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集合住宅で飼いやすいペット!ウサギの飼育方法を紹介!
目次
ペットとして人気の小動物といえば、ウサギを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
フワフワの毛に覆われた丸っこい体が、何とも愛らしいですよね。
ウサギはめったに鳴くことがないため、アパートやマンションといった集合住宅でも飼いやすい動物です。
また、散歩に連れて行くほど運動量が必要ないので、室内だけでも十分飼育可能ですよ。
今回はウサギを飼育する際に知っておきたい
・必要な飼育グッズ
・ウサギの餌
・日々のお世話
・しつけの方法
・ウサギの病気
・注意点
などをご紹介します。
ウサギに必要な飼育グッズ
集合住宅でペットとしてウサギを飼育する際には、いくつか必要な飼育グッズあります。
ここでは、用意しておきたいグッズをご紹介します。
<ケージ>
基本的にウサギは、室内に設置したケージ内で飼育します。
大き目の鳥かごや猫用のケージを使用する方もいますが、できるだけウサギ専用のケージが好ましいです。
広すぎたり狭すぎたりするケージでは、落ち着いて生活できないので適切なサイズのケージを用意してください。
ウサギが立ち上がってもぶつからず、どの方向に寝そべっても体が伸ばせる大きさを選びましょう。
<牧草入れ>
ウサギを飼育するうえで、牧草は必要不可欠です。
ウサギの主食となり、歯の健康を保つことにおいても重要な役割を担っています。
ウサギの歯はネズミなどの齧歯類と同じく、生きている限り伸び続ける特徴があります。
そのため、牧草をすり潰すように食べることで、歯を適切な長さに保っているのです。
牧草は好きな時に好きなだけ食べられるように、常に牧草入れに入れておきましょう。
<エサ皿>
牧草以外の餌を入れるお皿を用意します。
エサ入れをひっくり返さないように、重い陶器製かケージに固定出来るタイプの物を選びましょう。
<給水ボトル>
エサ皿同様にひっくり返すことや、ゴミが入って不衛生になることがあるので、ケージに吊るすボトルタイプをおすすめします。
<トイレ・トイレ砂>
ウサギは決まった場所で、トイレをする習性があります。
ウサギの便はコロコロとして臭いは少ないですが、尿は独特の強い臭いがあります。
トイレを設置すると、しつけることが出来るので、ぜひトイレとトイレ砂は置いてくださいね。
<寝床>
ウサギの隠れ家となる寝床を用意します。
通気性が良く、衛生的に使用できるタイプの寝床を選びましょう。
<かじり木・玩具>
ウサギは生涯伸び続ける歯を、固い物をかじって削る習性があります。
ケージ内にかじり木などを置いておくと、本能的に木をかじって歯を削るのでぜひ用意してあげてください。
また、玩具類を置くとストレス解消にも役立ちます。
ウサギ専用の玩具も販売されているので、チェックしてみてくださいね。
<グルーミングブラシ>
ウサギの毛は常に生え変わっているので、グルーミングが大切です。
ウサギが自分の毛を飲み込んでうまく排出できないと、病気の原因となってしまいます。
とくに、換毛期は生え変わりが激しいので、こまめにグルーミングしましょう。
集合住宅で飼いやすいペット、ウサギの餌とは?
ウサギの主食には、基本的に牧草を与えます。
それを補う役割として、ペレット(ペットフード)や野菜、果物を与えます。
しかし、野菜や果物の中には与えすぎると下痢を引き起こすものや、中毒症状を起こすものもあるので注意が必要です。
また偏った食生活をすると、人間と同じように肥満や病気になる恐れがあります。
ウサギの年齢や体調に応じて、バランスよく餌を与えてくださいね。
ウサギを迎え入れた初期は、環境に慣れるまでペットショップで与えられていた餌を与えましょう。
日々のお世話について
ペットとしてウサギを飼う場合、責任を持って日々のお世話をきちんとしましょう。
<ウサギを迎え入れる準備>
ウサギをペットショップから迎え入れる前に、飼育環境を整えておきます。
飼育する部屋を、ウサギの飼育適温である18~24度に設定しましょう。
ケージの設置場所は直射日光が当たらない、湿気・騒音の少ない場所を選びます。
ウサギを放つ室内スペースには、足の負担を軽減させるために、コルクやマット類を敷いておくとよいです。
<ウサギを迎え入れる>
ウサギは非常に警戒心が強く、臆病な生き物です。
ペットショップから連れ帰った日は、落ち着くまでキャリーから出さずに見守りましょう。
餌は環境に慣れるまで、ペットショップで与えられていた餌を与えます。
連れ帰ったウサギと触れ合いたくなる気持ちを抑え、極力刺激しないようにしてくださいね。
<毎日行うこと>
毎日以下のお世話を、必ずおこないます。
・餌やり (牧草は常に食べられる状態に・ペレットは1日2回)
・水替え
・トイレ掃除 (トイレは綺麗にしすぎず、多少臭いを残しておく)
・ケージ掃除
・運動 (1日1回、1時間程度)
・ブラッシング
ウサギは寂しいと死んでしまうと言われていますが、かまいすぎるとストレスを感じてしまいます。
しかし、コミュニケーション不足もあまりよくないので、1日1回はケージの外に出して遊んであげましょう。
<その他>
飼育下のウサギは限られたスペース内で運動しているので、爪が伸びすぎてしまいます。
爪が伸びすぎてしまうと大けがにつながる可能性があるので、1~2ヶ月に1回爪切りをしてあげましょう。
しかし、ウサギの爪には血管が通っており、切りすぎると出血してしまいます。
慣れない方や自信がない方は、ペットショップや病院で爪を切ってもらってくださいね。
ウサギのしつけ方
ウサギをペットとして飼う時は、犬や猫と同じように、きちんとしつけをおこないましょう。
しつけることで、飼い主もウサギも快適に過ごせます。
<トイレトレーニング>
ウサギの便はコロコロとして臭いはそれ程気になりませんが、尿は独特の強い臭いを発します。
トイレトレーニングをしないと、いたる所で尿をするので、トイレはしっかりと覚えさせるようにしましょう。
市販のウサギ用トイレに、ウサギの尿の臭いを染み込ませたトイレ砂を入れます。
ウサギは寝床から離れた一定の場所で排泄する習性があるので、ケージ内の適当な場所にトイレを設置しましょう。
ウサギにトイレの臭いを嗅がせ、「トイレはここだよ」と話しかけてあげます。
この行動を覚えてくれるまで繰り返し、成功したら褒めてあげましょう。
<噛み癖>
ウサギはネズミ同様、生涯伸び続ける歯を持ちます。
そのため、本能的に硬い物をかじり、歯の長さを調整しているのです。
しかし、電気配線などはかじると危険なので、すぐに止めさせる必要があります。
かじられて困る物や危険な物はカバーやガードで被害を防ぎ、代わりに玩具やかじり木を与えしょう。
飼育者を噛んだ場合は、ウサギの首を抑え飼育者がウサギの上に顎を乗せます。
これは上下関係が曖昧な場合に有効的で、人間がウサギより上だと教える効果があります。
ウサギの病気
ウサギは野生下で捕食される側の生物のため、不調をギリギリまで隠す習性があります。
これは、厳しい食物連鎖を生き抜くためで、敵に弱みを見せると命に関わると本能的に感じるからです。
そのため、病気を早期発見することが難しく、気づいた時には症状がかなり進行していることがあります。
また、デリケートなウサギは病気にかかりやすく、治療が難しいという特徴があります。
人間にとっては何でもないことでもストレスを感じ、すぐに体調を崩すことも多いです。
ウサギの病気は早期治療が大切なので、1~2ヶ月に1度、病院に健康診断に行きましょう。
ウサギを飼う際の注意点
ウサギを飼う際には、以下の2点にも気をつけましょう。
<過度なスキンシップはNG>
ウサギは、人と動物の両方が罹患する人獣共通感染症を持っている可能性があります。
過度なスキンシップは控え、飼育環境は常に清潔に保ちましょう。
<病気になった時のために、動物病院をチェックしておく>
ウサギを診察可能な動物病院は、まだまだ少ないのが現状です。
病気になってから探しては手遅れになる恐れがあるので、早めにチェックしておきましょう。
まとめ
小動物の定番ともいえるウサギ。
限られたスペースで飼育でき、アパートやマンションでも気軽に飼えると人気です。
しかしデリケートな動物であることを忘れず、きちんとお世話をしてあげてくださいね。
ペットの爪で傷がつきにくい床材を使っていたり、感電対策としてコンセントの位置が高く設置されていたりなど、安心してペットと暮らせる環境が整っていますよ。
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