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- 3ステップでスッキリするクローゼット収納術!隙間の活用アイデアも
目次
整理しても整理しても、何故だか物が溢れてくる……
この前片付けたばかりなのに、もう散らかっている……なんてことはありませんか?
4月から新生活を始めて、クローゼットの散らかりが気になり始めた方も多いのではないでしょうか。
綺麗に整頓されているクローゼットはそれだけでお部屋が一気に整って見えますよね。
また、服がきちんと並べられているとファッションを楽しむ余裕も生まれます。
この記事では、散らかったクローゼットを片付けるための「基本の3ステップ」をご紹介いたします。
これを読めば、片付けが苦手な方でも簡単にクローゼットが収納できるはずです。
ステップ①:まずは収納する物を片付ける
収納の配置を決める前に、まずは収納する物を整理しましょう。
なぜなら、クローゼット収納の秘訣は「片付け」にあるからです。
どうして片付けが重要なのでしょう?
どんなに綺麗に見えるクローゼット収納術を試しても、収納する物がありすぎたり、クローゼットがパンパンな状態では、とてもスッキリとしたクローゼットにはなりません。
まずは収納する物をすべて並べて「どれくらいの量の物を収納するのか」確認しましょう。
もしスッキリ収納できないほど物があれば、捨てることも考えましょう。
物を捨てる基準はいくつかありますが、基準がないといつまでも捨てられないので、初めに決めておきましょう。
・1シーズン着なかった服は捨てる
・ときめかない服は捨てる
・使い道があるかもと取っておいた物は捨てる など
捨てるのがもったいない、と思う場合はフリマアプリやリサイクルショップ、宅配収納サービスを利用するという手もあります。
ですが、いつまで経っても捨てられない状況を作り出すことになるので、基本的には捨ててしまうことをオススメします。
ステップ②:収納するスペースを確保する
片付けをするのと同時に、一旦クローゼットの中身を空にしましょう。
クローゼットには収納ケースや吊り下げ収納など、さまざまな収納グッズを使います。
一度中身を空にして実際のクローゼットの大きさを測ることで、そのクローゼットにピッタリの収納グッズを用意することができます。
また、一度中身をすべて取り出すので、物の量を把握するにも役に立ちます。
このタイミングで中の掃除もしておくと、よりスッキリとクローゼットを使えるようになりますよ。
ステップ③:配置を決めて収納する
物とクローゼットの整理ができたら、いよいよ配置を決めていきます。
クローゼットには主に「ポール・ポール下・棚上」と収納できる部分が分かれています。
それぞれについて、どのように配置したら良いか見ていきましょう。
ポール部分には洋服を
クローゼットのメインとなる洋服のポール部分には、着る機会の多い洋服や畳まない方が良いジャケットやワンピースを掛けましょう。
ですが、ただ掛けて並べてしまうとよくあるクローゼットになってしまいます。
オススメの洋服の並べ方
・同じハンガーで統一する
・トップス、ボトムスなどアイテム別で分ける
・長い物から短い物の順番に並べる
・同じアイテムはグラデーションになるように並べる
クローゼットがごちゃついて見える原因は、統一感のなさ。
ワンピースなどの長い物からTシャツなどの短い物の順番に、アイテム別に並べることで統一感が生まれます。
また、ショップに行くと洋服がカラー別で分けられていることがありますよね。
カラー別で並べたり、グラデーションになるように並べると、統一感が出るだけでなく、どんなカラーの洋服を持っているか一目で分かるので、コーディネートも決めやすくなります。
なかでもオススメなのが、ハンガーの統一。
洋服のカラーや長さを整えようと思うとまとめて買い替えなければなりませんが、ハンガーを統一するだけなら比較的安くできて、一気に雰囲気が変わります。
また、ポール部分はDIYでポールを増設したり、吊り下げ収納グッズを使って洋服以外のバッグなども収納することができます。
吊り下げ収納を使うと床に置く物も少なくなるので、よりスッキリとした見た目になりますよ。
ポール下には収納ケースや棚を
ポールに掛けた洋服の下には、クローゼット用の収納棚や収納ケースを配置しましょう。
このとき、ポールに掛けた洋服が綺麗にしまえるよう、洋服と収納の間に少し隙間を空けておくと、余白のあるクローゼットになります。
クローゼットの整理には高さ18~25cmほどの収納ケースがオススメです。
洋服と収納ケースがつかないようにするのがクローゼットを綺麗に見せるコツなので、高さを調節できるようあまり高すぎない収納ケースを用意しましょう。
また、収納ケースも同じメーカーの物で統一すると統一感が出てオススメです。
奥行と横幅をすべて同じにして、高さの違いで調節すると引っ越したときにも使えない物が出にくいですよ。
ピッタリサイズの棚が欲しい場合は、棚をDIYで作ってしまうという手もあります。
ポールの棚上には布団などを
洋服を掛けたポール部分の上には、棚がありますよね。
こちらは手が届きにくい位置にあるので、普段使わない物を主に収納しましょう。
棚上に収納する物
・布団
・バッグなど
・スーツケース
・オフシーズンの洋服
・季節のインテリアグッズ
布団やスーツケースなどの大きな物からバッグなどの小物まで、さまざまな大きさの物を収納することになるので、そのまま入れるだけではデッドスペースやバラバラ感が生まれてしまいます。
見せたくない物は布や仕切りカーテンで目隠しをしたり、小物はある程度ひとまとめにして紙袋やバスケットなどに入れることで、棚上にも統一感を持たせることができます。
隙間スペースを活用した収納アイデア
クローゼットが狭くて、なかなか多くの物を収納できないという方も多いと思います。
そんな場合も大丈夫、賃貸物件でも使えるクローゼットの隙間スペースを活用した収納術をご紹介いたします。
壁に有孔ボードを設置する
有孔ボードとは丸い穴がたくさん空いたボードのことです。
穴に専用のフックを掛けることで、バッグや帽子など小物をたくさん収納することができます。
石膏ボードに原状回復可能で付けられるキットなども販売されているので、賃貸物件でも付けられますよ。
クローゼットの扉裏にフックを設置する
クローゼットの扉の裏にフックを取り付けて、小物を掛けられるようにできます。
グッズによっては扉の上から下までたくさんのフックを設置できるので、帽子をたくさん持っている方などにオススメです。
また、フックにミラーを掛ければその場で服装チェックをすることもできるようになりますよ。
壁の側面に突っ張り棒を取り付ける
物件に寄りますが、クローゼットの側面の壁に隙間があれば、突っ張り棒を取り付けることができます。
スカーフやマフラーなど軽いものを掛けても良いですし、フックを掛けて小物を引っ掛けて収納しても良いですね。
突っ張り棒を取り付けられるスペースはかなり小さい可能性がありますので、事前に採寸してからそれに合った突っ張り棒を選びましょう。
ポール部分に吊り下げ収納を使う
吊り下げて使うタイプのラックをポール部分に掛けて使うのもオススメです。
型崩れがしにくいので、Tシャツや帽子など大切に扱いたい物の収納に向いています。
吊り下げる分、収納ケースなどを減らせるので、床に物を置かずに済むのが嬉しいポイントです。
まとめ
なかなか手を付ける気が起きないクローゼットの整理ですが、3ステップに分けることでなんだか簡単にできるような気がしてきませんか?
隙間を使った収納術もあわせて使って、スッキリとした自分好みのクローゼットを作ってみてくださいね。
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Writer この記事を書いた人
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