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- 暑い夏こそ北の大地へ!北海道の観光スポットをエリア別にご紹介
目次
梅雨が明けて夏休みに入り、いよいよ夏本番の季節が始まりましたね。
夏と言えば海やビーチなど、南国の定番リゾートを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実は北の大地、北海道にも夏を思いっきり楽しめる観光スポットが充実しているんです!
北海道ならではの広大な山や湖、丘などを楽しめる自然スポットがたくさんあり、夏でも気温が高くなりづらいため、快適に自然を楽しむことができますよ。
この記事では、夏でも涼しく快適に楽しめる北海道の自然スポットを、エリアごとにご紹介いたします。
旅行先を検討中の方だけでなく、涼しい土地への移住をお考えの方にも参考になる内容ですので、是非ご覧ください。
道央エリアの自然観光スポットは?
「道央」とは、札幌や石狩、小樽やニセコなどを含む北海道の中心的なエリアのことです。
広大な北海道のなかでも札幌や新千歳空港から近いこのエリアには、旅行者に人気の自然観光スポットが集まっています。
①羊蹄山
道央エリアのシンボル、北海道の大自然を象徴するスポットともいえるのが「羊蹄山」です。
富士山を思わせる左右対称の形から「蝦夷富士」と呼ばれることもあり、周辺エリアのどこからでも眺められるその壮大な姿は、多くの人々の心を奪ってきました。
周辺には羊蹄山が見えるスポットや宿泊施設が多くありますが、6月からは登山も解禁されるので、大自然をその身に感じながらの観光もできますよ。
②洞爺湖
大地に広がるカルデラ湖に木々に覆われた島が浮かぶ「洞爺湖」は、まるで絵のように美しい景観を誇る北海道屈指の観光スポットです。
透明度の高い湖のうえではSUPやカヌー、カヤックを楽しめるほか、船で行ける浮島では湖を眺めながら、森林浴を楽しみながらウォーキングをすることもできます。
湖畔にはたくさんの宿泊施設や温泉があり、洞爺湖の絶景を望みながら夏の北海道ステイを満喫できますよ。
③神威岬
小樽から車で約1時間半、積丹半島の先端にある「神威岬」は、北海道では珍しい海が見える観光スポットです。
北海道の厳しい海に囲まれた岬には今もそのままの自然が残り、周囲には透明度の高いコバルトブルーの海が広がっています。
岬のうえに整備された遊歩道は先端まで行くと往復で約40分かかるほど長く、大自然の景色や風を長い間感じることができますよ。
道南エリアの自然観光スポットは?
本州にも近く、便利な施設が集まり観光地としても有名な函館がある「道南」エリア。
日帰りで手軽に行ける自然が多く、アウトドア初心者でも気軽に満喫できる自然がいっぱいです。
①大沼国定公園
「大沼国定公園」は、大沼、小沼、そして蓴菜沼(じゅんさいぬま)の3つの沼からなる森林公園です。
綺麗に整備された公園内から眺める光景は、広々とした沼とその背景にそびえ立つ北海道駒ヶ岳の雄々しさのコントラストがまさに風光明媚。
園内にはレストランやカフェもあり、自然を満喫しながら食事も楽しめるのが嬉しいですね。
②恵山
函館の東側、津軽海峡を望む海沿いにそびえ立つ山が「恵山(えさん)」です。
今も噴気を上げる標高約600mの活火山ですが、標高約300mの地点までは車で行くことができ、そこからは活火山の荒々しい自然を眺めながらトレイルを楽しめます。
また、それほど高くない山ですが、2000m級の山でしか見られないような高山植物も生息しているので、粗削りな火山の景色と緑豊かな植物のコントラストも観察できますよ。
③きじひき高原パノラマ展望台
北斗市の北西にある「きじひき高原パノラマ展望台」からは、裏夜景と呼ばれる函館市街の夜景や、大沼国定公園や北海道駒ヶ岳の絶景を眺めることができます。
反対側に広がる北海道らしい広々とした高原には馬が放牧されており、のんびりとしたまさに牧歌的な雰囲気も味わえます。
晴れた日には羊蹄山や青森県の下北半島も見ることができますよ。
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道北エリアの自然観光スポットは?
「道北」エリアは、富良野市から美瑛町、北海道第2の都市の旭川市や、最北端の稚内市などを含む、かなり広大なエリアです。
市街地から離れた北海道を代表する自然も多く、大地の広さを実感したいという方におすすめな観光スポットがたくさんあります。
①青い池
美瑛町の言わずと知れた絶景スポット「青い池」は、ビエイブルーとも呼ばれる青い水のなかに立ち枯れたカラマツの木が残る風景がなんとも幻想的。
夜にライトアップされた姿や、冬の白銀の世界に浮かぶ光景も非日常的で、季節や時間を変えて何度でも訪れたくなるような場所です。
ちなみに、この池ができたのは偶然で、池が青く光ってみえるのは美瑛川から入ってくる水が温泉成分を含んでいるからだそう。
②美瑛の丘
丘のまちとも呼ばれる美瑛町の代名詞は、なんといっても大小さまざまな丘からなる「美瑛の丘」。
「ぜるぶの丘」や「四季彩の丘」、「かんのファーム」などからなる丘の光景は、6月頃になると色とりどりの花で彩られたカラフルな顔を見せます。
冬には雪に覆われ、白い布が何層にも重ねられたかのような光景は、他の場所では見ることのできない絶景です。
③サロベツ原野
稚内市のほど近く、利尻礼文サロベツ国立公園にある「サロベツ原野」は、1万年ほど前に海と繋がる湖だった場所に泥炭が積み重なり、長い年月をかけて湿原となった場所です。
ラムサール条約に登録されており、広い空と地平線が広がる、日本のどこでも見られないありのままの自然の姿を観察できます。
湿原内には厳しい環境に適応したさまざまな花が咲き、季節ごとにオオヒシクイをはじめとする渡り鳥たちが休息のために訪れます。
道東エリアの自然観光スポットは?
網走、帯広、釧路、根室などの地域を含むのが「道東」と呼ばれるエリアです。
「知床国立公園」や「阿寒摩周国立公園」など手つかずの自然が残されていることで有名で、北海道の広さや大地の偉大さを身をもって感じられるエリアになっています。
①知床五湖
海抜1600m級の山々が連なる知床連山の麓、大地に点在する5つの湖とそれを取り巻く森林を楽しめるのが「知床五湖」です。
公園内は2つのコースに分かれていて、湿原のうえに整備された高架木道コースでは、小さなお子さまや車いすにお乗りの方でも、安全に知床の大自然を眺めることができます。
もうひとつの地上遊歩道コースは、ヒグマが出没することもあるため、入場前の講習の受講とガイドの同行が必要ですが、さまざまな野生動物が生きる大地を実際に歩いて、自然に還る体験ができます。
②摩周湖
「摩周湖」は世界でも有数の透明度を誇る、アイヌ語で神の湖と呼ばれるカルデラ湖です。
入り込む川が一切なく、雨のみを水源とするその水は、眺めていると吸い込まれてしまいそうなほどの深い青色を持ち、摩周ブルーとも形容されます。
早朝の朝焼けが湖面に映りこんだ姿や、青い空を反映した姿、雲海に包まれた姿など、そのときしか見られない折々の光景が心に焼き付きます。
③美幌峠
美幌町と弟子屈町を繋ぐ道のりにある絶景スポットが「美幌峠」。
標高約500mの展望台の眼下には美しい屈斜路湖が広がり、遠くには硫黄山や知床連山が見え、北海道の広さが実感できます。
条件が揃えば雲海を望むこともでき、冬の季節に雪化粧をした光景も息を?む美麗さです。
まとめ
広大な北海道には、人智の及ばぬ自然の力で長い年月をかけてつくられた絶景があなたを待っています。
この夏は、偉大な自然の力を感じるために、北海道へ行ってみませんか?
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