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これから自炊をはじめるあなたへ 料理の基本の「き」を教えます!

男 料理

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こんにちは、皆さん料理はされていますか?

「料理を始めるつもりではいるけど、どこから手を付け始めるべきかがわからない」

という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方には、レシピ探しから始める方法をおすすめします!

何から始めるかは、そのレシピを作るために今、必要なものから決めるのです。

必要なものは必要になったら買って、必要な知識は必要になったら覚えます。

後から使うだろうと、始める前から色々買い揃えても、結局、使わないかもしれません。

黙々と本を読んで、勉強し続けるのも飽きてしまいます。

考えている暇があったら、まずレシピを探して、料理を始める!

そして、わからないことにぶつかってから、調べ始めるなりすればいいのではないでしょうか。

そうやって実践しながらの方が、身に付きやすいと思います。

男 料理

レシピはどこから選べば良い?

今は少し検索するだけで、たくさんの無料レシピが出てきますよね。

レシピサイトでは無数のレシピが投稿されていますが、まずはプロのレシピを参考にすることをお勧めします。

投稿されたレシピは、審査がないため玉石混交で、その善し悪しを料理初心者が判断できないためです。

調味料のメーカーのウェブサイトでは、プロのレシピが紹介されています。

また、テレビ局のウェブサイトなどでも、料理番組のレシピが公開されていますね。

スーパーなどでは、レシピペーパーが無料配布されていますので、こういったものを活用するのも良いでしょう。

お金はかかりますが、レパートリーが豊富なレシピ本もおすすめです。

これから料理を始める方なら、食材の下準備のやり方も説明している本が良いでしょう。

そしてレシピを選んだら素直に従うこと。

食材の扱い方や特性などがわかってくれば、自分なりのアレンジを加えても失敗することが少なくなりますが、慣れないうちのアレンジは失敗のもとです。

でもレシピを見てもよくわからない

レシピは、見る人がある程度の知識はあるものとして書かれています。

料理をあまりされない方だと、見てもよくわからないかもしれません。

塩ひとつまみってどれぐらい?

砂糖は色々あるけど、どれでもいいの?

みりんって何のために入れるの?

などなど、戸惑うことは多いのではないでしょうか。

また道具を買い揃えるにしても、どういう基準で選んだらいいのか、

悩み始めるときりがありません。

そこで、始めるにあたって必要になりそうな最低限の道具と調味料だけ、軽くまとめてみました。

これから料理を始める方の一助になれば幸いです。

調味料

必要な道具

調理道具を買う場合には、置く場所も考えましょう。

こだわり始めると、どんどん調理器具が増え、収納できなくなってしまいます。

また、高い方が良いものなのは確かなのですが、勝手がわからないうちは安いものでも十分です。

包丁とまな板

包丁は用途によって種類がたくさんありますが、三徳包丁ひとつで十分です。

野菜でも肉でも魚でも扱える優れもので、日本の家庭で一番使われている包丁だそう。

素材は、手入れが簡単なステンレス製が良いでしょう。

まな板は、耐熱プラスティック製のものがお勧めです。

衛生的で手入れがしやすく、また値段もお手頃だからです。

フライパン

フライパンで見るべきポイントは、IH対応か、フッ素加工されているか、ふたが付いているかです。

蒸し焼きにしたり、余熱調理をするためには、フタは不可欠です。

フライパンに付いてこない場合は、フタだけを別に買うこともできますが、形がぴったり合わないと蒸気が漏れてしまうので、初めからセットになっているものが良いでしょう。

また、フタは透明なもののほうが、中を確認できるので便利です。

値段の差は、材質に依ります。

材質は、熱伝導率に影響しますが、安いものでも困ることはあまりないでしょう。

気をつけるべき点は、大きさとIH対応かどうかだけです。

ボウル

食材を混ぜたり、一時的に置いておいたりするための料理用の器です。

耐熱仕様でレンジ対応のものが便利です。

計量スプーンと計量カップ

カップは、目方が見やすい透明なものを選びましょう。

また、耐熱ガラス製のものは、そのままレンジで加熱できます。

料理に慣れた方だと「きちんと量るのはお菓子作りのときぐらい」という方は多いと思いますが、料理を始めたばかりの方は、「目分量」の感覚がわからないものです。

しばらくは計量スプーンのお世話になった方が、失敗を回避できます。

揃えておくべき調味料

一部を除き、調味料にも賞味期限があります。

まずは、よく使う基本のものだけを揃えましょう。

砂糖

一言で砂糖といっても種類が色々ありますが、日本の一般家庭で主に用いられているのは上白糖(白砂糖)です。

レシピで単に「砂糖」と書かれている場合は、この上白糖のことだと考えても良いでしょう。

ですから砂糖を買うなら、まず上白糖です。

ちなみに、世界的にはグラニュー糖がスタンダードです。

海外のレシピを参考にする場合には注意してください。

袋入りの普通の塩で良いでしょう。

値段の高い岩塩などは、主に仕上げのときに粒が残る形で使います。

お醤油

濃口醤油、薄口醤油、溜まり醤油、再仕込み醤油、白醤油などなど。

醤油にも種類が色々ありますが、まずは濃口か淡口のどちらか一つあれば良いと思います。

わからなければ濃口にしましょう。

多くのレシピでは、濃口醤油を前提に書かれているからです。

味噌

赤味噌、白味噌など種類があり、プロの方は使い分けるようですが、家庭では一つあれば十分。

だし入り味噌もありますが、使い道が限られてしまいます。

みりん

みりんは、自然な甘味とうま味を加える調味料です。

みりんの正体は甘いお酒。元々は料理用ではなく、お酒として飲まれていたと言われています。

味を染みこませやすくしたり、煮崩れを防いだり、照りを出したり、臭みを消したり…。

みりんは煮物の名アシスタントです。

市販されているみりんには、みりん(本みりん)、みりん風調味料、醸造調味料(塩入りみりん)があります。

みりん本来の効果を期待するなら、本みりんを選びましょう。

料理酒(清酒)

お酒は、料理にうま味や風味を加えます。

みりんもお酒ですが、みりんは煮崩れを防ぐのに対し、料理酒は素材を柔らかくします。

ちなみに料理酒は、清酒に塩を入れて、酒税がかからないようにしたものです。

塩分を気にする方は、少し値段が高くなりますが、清酒を使った方が良いかもしれません。

めんつゆ・白だし

めんつゆは、和食の標準的な味になっているので、蕎麦やうどんだけではなく、煮物などさまざまな料理に使えます。

白だしは、使われている醤油以外は、めんつゆと同じです。

薄口醤油や白醤油で作られているため色が薄く、素材の色を生かしたい場合に役立ちます。

だしの素・コンソメ・中華調味料

もちろん、おだしは自分で取った方がおいしくはなりますが、手間も時間もかかるもの。

「お腹空いたな、何か作ろう」と思い至ったときに、すぐに料理を始めることができません。

普段はだしの素で、手軽に料理を楽しみましょう。

和風のものでは、昆布やかつお節だけではなく、煮干や椎茸など、色んな種類のだしの素があります。

洋風のものでは、コンソメひとつがあれば色々な料理に対応できます。

ちなみに、日本ではコンソメとブイヨンは同じものを指します。

本来は、お肉や野菜を煮込んで作った出汁がブイヨンで、そのブイヨンをスープにしたものがコンソメなのですが、日本ではどちらもコンソメと呼ばれています。

他にも、鶏ガラスープの素や中華味の調味料もあります。

スパイスとハーブ

スパイスとハーブは種類が本当に多く、覚えるのも大変です。

必要になったら必要なだけ買いましょう。

最近では、特定の料理用に、一回分のスパイスとハーブをまとめたものが売られています。

さっと混ぜるだけで本格的な料理に早変わりする便利なものです。

活用してみてはいかがでしょうか。

揚げ物だけではなく、フライパンに敷いたり、風味付けのためにも使います。

普段は、くせがないサラダ油を使うと良いでしょう。

フライパン

抑えておくべきレシピの言葉

大さじ・小さじ・カップ

元々は、ご家庭にある普通のスプーンとコップで量る方法でした。

でもスプーンとコップって、大きさはまちまちですよね。

そのため、「標準の量」を量るためのスプーンやコップが発売されるようになりました。

それが計量スプーンと計量カップです。

・小さじ ティースプーン1杯(5ml)

・大さじ ティースプーン3杯(15ml)

・カップ 200ml(ただし、お米用のカップは180ml、つまり一合になります)

この量は、実は国ごとに違います。

海外のレシピを参考にする場合は気をつけてください。

液体以外を量るときは、「すりきり一杯」が基本です。

すくった後、横から見てスプーンからはみ出た分を落とします。

面倒なのは「小さじ1/2」なんて書かれていたときです。

「小さじ1/2」のスプーンが付いている計量スプーンを使えば簡単なのですが、

持っていない場合は、すりきり一杯をすくってから半分を落とします。

少々・ひとつまみ

・少々・・・ 指2本でつまんだ量

・ひとつまみ・・・ 指3本でつまんだ量

この方法、実際にやってみるとわかりますが、量が多くなったり少なくなったり一定ではありません。

あくまでこの量は目安として考えて、最終的には味を見ながら調節するものと考えた方がいいでしょう。

簡単に始められるレシピ

それでは実際に何か作ってみましょう。

と、その前に、調理を始める前にはちゃんと手を洗いましょう。

料理は少しぐらい失敗しても、自分で食べるのであれば問題ありません。

あれが失敗だったな、とか、今度はこうしてみよう、などと考えるのも楽しいものです。

でも、衛生面だけは話は別です!

・       調理を始める前、またトイレから戻ってきた後は手を洗うこと。

・       生肉などの加熱が必要な食材を扱った後は、手や調理器具を洗ってから次の作業に移ること。

・       サラダや刺身など、加熱せずに食べる料理を作り始める前には、手と調理器具をきちんと洗うこと。

せっかく手間かけて作った料理でお腹を壊すなんてことにならないよう、この3つだけは覚えておいてくださいね。

鍋

鍋のススメ

これから料理を始める方にお勧めなのは鍋です!

鍋の基本は、具材を切って煮るだけ!

失敗する要因が少ないので、これから料理を始める方でも安心です。

・       アレンジしやすい!

調味料を変えるだけで和風にも洋風にも中華風にもなりますし、水の代わりに牛乳や豆乳を入れてもおいしくなります。

入れる具材も色々試したり、アレンジしても失敗しにくいのがポイントです。

・       火を確実に通せる!

「焦げつきを恐れて火を止めたら、中はまだ生だった…」

「中まで火を通さなければと考えすぎて焦がしてしまった」

なんてことも鍋ではありません。

基本の白菜鍋

それでは、シンプルで簡単な鍋レシピを紹介します。

レシピというほどでもない簡単な料理ですが、素材の甘みでシンプルにおいしい料理です。

一人分の分量

味付け

・     みりん 1/2カップ(100ml)

・     水 2カップ(400ml)

・     昆布だしの素 4g

・     醤油 適量

具材

・     白菜 3枚

・     人参 1/4

・     たまねぎ 1/4

・     鶏もも肉(豚肉でも良い)お好みで

野菜の量は適当でも大丈夫です。

0. 調理を始める前に手を洗います。

鍋料理はすべての食材に火が通るので食中毒が起こりにくい料理ですが、手洗いはちゃんとしましょう。

1. 大きめの鍋を用意します。

最初は良くても具材を入れ始めるとかさが増していきます。

またぎりぎりの水位だと、沸騰し始めるとまわりに汁が飛び散ってしまいます。

2. 火をかけ始める前に、入れる具材は全て「あとは鍋に入れるだけ」の状態にしておきます。

・ 白菜は、一枚ずつ剥いで水洗いし、4cm程度に切ります。白菜の緑色の部分と、白くて固い部分では火の通りが違いますが、今回はまとめて切っても大丈夫です。

・人参は「いちょう切り」にします。横に3mmぐらいの厚みに切ると、円形の切り口になりますが、それを十字に切って扇状にします。ちなみに、スーパーで売られている人参は皮を剥く必要はありません。

・ たまねぎは上下を少し切り落とし、茶色い皮を剥いで、白くてつるつるの部分だけを使います。縦に半分に切ってから薄切りにしてください。

・ お肉は手前に引きながら切ると、きれいに切れます。

3. 鍋に、みりん・水・だしの素・具材を全て入れて、人参が柔らかくなるまで煮込みます。

煮込み始める前は、野菜が多すぎると感じるかもしれませんが、煮込んでいるうちに小さくなっていきます。「あく」が出てきたら、おたまかスプーンで取りましょう。

4. 味を見ながらお醤油を加えたら完成!

お醤油を加え始める前に味見してみてください。その甘さに驚くと思います。

みりんの甘さに加えて、甘さを出す野菜ばかりですからね。

お醤油を入れるときは少しずつ入れること。

調味料は足すことは出来ても、引くことはできません。

お醤油の代わりに塩で味付けしたり、冷蔵庫に残っていた野菜を入れてみたり、色々変えて作るのも楽しいでしょう。

ぜひ試してみてください。

やる気

男が料理を始めるなら

かつて「男子厨房に入らず」と言われていた時代もありました。

でも今は、生涯独身の方も増え、また共働きが普通の時代。

男も女も料理スキルは役立ちます。

今でも料理本の多くが明らかに女性向けに書かれてはいますが、昔に比べると、男が料理を始めるには良い時代になったと言えるでしょう。

あと案外、婚活にも役立つかもしれませんね。

家事の出来る男は受けも良いですし、共通の話題にもなりますから。

それ目的で始めるのもどうかと思いますが。

まとめ

健康を気にして自炊に切り替えたいと考えている方はもちろん、結婚されている方にとっては、料理は家族とコミュニケーションを取るのに良いツールになります。

また、こだわり派の方でも夢中になれる趣味にもなります。

餃子を皮から作り始めるのも楽しいですし、理想のカレーを目指してスパイスを買い揃えたりなんていうのも良いでしょう。

凝り始めるときりがないのが料理です。

でも、いきなり色んなこだわりを詰め込むと失敗しやすいもの。

まずはシンプルに、慣れてきてから少しずつ、こだわりを増やし始めるのが良いのではないでしょうか。

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