!「見えないからコンタクトはつけていくよ」という人もいるでしょうが、そもそもプールや海にコンタクトをつけていくのは"あり"なのでしょうか。
・衛生面や安全面を考えるとコンタクトは外したほうがいい
プールや海には、たくさんの菌や不純物が混ざっています。
それらがコンタクトに付着する可能性はとても高いですし、汚れたコンタクトをつけ続けると目の病気になることもあるので、衛生面を考えると外したほうがいいでしょう。
また、安全面からもコンタクトの使用は控えたほうが賢明です。
例えば、飛び込みなどによって目に負担がかかると角膜炎になるおそれがありますし、仮に気をつけていても人とぶつかった衝撃で目が傷つくこともあります。
この他、コンタクトが外れてしまい突然視界が不鮮明になるとパニックを起こすこともあるので、予期せぬ事故から目を守るためにもプールや海では外したほうがいいでしょう。
・泳いだり潜ったりしたいなら度が入ったゴーグルをつける
衛生的かつ安全に配慮して泳ぐなら、度が入ったゴーグルがぴったりです。
泳ぐときに使用するだけなので、必ずしも自分の視力にぴったり合う度数である必要はありません。少し弱めでも大丈夫です。
オンラインで簡単に購入できるので、ぜひ一つは持っておくといいでしょう。
・どうしてもつけたい場合は1dayコンタクトにする
「泳いでいないときにゴーグルをつけるのは変だけど、外すと見えないからやっぱりコンタクトをつけたい」という人もいるでしょう。
あまりおすすめはできませんが、どうしてもつけたいという場合は1dayコンタクトを使用してください。
プールや海や遊んだ後すぐに外して捨てられるので、衛生面の懸念はある程度軽減できるでしょう。
ただし、泳いでいるときに外れたり、衝撃によって目に負担がかかったりするリスクは避けられないので、その点を理解した上で使用することが大切です。
・泳がない人、潜らない人もコンタクトは控えたほうがいい
プールに入らないから、泳いでも顔を水につけないから、とコンタクトをつけようと思う人もいるかもしれません。
しかし、いくら顔をつけないからと言っても目に水が入る可能性はゼロではありません。
そのため、プールや海に行く際は上記の対策を行うほうが望ましいと言えるのです。
秋・冬は乾燥対策!コンタクトの快適さをキープするコツ
秋・冬は空気が乾燥します。とくに、雨や雪が少ない地域では湿度が低いので空気の乾燥が顕著です。
また、風が強い日がある他、室内でもエアコン(暖房)で空気が乾燥し、肌はもちろん目も乾きやすくなるため、コンタクトをつける人はより対策を行う必要があると言えます。
そのため、以下のポイントを参考に対策を行いましょう。
・室内では加湿器をつける
空気の乾燥を和らげるために、加湿器をつけましょう。
目の乾きを軽減できるだけでなく、肌や喉の乾燥にも役立ちます。風邪予防にも効果的ですよ。
・ゆっくりとまばたきをする
「乾燥が気になる」「コンタクトが目に張り付く感じがする」というときは、ゆっくりとまばたきをしてください。こまめに行うことがポイントです。
それでも目の乾きが気になるときは、目薬を点眼しましょう。
・屋外でのスポーツ時はゴーグルやサングラスをする
屋外でスポーツをする際は、ゴーグルやサングラスをかけましょう。風が目に直接あたるのを防げるので、目の乾燥を和らげることができます。
・コンタクトが凍らないように注意する
コンタクトは室温保管でも問題ありませんが(高温多湿を避けて涼しい場所で保管)、水や水道管が凍るほど寒い地域は注意が必要です。
仮に玄関や浴室、外気に触れる場所などに置き忘れた場合、容器に入った液やコンタクトが凍ってしまうことがあります。
解凍すれば使えると思う人もいるかもしれませんが、コンタクトは凍ると強度が下がるので危険です。
そのため、寒い場所で保管しないように注意しましょう。
・手指をぬるま湯で温める
指先が冷えるとコンタクトの容器を開封しづらくなる他、コンタクトをつけたり外したりする際もぎこちなくなってしまいます。
コンタクトを触る前はぬるま湯で手指を温め、タオルなどで水気をしっかりと拭き取ってから行いましょう。
くもる!寒くなる秋・冬にありがちなメガネの問題と解消法
鍋やラーメンなどの温かいものを食べたとき、マスクをつけたとき、冬の満員電車やバスに乗ったとき、寒い外から暖かい室内に入ったときなど、メガネはくもってしまいがち。
寒い時期の洗礼とも言えるべきこの問題に直面したとき、「恥ずかしい」「メガネは面倒」だと思う人もいるでしょう。
しかし、以下の対策を行えば多少なりとも悩みを解消できるので、ぜひ試してみてください。
・マスクを折り曲げるかティッシュを添える
マスクをしているとき、自分の息でメガネがくもってしまうことがありますよね。
しかし、マスクの上部を内側に折り曲げたり、マスクの内側に四つ折りにしたティッシュを添えたりするだけでメガネのくもりを軽減できます。
見栄え的にも違和感がないので、気軽に試しやすいと言えるでしょう。
・メガネ専用のくもり止めを使う
メガネのレンズや環境によって異なりますが、メガネ専用のくもり止めを使えば1~3日ほどメガネがくもりにくくなります。
メガネを拭くクロスタイプや、レンズに塗り伸ばして使うジェルタイプなどがあるので、お好みのものを探してみてくださいね。
ちなみにメガネがくもるのは、目に見えない水蒸気が微粒子の水滴になりレンズの表面に付着するから(結露がつく=くもる)。
レンズが汚れていると水滴が付着しやすくなるので、ホコリや皮脂汚れなどを落とし、常にきれいさを保つことが大切ですよ。
寿命を延ばす!メガネの正しいたたみ方&しまい方
完全メガネ派の人も、コンタクトと併用している人も、メガネの扱いには注意が必要です。
以下でご紹介するメガネの正しいたたみ方・しまい方を覚えて、愛用のメガネを少しでも長く使い続けてくださいね。
・メガネの正しいたたみ方
メガネをたたむ際は、左側のテンプルを先にたたみ、次に右のテンプルをたたみます(顔から外したときの自分視点)。
メガネのテンプルは左からたたむように作られているので、間違えないように注意しましょう。
なお、メガネをたたむ際にテンプルを持つ人が多いですが、メガネのリム※を支えながらたたむと蝶番が傷みにくくなります。
※レンズを囲む部分のこと。「フルリム(レンズの周り全部)」「ハーフリム(レンズの上半分だけ)」「ツーポイント(ブリッジとテンプル部分の2点だけ)」「アンダーリム(レンズの下半分だけ)」というように、レンズを囲む場所によって種類が異なる。
・メガネの正しいしまい方
メガネをケースにしまう際、レンズを上向きに入れている人も多いでしょう。
上向きでも問題はないのですが、最近のメガネはほとんどがプラスチックレンズなので、ケースの上部に擦れるとレンズが傷つくおそれがあります。
そのため、メガネケースの上部内側に保護用の布が張られていない場合は、レンズを保護するために下向きにしまいましょう。
なお、上向きじゃないとメガネが入らないという場合は、メガネ拭きでレンズを保護すればOK!チェーンつきのメガネも、同じようにレンズを保護しながらしまうと安心ですね。
いまいちしっくりこない…自分に似合うメガネの選び方
メガネをつけた際、「思っていたのと違う」「もっと似合うメガネが欲しい」と思う人もいるかもしれません。
自分に似合うメガネを選ぶ際は、以下のポイントを留意することが大切です。
・フレームサイズは眉から顎までの1/3が目安
メガネのフレームのサイズは、眉から顎までの3分の1を目安に選びましょう。メガネのリムラインは、眉のラインと似たものを選ぶと自然に顔になじみます。
・レンズの中央に黒目がくるのがベスト
レンズの真ん中に黒目がきていると、メガネをかけた際に自然な印象に仕上がります。
黒目の位置が上だと頼りなく見えますし、逆に下すぎると違和感が出ます。また黒目の位置が外側だと離れ目に見える他、内側だとより目っぽく見えてしまうことも…。
ブリッジ幅が合っているか、鼻パットを入れてみたらどうかなどを確認しながら、黒目がレンズの中央にくるメガネを選びましょう。
・フレームの横幅は顔の横幅の最も広い部分に合わせる
メガネのフレームの横幅は、顔の横幅の一番広いところに合わせましょう。そうすることで、メガネをかけた際のバランスがよくなります。
フレームの横幅はメガネのテンプル部分に記載されていますが、分からないときは店員さんに聞いてみてくださいね。
・フェイスラインに合うフレームのメガネを選ぶ
フェイスラインに合うフレームのメガネを選ぶというのも一つの手です。
<丸顔タイプ>
角のあるスクエアタイプがおすすめ。丸顔にシャープさが出て、フェイスラインがすっきり見えます。また、ハーフリムやツーポイントは顔の縦の長さを強調するのでおすすめと言えるでしょう。
<三角顔タイプ>
やさしい印象を与える、細身のオーバルタイプがぴったりです。また、丸みがあってメガネの主張が弱いもの(ツーポイント、メタル素材のボストンタイプ)も、顔のシャープさを和らげてくれます。
<四角顔タイプ>
直線的なフェイスラインを和らげる、存在感のあるオーバルタイプがおすすめです。
とはいえ、比較的どんな形のフレームも似合うのが四角顔タイプ。フェイスラインを強調する角ばったフレーム以外なら、違和感なくフィットするはずです。
<面長タイプ>
天地幅のあるウェリントンタイプやボストンタイプ、スクエアタイプのメガネなら、縦長の印象をカバーすることが可能です。
天地幅が広めのメガネは基本的におすすめですが、天地幅が狭いものを選ぶ際はアンダーリムがあるものを選びましょう。
メガネの種類は様々なので、かけながらしっくりくるものを探してみてください。
かけたところを第三者に見てもらい、感想をもらうのも自分に似合うメガネを探す上では大切です。ぜひ家族や友人、恋人、店員さんなどの意見を聞いてみてくださいね。
まとめ
コンタクトとメガネには、それぞれにメリットがあります。
状況に応じて使い分けるといったように、ライフスタイルに合わせて自分に合うものを探してみてください。
これからコンタクトかメガネを作ろうと思っている人はもちろん、メガネからコンタクトにしよう、コンタクトとメガネを併用したいとお考えの人も、ぜひ上記を参考にしてみてくださいね。
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