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コーヒーミルとは?おススメの種類やコーヒーメーカーとの違いも紹介!
目次
芳醇な香りで五感を直接楽しませてくれるコーヒー。
朝の一杯や休憩時の一杯が習慣になっている方も、多いのではないでしょうか。
忙しい朝などはインスタントでも仕方ありませんが、せっかくの休日のコーヒータイムは自分で挽いた一味違う美味しいコーヒーを飲みたくありませんか?
そこで今回、自分で豆を挽くコーヒーミルの仕組みやおススメの種類、コーヒーメーカーとの違いをご紹介します。
コーヒーミルとは?①:コーヒー豆が出来るまで
そもそも普段目にするコーヒー豆とは、豆を加熱する事により焙焦反応を起こし、香味が形成された状態の豆の事を言います。
生豆は青臭く味もほとんどありませんが、この工程を経てコーヒーとしての酸味・苦味・香りなどが引きだされ、店頭に並ぶのです。
焙煎工程はコーヒー豆の味を決める重要な作業で、お店により技術や焙煎方法は様々です。
また生豆の産地や状態から、その豆が持っている特徴を最大限引き出せるポイントを見極め、コーヒーの特徴を生かす焙煎をする人の事を「焙煎士」といいます。
焙煎士になるための特別な資格はありませんが、職人なので長い修業期間を経て試行錯誤をしながら経験を積むのです。
普段何気なく飲んでいるコーヒーの裏には、この様な工程があったんですね。
コーヒーミルとは?②:コーヒーミルの仕組み
コーヒーミルとは、焙煎されたコーヒー豆を粉砕するための機械で、主に家庭用の機械を指します。
家庭で美味しいコーヒーを飲みたい場合は、このコーヒーミルは必須です。
コーヒーミルの中には2枚の刃が設置されており、この2枚の刃が擦れる所をダイヤルで調節する事により粗挽き・細挽きをメモリ化しています。
また、コーヒー豆は繊維の固まりなので、刃の切れ味や刃の回転の速さによっても味や香りが変わるんです。
そのため喫茶店などで使用されているコーヒーミルは、数十万円もする業務用なので自宅では味わえない香りや味の切れが楽しめるのです。
コーヒーミルとは?③:コーヒーミルの種類
手動ミル
「コーヒーミルといえば手動でしょ!」と思う方も多いはず。
手動のコーヒーミルの特徴として、
・デザインが凝ったものが多く、アンティークとしても楽しめる
・ゆっくりとゴリゴリ挽くので、雰囲気や挽いている時の香りを楽しめる
・安い物は2000円前後から、高くても1~2万円が相場
という事があげられます。
手動のコーヒーミルは豆を挽く時に結構力がいるので、重たい物を選ぶと挽きやすいですよ。
また、テーブルにくっ付けて使用するタイプの商品も販売されているので、手動式が気になる方はチェックしてみて下さい。
電動ミル
スイッチ一つでコーヒー豆を挽いてくれる、電動のコーヒーミル。
その特徴として、
・スイッチ一つなので早くて楽
・一度にたくさん挽く事が出来る
・安い物は3000円前後から、高い物は数万円まで幅広い
などがあげられます。
なんといっても種類が豊富で、デザインや機能性で選択肢が多いのが魅力です。
コーヒーミルとは?④:おススメの種類
手動式と電動のコーヒーミル。
ずばりおススメなのは、電動のコーヒーミルです。
手動のコーヒーミルは独特の雰囲気と香りをめいっぱい楽しめますが、手間がかかるためコーヒーをよく飲む方は挫けてしまう恐れがあります。
またエスプレッソを作りたい時などは、豆を極細の粉末状にしなければならないので、ハンドルを回す回数も相当なものに。
一方、手動式は力も時間もかかる割に一度に少しの豆しか挽けないので、たまにコーヒーを挽いて楽しみたい程度の方には向いているかもしれませんね。
コーヒーミルとは?⑤:味にこだわりたいなら良い物を
電動のコーヒーミルは、刃の形によって
・プロペラ式
・フラット式
・コニカル式
に分けられます。
プロペラ式
プロペラ式は値段が手ごろで、携帯出来るサイズの物が多く販売されています。
お手入れも簡単で、手軽に挽きたてコーヒーを楽しめる魅力があります。
しかし挽き方の調整が難しく、豆を均一の細かさに挽くのが難しいという難点が。
またコーヒー豆は風味が命なので出来るだけ挽く時の温度変化は少ない方が良いのですが、プロペラ式ミルは熱を持ちやすいのです。
特に細かく挽きたい時は長くモーターを稼働させる必要があるので、あまりおススメしません。
フラット式
フラット式は、喫茶店などで見かける昔ながらのコーヒーミルです。
業務用を家庭用に小型化したものも販売されており、インテリアにもなるデザイン性も人気の理由と言えます。
しかしお手入れが大変で、豆が変わるごとにきちんと掃除をする必要が。
豆の粗さも細かく調節できますが、マシンの種類によっては極細に挽けない事もあるので注意しましょう。
コニカル式
ご家庭で毎日美味しいコーヒーを楽しみたい方には、コニカル式のコーヒーミルをおススメします。
刃が低速で回転するので熱を持ちづらく、一度に100g程の豆を挽く事も可能です。
また豆の粗さを楽に調節でき、エスプレッソ用の極細挽きも出来ます。
値段も1万円前後からあるので、手が届かない金額ではありません。
コーヒーミルとは?⑥:コーヒーメーカーとの違い
コーヒーメーカーとは挽かれたコーヒー豆にお湯を注ぎ、濾してドリップする機械の事です。
そのためコーヒーメーカーで豆を挽く事は出来ず、逆にコーヒーミルでコーヒーを淹れる事も出来ません。
しかしコーヒーミル付きのコーヒーメーカーも販売されているので、ミルを持っていない方はミル付きのコーヒーメーカーを買うと便利です。
またマシンによっては、エスプレッソやカプチーノが作れるコーヒーメーカーや、コーヒー以外にも抹茶ラテやココアが楽しめる物もあるので、好みで選んで下さいね。
おわりに
いかがでしたか?
コーヒーの香りや味を最大限に楽しむためには、適切なコーヒーミルで挽きたてのコーヒーを淹れる事をおススメします。
お手入れや淹れる手間は少々かかりますが、毎日のコーヒータイムが格別なものになりますよ。
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