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ペット禁止の賃貸でフクロウ・ミミズクは飼える?気になる鳴き声や物件選びの注意点を解説

いえらぶコラム編集部

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クリっとした目に、愛くるしいモフモフした見た目が特徴のフクロウ。

近年、人気の上昇に伴って街中にはフクロウカフェも増えてきています。

「フクロウ」といえば静かに鳴くイメージもあり、ペットとして飼いたいと考えている人も多いのではないでしょうか?

まだ一般的に馴染みがないですが、「どのような物件なら飼えるのか」「近隣住民・物件にどのような影響があるのか」気になるところです。

ペット禁止の賃貸でフクロウを飼おうと考えている人もいるかもしれません。

そこでこの記事では、

「ペット禁止の賃貸でフクロウを飼うことができるのか?」「フクロウを飼うことで起こりうる近隣住民・物件への影響」「どんな物件でフクロウは飼えるのか?」について紹介します。

フクロウを飼おうか検討している方の参考になれば幸いです。

【ペット禁止・不可の賃貸でフクロウは飼える?】


ペット不可のアパートの場合は、基本的にフクロウを飼うことはできません。

フクロウは「鳴き声での騒音」「ペットの臭いや物件に与える影響」等、「ペット可賃貸」でないと「近隣住民に迷惑をかける」「物件の価値をさげてしまう」可能性が高いためです。

実際に近隣住民・物件に与える影響をあげていきます。

【フクロウを飼うことで起こりうる近隣住民・物件への影響】

<フクロウの鳴き声>

ペットとして育てられたフクロウは野生動物として過ごしたことがなく、狩りをする必要もないため、基本的には静かに過ごしています。

しかし鳴き声は小さくはありません。

種類によって鳴き声は様々ですが、以下が参考になります。

メンフクロウやベンガルワシミミズクはフクロウのペットとして人気ですが、部屋で鳴くと声が響いてしまうことが考えられます。

鳴かない子も多く、個体差はありますが、リスクが大きいといえるでしょう。

<フクロウのにおい>

フクロウはトイレを覚えることはありません。特定の場所ではなくあちこちに糞をします。

また、肉食のフクロウには盲腸があり、盲腸糞が排出されます。

粘り気も強く臭いもかなりきついため、部屋には臭いがついてしまうことを覚悟する必要があるでしょう。

物件への影響も大きいといえます。

<フクロウと汚れ・傷>

フクロウは特定の場所で糞をすることがないため、掃除を怠るとだんだんと床が汚れていってしまいます。

また壁をひっかいたり、爪で床にキズがついてしまうかもしれません。

羽毛やチリが散らかり、窓のサッシの隙間など、掃除しにくいところに汚れが溜まっていきます。

退去後にクリーニングにコストがかかってしまうことが予想されるでしょう。

【どんな物件でフクロウは飼えるのか?物件の選び方】

ペット不可のアパートやマンションでも、大家との相談・交渉次第では「ペットを飼ってもいい」となる場合があります。

ただ特例でペット可になっても、他の住民はペット不可条件で入居しているためトラブルにあいやすいです。

そのため、基本的には「ペット可」の条件の賃貸でのみ飼うことができます。

ただ、ペット可の物件でも「飼育しているペットが飼育可能な種類かどうか」を不動産屋に確認する必要があります。

ペット可の物件でも蛇類・猿類・猛禽類(フクロウ含む)が禁止されている物件は多いです。

また、飼育頭数の制限もあるかどうかも注意しましょう。

<フクロウの飼育に適した物件>

フクロウの飼育方法には「係留飼育・ケージ飼い・半放し飼い・完全放し飼い」の主に四つがあります。

係留飼育の一例

飼育方法によって飼育スペースは変わりますが、最低一畳ほどは確保しておく必要があります。

もしくは、1部屋ふくろう専用の部屋を確保できる間取りを選びましょう。

フクロウを自由にすればするほどトイレをする範囲も広がります。

ご自身に無理がなく、ふくろうにも負担をかけない物件を選べると良いでしょう。

また、床が畳だと汚れが取れにくいのでフローリングやシート貼りの物件は掃除も楽でおすすめです。

<フクロウ・鳥類を飼っている人が多く住んでいる物件>

自分と同じようにフクロウや鳥類を飼っている人が多い物件では、フクロウの飼育に理解がありトラブルが起こっても「お互い様だから仕方がない」という認識の人が多いです。

また、飼育に関して困った時にアドバイスをもらえるかもしれません。

ペット可物件を探すとき、不動産屋さんに「鳥類を飼っている人はいますか?」と訪ねてみるのもおすすめです。

ペット可賃貸物件でも近隣住民に配慮することは必要です。

ペットを飼う事に関して、近隣住民と良好な関係を築いていくためには注意点があります。

基本的な知識・注意点を知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

【まとめ】


この記事では「ペット禁止の賃貸でフクロウを飼うことができるのか?」「フクロウを飼うことで起こりうる近所・物件への影響」などについて紹介しました。

ペット可賃貸を選ぶことで、フクロウと楽しい生活を送る事ができるでしょう。

もし現在の物件で大家さんや管理会社と相談して、ペットを飼うのがダメだった場合は、ペット可物件へ引っ越す必要があります。

トラブルにびくびくせず、のびのびと暮らせると、ペットも飼い主さんもストレスが溜まらず心地よい生活を送ることができます。

いえらぶ物件検索ではペット可の物件が多くあります。

ペット可物件で高くなりがちな初期費用についても、検索条件で指定すれば自分の予算にあった物件を検索できます。

ぜひ一度検索してみてください。

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Writer この記事を書いた人

いえらぶコラム編集部
不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。
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