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憧れの街で深呼吸…映画や小説の舞台になった街やスポット8選

辻村 美咲

聖蹟桜ヶ丘

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漫画や小説、映画の舞台になった街は数えきれないほど。

「いつか訪れてみたい」「主人公たちのように生活してみたい」と思ったことがある方もいるでしょう。

「空なんて見えないほどのビルが立ち並ぶ都会」

「手が届きそうなほど空と雲が近い街」

「幻想的な森と野生動物が息づく片田舎」

「青くて深い海に囲まれた島」

確固たる目的はなくても、「好きだ」「行ってみたい」「実際に自分の目で見てみたい」という気持ちがあれば、一歩踏み出してみても良いのかもしれません。

今回は、様々な作品の舞台になった街やスポットをご紹介します。

【一瞬の風になれ】神奈川県足柄市 丹沢湖

丹沢湖

2007年本屋大賞、第28回吉川英治文学賞を受賞した小説「一瞬の風になれ」。

ひたすらに部活に励む高校生たちの青春を描いた本作は、自分自身の学生時代を思い出させてくれる良作です。

そんな本作で描かれた駅伝大会の舞台となったのが、神奈川県足柄市にある「丹沢湖」。

季節を素直に表現する自然豊かな場所は、アウトドア好きにはたまりません。

【君の膵臓をたべたい】京都市伏見区 伏見であい橋

2015年に発行され、累計部数260万部を突破したベストセラー小説「君の膵臓をたべたい」。

漫画やアニメ、映画にもなり、空前の"キミスイ"ブームを引き起こしました。

映画のポスターに使われた他、作中の登下校のシーンにも何度も登場する橋は、京都・伏見を流れる濠川に掛かる「伏見であい橋」。

春には満開の桜が、秋には色づく紅葉が楽しめます。

観光はもちろん、実際に住んでこの橋を歩いてみるのも素敵ですね。

この他、滋賀県や福岡県などでもロケが行われたそうですよ。

【小さな恋のうた】沖縄県北中城・宜野湾・北谷・嘉手納

沖縄嘉手納基地がある風景

大人気ヒットソングをもとに制作され、2019年に公開された映画「小さな恋のうた」。

アメリカ基地があり、フェンス(国境)が張り巡らされた小さな島・沖縄が舞台となった本作は、バンド活動に励む高校生が、悲しい出来事を経験しながらも、仲間とともに音楽を通じて成長していく姿を描いています。

主人公たちが通う高校の舞台となった「北中城高校」をはじめ、宜野湾市、北谷町、嘉手納町と、沖縄県中部を中心に様々な場所でロケが行われました。

自然とたわむれ酒を飲む。そんな沖縄の楽しみ方も素敵ですが、画面越しに優しく映る沖縄の景色を探してみるのもまた一興です。

【フラガール】福島県いわき市 スパリゾートハワイアンズ

第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した映画「フラガール」。

昭和40年の福島県いわき市を舞台に、町おこしとして立ち上げた常磐ハワイアンセンターの誕生から成功までの実話を描いています。

炭鉱で働く人々の職場を失う苦悩と、輝く未来があると信じてフラダンスを学ぶ娘たちの姿に胸を打たれる方も多いはず。

常磐ハワイアンセンターは、現在は「スパリゾートハワイアンズ」と名称を変えましたが、今も変わらず街のシンボルとして人々の暮らしに寄り添っています。

【一週間フレンズ】東京都多摩市聖蹟桜ヶ丘

聖蹟桜ヶ丘

一週間で記憶が消えてしまう女子高生と、その子と仲良くなりたくて賢明に頑張る男子高校生の出会いと交流、友情、恋を描いた「一週間フレンズ」。

原作は漫画ですが、アニメ化や映画化、舞台化もされて話題になりました。

本作の舞台は、東京多摩市桜ケ丘です。実際にある施設などが出てくるので、聖地巡礼をするファンも多いのだそうです。

主人公たちが歩いた道が通勤路や通学路になったら…と思うとワクワクしますね。

ちなみに、聖蹟桜ヶ丘はジブリの名作「耳をすませば」の舞台にもなった街ですよ。気になる方は調べてみてくださいね。

【坂道のアポロン】長崎県佐世保市

佐世保市九十九島

長崎県佐世保市を舞台に、高校生の青春と淡い恋を描いた漫画「坂道のアポロン」。

父親の仕事の都合で、横須賀から長崎県佐世保市に移り住んだ男子高校生・西見薫が、同じクラスの川渕千太郎との出会いをきっかけに、音楽や恋に翻弄されていく青春ストーリーを描きます。

教会や展望台、海水浴場、神社など、本作に登場する様々なスポットは佐世保市の至るところにあるので、作品の世界観を余すところなく感じられますよ。

【CMソング 海の声】静岡県下田市 吉佐美大浜海水浴場

CMソングとして話題になった「海の声」。三味線で音楽を奏でながら、波辺で歌い上げる浦島太郎の姿が印象的でした。

そんなMVのロケ地となったのが、静岡県下田市にある「吉佐美大浜海水浴場」です。

晴れた日には澄んだ海と、水面が光るキラキラとした光景を目にできます。

都内からもドライブで行ける距離なので、お休みの日はぜひ恋に一途な浦島太郎の面影を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。

【探偵はBARにいる】北海道札幌市 すすきの

夜のすすきの交差点

推理小説「ススキノ探偵シリーズ」をもとに作られた映画「探偵はBARにいる」。

札幌市「すすきの」のバーに出入りする2人の探偵が、事件に巻き込まれながら真相を解明していくというストーリーです。

実は、札幌市には探偵が根城にするバー「ケラーオオハタ」のマスター役をしていた俳優さんがマスターをされているお店があります。

カクテルを作ってもらえば、まるで探偵になったかのような気分を味わえるかもしれませんね。

ほかにも、探偵と助手が仲良くラーメンを食べたお店や、第2作目の舞台となったシンガポールレストランもあるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

小説や映画、漫画など、様々な作品の舞台となった街、スポットは意外と多いもの。

あなたの好きな作品も、どこかの街を舞台にした作品かもしれません。

観光で訪れるのはもちろん、実際に住んでみるのも素敵です。

大好きな作品を思い出しながら、舞台となった街を散策してみてはいかがでしょうか。

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Writer この記事を書いた人

辻村 美咲
結婚・出産を機に、広報担当の会社員からフリーのライターに転身。最近の楽しみは、娘と一緒に通っている英会話教室。日本語だけではなく、いつか外国語でも情報を発信したい。美容、健康、観光など、いろいろなジャンルの記事を執筆しています。
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