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- ペット用品の洗濯はどうしてる?効果的な洗い方やおすすめ洗濯便利グッズ6選
目次
- ・まずは知りたい!ペット特有の3つの汚れ
- ・ペット用品やペットの毛がついた衣服を洗濯する際のポイント
- ┗<表示確認>
- ┗<毛を落とす>
- ┗<できるだけ別洗いにする>
- ┗<ペット用洗剤を使う>
- ┗<洗濯ものの量は洗濯槽の7割以下に>
- ┗<洗濯機のゴミフィルターをチェックする>
- ┗服もタオルもブランケットも!汚れが気になるなら"つけ置き洗い"がベスト
- ┗デリケートなペット用品はどう洗う?やわらかニットの手洗い方法
- ・ペット用ベッドの洗い方!くつろぎスペースをもっと快適に!
- ・ペット用品や服を選択するタイミングは?
- ・生乾きに注意!洗濯物の干し方にも工夫が必要
- ・犬や猫が洗濯物にに乗ってしまう時の対処法
- ・揃えたい!便利なペット用品洗濯グッズ6選
- ・ペット用品の洗濯を少しでもラクに!カギは日頃のブラッシング
- ・まとめ
「ペットは大切な家族の一員」とはいっても、人間とは異なる特有の汚れやニオイが気になることもありますよね。
とくにペット用品や衣類はどんなに洗っても汚れが取れなかったり、ちゃんと洗ったはずなのにニオイが残っていたりと苦戦している人も少なくありません。
また、ペット用品にはニットや革製品などのデリケートな素材を使ったものもあるため、「どうやって洗濯したらいいの?」と迷ってしまうことも…。
そんな気になるペット用品の汚れやニオイを落とす洗い方には、実はちょっとしたコツがあるのです。
今回は、ペット用品の洗濯方法についてご紹介していきます。
まずは知りたい!ペット特有の3つの汚れ
ペット用品の汚れを効果的に洗濯するためにも、まずは代表的な汚れを3つ知っておきましょう。
<①ニオイ>
ニオイはいわゆるペットの体臭。
とくに犬はじっとりとした脂っぽい汗をかきやすく、猫のようにグルーミング(毛づくろい)をすることがないのでニオイが発生しやすいと言われています。
また、このニオイは一般的な洗剤では落とすことがむずかしいため、洗濯する側にとって悩ましい問題のひとつです。
ペットのニオイをとるのは難しいですよね。
このニオイへの対策は下記の別記事で詳しくまとめていますので、もしも悩んでる方は参考にしてください。
<②毛>
春や秋など毛の生え変わりの時期になると、とくにペット用品にまとわりつく毛が気になります。
ペット用品にしつこく絡む毛は静電気によって起こるもので、放っておくとアレルギーの原因になることも…。
犬や猫の毛は一日に何回も掃除しなければいけないので、小さな子どもがいるご家庭では大変な労力となってしまいます。
<③菌>
ペットの皮脂によって繁殖しやすい菌は、ニオイや汚れの原因になることで知られています。
口臭のもととなることもあるため、口の中のニオイが気になる場合は雑菌が増えないよう、こまめな歯石除去が望ましいと言えるでしょう。
ペット用品やペットの毛がついた衣服を洗濯する際のポイント
ペット特有の汚れがついたペット用品や、しつこい毛がついた衣服の洗濯をする際は、以下のポイントに気をつけましょう。
<表示確認>
まず、家で「水洗いが可能か」「洗濯機で洗えるか」という点を確認します。
取扱絵表示を見ると簡単に確かめられるようになっているので、洗濯前に確認してみましょう。
2016年に改訂された新・洗濯表示では、「手洗い」「洗濯おけ」が家で洗えるマークです。
<毛を落とす>
洗濯をする前に粘着テープなどで毛を取っておきましょう。
すべてを取るのはむずかしいのですが、大半の毛はテープで取ることが可能です。
毛を落とさないと他の洗濯物についたり、洗濯機のトラブルになったりすることがあるので、洗濯の前段階に必ず行っておきたいところですね。
また、犬だとチワワやポメラニアン、猫ではスコティッシュフォールドやマンチカンなどは、とくに毛が抜けるタイプです。
自宅で飼っているペットの毛の生え変わりや頻度、量などを把握しておくことも大切と言えるでしょう。
<できるだけ別洗いにする>
ペットと人の洗濯物は、別で洗うのが理想的です。
先でも述べたように、いくら洗濯前に毛を取り除いてもすべての毛を取るのはむずかしいもの。
そんななかで人の洗濯物とペットの洗濯物を一緒に洗ってしまうと、人の洗濯物にも毛がついてしまい、余計に汚れてしまいます。
洗濯後に毛を取るなどの手間を増やさないためにも、別洗いがおすすめです。
<ペット用洗剤を使う>
「人は人用、ペットはペット用」というように、洗濯ではそれぞれに適した洗剤を使うことが理想的とされています。
犬の皮脂はコレステロールエステルやワックスエステルが大半をしめているのですが、この皮脂はロウのように硬く、べったりとしています。
人と同じ洗剤を使ってもなかなか皮脂汚れが落ちないため、汚れをしっかりと落とそうと思ったらペット用洗剤を使ったほうがいいのです。
また、ペット用洗剤はペットの健康を守ることにもつながります。
というのも、人用の洗剤はニオイがきつく、それによってストレスを感じるおそれがあります。
また、人用の洗剤で洗った洋服やペット用品を身に着けることで、ペットの肌がかぶれてしまうこともあるのです。
多大なストレスをかけないためにも、ペット用洗剤を用意しておきましょう。
<洗濯ものの量は洗濯槽の7割以下に>
洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎると水の流れが滞り、汚れがきちんと落ちなくなってしまいます。
時間も短縮したいとたくさんの量を一度に洗いたい人もいるでしょうが、汚れやニオイ落としの観点からは望ましいとは言えません。
<洗濯機のゴミフィルターをチェックする>
洗濯後には、ゴミフィルターのチェックを行いましょう。
人の洗濯物なら、洗濯を数回行った後にフィルターのゴミを取れば十分ですが、ペット用品やペットの衣類だとそうはいきません。
毛やゴミが絡みついている状態を放っておくと洗濯機が壊れる原因にもなりかねないため、毎回の洗濯後にフィルターのチェックを行うことが大切です。
また、フィルターだけでなく洗濯槽の掃除も定期的に行うことをおすすめします。
頻度の目安は月に3~4回程度が理想的です。
服もタオルもブランケットも!汚れが気になるなら"つけ置き洗い"がベスト
汚れが気になる場合は、つけおき洗いをしましょう。
手順は以下のとおりです。
①バケツやたらいにぬるま湯を入れてペット用洗剤を溶かす
※洗濯物がつかるくらいの量が目安
②約30分から1~2時間ほどつけ置きする
③つけ置きした洗濯物をすすぎ、洗濯機で脱水する
④風通しのよいところで乾かす
汚れがひどいケースでは、つけ置き後にもう一度洗濯機で洗うとキレイになりますよ。
なお、手軽にできるつけ置き洗いですが、長時間洗剤につけっぱなしにすると生地が色落ちしたり、傷めたりしてしまう原因になります。
2時間以上はつけないように注意してくださいね。
デリケートなペット用品はどう洗う?やわらかニットの手洗い方法
デリケートなペット用品をうっかり洗濯機で洗ってしまい、「縮んじゃった!」「傷んじゃった!」と後悔した経験がある人もいるかもしれません。
ニットなどの傷みやすいデリケートな素材は、手洗いするのがおすすめです。
①汚れの激しい部分に洗剤の原液をつける
②洗剤を入れたぬるま湯の中で押し洗いする
③すすいだら洗濯機で脱水をする
④風通しのよい場所に干す
人用の衣服と洗い方は変わらないので、ペット用のニットをはじめて洗うという人もすぐに慣れるでしょう。
洗剤の塗布後、キャップの底で汚れを浮かすようなイメージでトントンと叩くのがコツなのだそう。ぜひ試してみてくださいね。
なお、首輪やリードなどに使用される革製品は水洗いができないため、汚れたときは乾いたタオルで拭いてキレイにしましょう。
乾かす際にドライヤーを使用すると縮んでしまうことがあるので、注意してくださいね。
ちなみに洗濯用の洗剤について、用途別にあらためておさらいしたい人については下記記事を参考にしてください。
ペット用ベッドの洗い方!くつろぎスペースをもっと快適に!
犬や猫が大半の時間を過ごすベッドは、常に清潔にしてあげたいもの。
汚れを放っておくと菌が繁殖しやすくなり、カビが発生してしまうおそれがあります。
ペットの健康のためにも、こまめに洗濯しましょう。
ペット用ベッドの洗い方の手順は、以下のとおりです。
①抜け毛を粘着テープやローラーでなるべく取り除く
②浴槽・洗濯槽にぬるま湯を入れる
③洗剤を入れ、押し洗いする
④浴槽で洗った場合はよくすすぎ、洗濯槽で洗った場合は脱水→すすぎ→脱水を行う
⑤風通しのよいところでしっかりと乾かす
浴槽で洗うか、洗濯槽で洗うかはそれぞれメリットがあります。
たとえば、浴槽なら足で押し洗いできるので手が疲れませんし、洗濯槽なら押し洗い後そのまま脱水できるため作業がスムーズです。
それぞれのおうちの状況に合わせて、最適な方法を選ぶとよいですね
ペット用品や服を選択するタイミングは?
ペット用品や服は、定期的に洗うのが理想的です。
頻度が少ないと汚れが落ちにくくなりますし、品質も劣化しやすくなってしまいます。
ベッドなどの大きなものは、週1回ほどの頻度で洗うとお手入れがしやすいです。
しかし服は、泥や皮脂汚れがつきやすいため、週2回以上洗濯したほうがよいでしょう。
洗濯がお休みの日でも、タオルで汚れを拭き取ったりこまめに毛を取ったりしておくとすぐに洗濯できるので、ぜひ習慣づけたいものですね。
生乾きに注意!洗濯物の干し方にも工夫が必要
ペット用品や服を干すときは、ちょっとした工夫が必要です。
干し方がよくないと生乾きのニオイが発生してしまうので、風通しのよいところを選び、しっかりと乾かすことを意識しましょう。
ただ冬は、洗濯物が乾きにくいです。
ボタンを外したりできるだけ広げて干したりするなど、洗濯物同士の間隔もあけながら、風がよく通るように工夫することが大切です。
吊るして干すことがむずかしいペット用ベッドなどの大きいものは、平干しを行うとGOOD!
なお、ネットを張って平干しに使用するのもおすすめです。
ネットはスーパーやホームセンターなどで購入できるので、ぜひ活用してみてくださいね。
犬や猫が洗濯物にに乗ってしまう時の対処法
せっかく乾いた洗濯物ですが、気づいたら犬や猫がそのうえですやすや眠っている...。
そんな可愛いけど悩ましい状況に直面する人も多いかもしれません。
犬や猫が洗濯物の上でゴロゴロするのが好きな理由は飼い主さんのニオイがするからです。
また、自分のニオイを付けている・ふわふわしたものが好きな犬や猫もいます。
洗濯する際には、
1. 洗濯物を置いたままにしない
2. 代わりになる毛布やベッドを用意する
3. 洗濯物が置いてある部屋に入れない
を心がけるようにしましょう。
揃えたい!便利なペット用品洗濯グッズ6選
大切な家族であるペットは、いつもキレイで清潔な環境で過ごさせたいですよね。
そこでここでは、ペットと飼い主の両方にとって、あると便利なグッズご紹介します。
<①ペット用洗剤>
ペット用洗剤は必須です。
落ちにくい汚れも落ちやすくなりますし、なにより犬や猫が嫌がるニオイではありません。
またペットにやさしい成分を使っているので、肌トラブルなどの観点からも安全安心です。
なお、最近では衣類などについた毛を落としやすくする成分が配合されている洗剤も売られています。
<②抗菌仕上げ剤>
柔軟剤の役割もかねており、衣類をやわらかな肌触りに仕上げてくれます。
菌の繁殖をおさえるだけでなく、静電気防止効果やダニよけ効果もあります。
ペットを飼っている人にとっては、洗剤とセットで使いたいアイテムと言えるでしょう。
<③洗濯ネット>
ペット用品の洗濯時に、洗濯ネットを使う人も少なくありません。
ネットに入れると他の衣服とこすれて傷む心配がないので、手洗いしようか迷ってしまう衣類などには欠かせないと言えます。
洗濯ネットは大中小といくつかサイズがあるので、用途に合わせて選びましょう。
<④粘着テープやローラー>
洗濯前のひと手間に活用する粘着テープやローラーは、できるだけ準備しておきましょう。
テープでペタペタと毛を取る作業は小さな子どもでもできるので、お手伝いしてもらうのもよいですね。
<⑤衣類用漂白剤>
漂白剤を使用することで、ペット用品や衣類にしみついたニオイや汚れを落せます。
衣類を白くし、さらにその効果を長く保つこともできるため、ペットを飼っている人にはおすすめのアイテムと言えます。
なお、ペット用品・衣類には防臭効果が期待できる「酸素系液体漂白剤」がおすすめです。
<⑥洗濯ボール>
洗濯ボールは、ペットの毛を取り除けるアイテム。
洗濯時に衣類等と一緒に、洗濯機の中に入れるだけです。
また、菌やカビも排除する効果が期待できるので、ぜひ1つは置いておきたいですね。
ペット用品の洗濯を少しでもラクに!カギは日頃のブラッシング
ペット用品や衣類をもっとラクに洗濯するためには、日頃のブラッシングが欠かせません。
衣服についた抜け毛はからまりやすく、さらなる汚れの原因となってしまいます。
洗濯時に余計な手間を増やさないためにも、ブラッシングで余計な毛や皮脂を取り除くことが大切なのです。
また、ブラッシングはペットの健康にもよいとされているため、体調管理のためにも積極的におこなうようにしましょう。
ブラッシングで使用するブラシは、犬や猫の毛量によって使い分けるのがマスト!
毛並みにそって優しくおこなうのがポイントです。
毛玉があれば指でほぐし、絡まらないようにしてあげましょう。
耳や足など敏感な部分は最初に行うとストレスを与えてしまうので、最後に行うとよいですね。
なお、抜け毛にはペットの種類ごとに差があるので、毛の抜ける量が多い子には抜け毛専用ブラシがおすすめです。
まとめ
ペット用品の洗濯の準備は、犬や猫の毛をきちんとブラッシングしてあげるところからはじまります。
大変ですが、大切なペットのために清潔にしてあげてくださいね。
また、これからペットと一緒に住もうと考えている方は、いえらぶがご紹介するペット可(相談)の物件がおすすめです!
ペットの爪で傷がつきづらい床材に工夫されていたり、感電しないようにコンセントの位置が高く設置されていたりするなど、ペットにとっても暮らしやすい物件があります。
他にも、ペット可の物件では、ペット好きの入居者同士で交流できることも。
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