- いえらぶ暮らしコラム>
- 暮らし>
- タオルの共用は要注意!夏風邪と呼ばれる手足口病とは?
暮らし
タオルの共用は要注意!夏風邪と呼ばれる手足口病とは?
目次
トイレやキッチンなどで濡れた手を拭くために、共用でタオルを使用しているご家族も多いのではないでしょうか。
しかし、2019年は夏風邪ともいわれる「手足口病」が流行する兆しを見せており、共有するタオルからも感染するので注意しなければなりません。
今回は、手足口病の概要と感染経路、対策方法についてご紹介します。
手足口病とは?代表的な症状一覧
手足口病とは、手足や口の中などの部位に痛みが伴う発疹が表れる病気。
おもに乳幼児の感染が多く見られますが、大人でも感染してしまうケースがあるため注意が必要です。
大人のほうが症状は重く、発疹以外にも以下のような症状が表れます。
・全身倦怠感
・悪感
・関節痛
・筋肉痛
熱は2~3日で下がりますが、まれに髄膜炎や脳炎などが発生し重症化するケースもあるので十分注意が必要です。
手足口病は2017年に流行した病気ですが、2019年はそれを上回る勢いで増えており、大流行する兆しを見せています。
とくに九州や西日本では、国が定めている警報の基準値を超えているため、感染しないように注意しましょう。
タオルの共用はNG!手足口病の感染経路とは?
手足口病の感染経路は、咳やくしゃみによる「飛沫感染」や、手で触れることで起きる「接触感染」などです。
また、手足口病のウイルスは便から排泄されることも多く、トイレで使用するタオルがウイルスに汚染されているケースも考えられます。
ご家庭で手足口病をまん延させないためには、タオルの使い方が重要といえるでしょう。
手足口病は手洗い後のタオルを介して感染するケースがあるため、たとえばトイレやキッチンのタオルを共用にしていると、たちまちご家庭内で手足口病が広がってしまいます。
手足口病の感染経路を経つためにも、使用するタオルを個々で用意してください。
手足口病に感染しないための対策方法
手足口病の感染を予防するためにも、以下の対策方法を実践しましょう。
・タオルを分けて使用する
前述したように、タオルを個別にすることが大切です。ただし、別にしたからと同じタオルを何度も繰り返し使用するのは衛生上よろしくありません。
タオルをこまめに替える、または、洗濯などが追いつかなければ1回1回キッチンペーパーなどの使い捨てできるもので拭くようにしましょう。
・手洗いとうがいを徹底する
手足口病は、飛沫感染や接触感染によって広がるため、手洗いとうがいを行うことが大切です。
感染した子どもの看病をしていたら自分も感染してしまった、というケースも珍しくなく、また便から感染するケースもあるため、お子さんのオムツ替えの後はより念入りに手洗いをするよう心掛けてください。
・日焼け対策を行う
手足口病は夏の時期に流行しやすい病気です。
夏になると日差しが強くなり日焼けをしやすくなりますが、日焼けをすると免疫力が低下するため、より病気にかかりやすくなります。
そのため、夏場に外で行動する際には、日焼け止めや日傘などで日焼け対策をしっかりと行いましょう。
・暴飲暴食を控える
夏はビアガーデンや祭りなどのイベントが多く、開放感からか、つい食べ過ぎたり飲み過ぎたりしてしまうことがあります。
しかし、暴飲暴食は腸への負担の原因となり、結果として免疫力の低下を招きます。
そうなると、手足口病に感染しやすくなるため、バランスの良い食事を心掛けることが大切です。
・睡眠不足に気を付ける
睡眠不足になると免疫力が低下し、病気にかかりやすくなります。適度にエアコンを使用し、質の良い睡眠を取れるようにしましょう。
・女性の場合は生理後に要注意
生理はウイルスを活性化させてしまう誘発因子の一つです。
生理後はとくに手足口病の感染に注意が必要なので、十分な休養を取るなどして、なるべく無理のない生活を送るようにしてください。
まとめ
夏になると感染が拡大する「手足口病」は子どもが感染しやすい病気ですが、大人にも感染する可能性があり、ときに重症化してしまいます。
とくに2019年には大流行するといわれているため、タオルの共用を避けたり、日頃から手洗い・うがいを徹底したりして、予防に努めましょう。
発疹が出た、インフルエンザにかかったときのような倦怠感があるなど、何かしらの症状が出た際は速やかに医療機関を受診し、医師の診断を仰ぐことが大切です。
"いえらぶでは物件や不動産会社の口コミを見て比較できます。
よりクリアな情報から、あなたにぴったりの
いい家を選んでみませんか?
お部屋を探す
ファミリー向けの物件検索画面へ