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目次
名古屋めしは、名古屋市とその近郊で知られている地域独特のメニューで、家庭や飲食店で広く愛されています。
名古屋を訪れたら、名古屋城や熱田神宮よりも名古屋めしを食べたい!という方も多いのではないでしょうか。
名古屋市による観光客・観光客動向調査では名古屋城を抑えて堂々の一位に輝いていますよ。
今回は名古屋めしのルーツや、名古屋に来たら絶対行きたいお店を紹介します!
名古屋めしが大好きな方も、食べたことない方もぜひチェックしてくださいね!
名古屋めしのルーツ
名古屋めしのグルメに味噌は欠かせません。
気温や湿度が高い土地柄、八丁味噌は保存性を高めるために塩分濃度を高く生産されており旨味が強いのが特徴です。
戦国時代から保存食として県民に愛され、この地域に定着していったという背景がありますよ。
また、名古屋は東京と大阪の中間に位置しており、両地域の食文化を柔軟に取り入れることができました。
さまざまな料理と相性のいい味噌は、名古屋独特の料理を次々に誕生させたのです。
もちろん、名古屋には味噌味以外にもさまざまな名物料理がありますよ。
異なる文化を独自のものに進化させるという名古屋の気風が、現在の名古屋めしのバリエーションを誕生させたと言えるでしょう。
名古屋めしという呼び方の由来
名古屋めしと名付けたのは、名古屋で食に興味のある人なら絶対に知っている企業・ゼットンの社長さん。
居酒屋、カフェ、レストラン、バー、ブライダル、和食など飲食業を中心とする多様な店舗を展開する会社です。
平成13年に東京へ進出した際に、看板メニューにしたのが味噌カツや石焼きひつまぶしなどの地元料理でした。
当時の取材に来たマスコミが、これらを一言で言い表せないかと提案。
イタリア料理を「イタめし」と呼ぶのを真似て「なごめし」と紹介しようとしたところ、ゼットンの社長・稲本健一さんが「もっとわかりやすく『名古屋めし』にしよう」と提案したのが「名古屋めし」という呼び名の始まりです。
名古屋に来たら絶対に行きたいお店5選!
名古屋に来たら絶対行きたい人気のお店をご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね!
名古屋名物みそかつ矢場とん
まず初めに、名古屋めしを語る上で外せないのが味噌カツです。
揚げたてのとんかつに、甘味のある濃厚な味噌だれをかけて味わう味噌カツ。
味噌カツを食べるならここ!と名古屋人が太鼓判を押すのが、1947年創業の老舗とんかつ専門店矢場とんです。
とんかつには、九州産の良質で柔らかい厳選した豚肉を使用し、生と乾燥をブレンドしたパン粉でカリッふわの極上の食感を楽しめます。
決め手となる味噌だれは名古屋発祥の、一年半熟成させた天然酵母の豆味噌をベースとし、さらりとしたこだわり満載の旨味があります。
お取り寄せも可能なので、電子レンジで温めるだけで気軽に矢場とんの味噌カツが味わえますよ。
ひつまぶしの名店うなぎのしら河
うなぎの蒲焼を細長い短冊状にカットしご飯の上に敷き詰め、初めはそのまま、次は薬味とともに、最後はお茶漬けといういろいろな食べ方で楽しむ名古屋名物のひつまぶし。
名古屋市内で4店舗を展開する人気の専門店、うなぎのしら河のこだわりは何と言ってもうなぎです。
季節に応じて取り寄せる厳選したうなぎの中から、ひつまぶしに最適なものを吟味し他の素材と合ううなぎを選びます。
たれは醤油やみりんなどをベースに、個々の素材とうなぎの脂や旨味が調和し、熟成された味わいは十数年に渡り使い続けています。
ひつまぶしをしめくくるお茶漬けも絶品ですよ。
使用するのはただの日本茶ではありません。
うなぎやたれ、薬味を調和させたこだわりの吸茶で、薄味の出汁をベースに豊かな香りを感じますよ。
もちろん、お取り寄せも可能です。
秘伝のたれで焼いた蒲焼を真空パックし、お店そのままの味が自宅でも手軽に味わえます。
また、お茶漬け用の出汁や薬味などもセットになっており、封を開ければちょっと贅沢なおうちごはんが楽しめるでしょう。
名古屋で生まれた味仙の台湾ラーメン
台湾ラーメンのベースは鶏がらスープで、たっぷりの唐辛子が入っており、麺の上に炒めたひき肉とニラをのせるのが、台湾ラーメンの標準的なスタイルです。
口に運んだ瞬間激しい辛さが襲い、初めは涙ぐみ咳き込んでしまうこともありますが、何度か口にするとだんだん慣れてきてこの刺激が癖になりますよ。
そんな台湾ラーメンですが、実は本場の台湾では存在しません。
発祥は中国台湾料理「味仙」と言われており、同店の創業者が台湾で小皿に盛って食べる「坦仔(タンツー)麺」を激辛にアレンジして出したのがはじまりだと言われています。
現在、東海エリアに11店舗展開しており、地元では店舗ごとに味が違うと言われ各店舗に根強いファンもいるそうです。
味仙の台湾ラーメンは、今池本店や藤が丘店でお取り寄せが可能ですよ。
それぞれ味が異なるので、2つの味を取り寄せて食べ比べしてみるのもおすすめです。
辛い!うまい!もう1本!世界の山ちゃん幻の手羽先
おかずの1品はもちろんのこと、宅飲みの主役としてもおすすめなのが名古屋発の居酒屋チェーン店世界の山ちゃんの幻の手羽先。
コラーゲンたっぷりの鶏の手羽先を油で揚げ、秘伝のたれとスパイスをたっぷりかけた絶妙な美味しさは、一度味わえば手が止まらないと言われていますよ。
創業当時、何本注文してもすぐに食べてなくなってしまう、幻のようだという常連客の一言から、幻の手羽先という商品名になったそうです。
冷凍で届く手羽先は、自宅で揚げて食べるので皮はパリッと身はジューシーな出来立ての味わいが絶品です。
付属の特製スパイスの量を好みで調整し、大人から子どもまで楽しめますよ。
名古屋が誇る最高級ブランド鶏名古屋コーチンが味わえる鶏三和
名古屋コーチンは他の鶏と交配させることなく純血を保つ、日本三大地鶏に数えられる希少な鶏です。
一般的な鶏と比較すると約3倍の飼料と2.5倍の飼育時間がかかると言われており、その分肉に適度な弾力が生まれコクが増し、濃い味が特徴です。
そんな名古屋コーチンを楽しめるのが、名古屋コーチンをメインに鶏肉を販売する老舗鶏料理店鶏三和。
一番のおすすめはお店の看板メニューでもある、親子丼です。
お取り寄せ商品では、名古屋コーチンの肉をあらかじめ親子丼用にカットし、鶏三和の親子丼のたれとセットになっています。
たれは鰹節・ムロ節・煮干しエキスを使用し、本醸造醤油に醤油麹を入れ、深みのある優しい甘さの本みりんを使用しており、素材の味を引き出し名古屋コーチンの肉と卵に一体感が出る親子丼です。
また、旨味の濃い名古屋コーチンガラから炊き出した水炊きスープで本格的な鍋も楽しめますよ。
こちらは、冬のギフトとしてもおすすめです。
まとめ
名古屋めしのルーツと人気店を紹介しました。
バラエティ豊かな名古屋めしですが、その個性が誕生した背景には歴史や文化が関係しています。
名古屋めしは20種類以上あると言われており、まだまだ魅力的な名古屋めしはたくさんありますよ。
人気の絶品グルメをお取り寄せできるお店もたくさんあるので、おうち時間の楽しみのひとつとして名古屋めしを堪能してみてくださいね。
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