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クラウドファンディングとは

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近年、よく耳にするようになった「クラウドファンディング」。

全く知らない方や、「興味はあるけどよく知らないなぁ」という方のために、クラウドファンディングの仕組みや歴史について調べてみました!

クラウドファンディングのタイプや注意点もあわせて、出資者目線でご紹介しますので、最後までご覧ください。


クラウドファンディングの仕組みと歴史

クラウドファンディングとは、英語で「crowd funding」と表記します。

・crowd:群衆や大勢、たくさんの人やグループ

・funding:資金

つまり、直訳すると「大勢の資金」という意味になります。

不特定多数の人から資金を募り、何かしらのプロジェクトを実現するというイメージで浸透していますよね。

今では多くのサイトでプロジェクトが発表され、その出資者を募るという形が定番となっています。

各サイトでは、プロジェクトの立案者と出資者の両方で、登録することができますよ。

インターネットの普及が一層推進した、2000年代。

このころになると、様々なサイトが続々と解説され、その中にはクラウドファンディングのサイトも出現してきました。

アメリカではKickstarterやIndiegogoといった、クラウドファンディングによる資金調達を行う手段を提供する企業も台頭しています。

日本では、プロジェクトの掲載数国内ナンバーワンのCAMPFIREや、医療・福祉のような社会貢献プロジェクトが主流のReadyforが有名ですね。

クラウドファンディングは、大きく5つのタイプに分けることが可能です。

そのプロジェクトによって、寄付型、投資型、融資型、購入型、株式投資型の5つに分類できますので、以下で紹介します!

クラウドファンディングのタイプ:寄付型

寄付型は、クラウドファンディング版の募金と思っていただければ、イメージしやすいと思います。

出資者に返ってくる収益や、商品はありません。

しかし、震災復興や環境保全・医療機器の開発といったプロジェクトが多く、社会貢献したい方向けのクラウドファンディングです。

また、プロジェクトによっては集まった資金の使い道・運用方法について、詳細を公開してくれますよ。

自分の預けたお金が、どのように社会に貢献したか分かると嬉しいですね。

クラウドファンディングのタイプ:投資型


プロジェクトが運用され、発生した利益を、出資者にリターンするというのが投資型のクラウドファンディングです。

ソーシャルレンディングとも呼ばれ、2015年には政府による規制が緩和されたので、投資家の間でも注目されていますよ。

FXや株式よりも利回りが良いプロジェクトが多く、不動産やIoTなど様々なジャンルがあります。

クラウドファンディングのタイプ:融資型

融資型は、貸付型とも呼ばれ、少し複雑です。

ここでは、企業・クラウドファンディング運営者・出資者の3者が登場します。

企業はクラウドファンディングのサイトに登録し、融資を募ります。

そして、集まった資金を基に融資を受け、金利分を含めてクラウドファンディングの運営者に返済していくのです。

また、出資者は投資元本に加え、利率からクラウドファンディング運営者の手数料を引いた金額が、利回りとして分配されます。

こちらも投資型と同じく、利回りの良さから注目が集まっているんです。

クラウドファンディングのタイプ:購入型

一番出資者が集まりやすいと言われているのが、購入型クラウドファンディングです。

購入型とは、出資者に対し特典を送るタイプとなっています。

その特典とはモノであったり、何かしらの権利、サービスなど様々ですよ。

テレビドラマにもなっている、映画「この世界の片隅に」では、本編のエンドロールに出資者の名前をクレジットしたり、監督を囲む会への参加が出来たりと、目標額をわずか8日で達成する大人気プロジェクトとなりました。

クラウドファンディングのタイプ:株式投資型

株式投資型は、クラウドファンディングを通して、まだ上場していない企業への株式投資ができるというものです。

若く上場前のベンチャー企業を初期から応援できるうえに、将来的には売却益が見込めます。

また、ベンチャー企業への株式投資・売却については、エンジェル税制という税優遇制度がありますよ。

クラウドファンディングの注意点


基本的には何かしらのリターンがあるクラウドファンディングですが、出資したプロジェクトが頓挫したり、そもそも詐欺である可能性も。

また、一定金額が集まるまでは、プロジェクトが開始されない可能性もあります。

プロジェクトが実現可能なものか、信頼できるかどうかを見定めたうえで、出資するようにしましょう。

さらに、似たようなプロジェクトがある可能性もありますので、気に入ったからといってすぐに出資するのはオススメできません。

まとめ

クラウドファンディングの仕組みや歴史、注意点についてご紹介しました。

少し難しそうに思えるかもしれませんが、自分の出資したプロジェクトが達成されると、自分も参加したという特別な気持ちが味わえます!

限定アイテムのような、出資者だけが手に入れられるものもありますので、色々なプロジェクトを見てみると楽しいですよ。

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