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夏の終わりにやりたい7つのことと晩夏にちなんだ2つの雑学
目次
少しずつ日の落ちる時間が早くなり、昼の暑さが嘘のように朝と夜は徐々に過ごしやすくなってきました。
8月も終わりに近づく頃には、秋めいた雰囲気を濃く感じられる時期になるでしょうが、夏が終わりを迎える前に、体のメンテナンスや掃除などを行いましょう
そこで今回は、夏の終わりやりたいこと&やったほうがいいことを8つご紹介します。
夏を最後まで満喫したい方、すっきりした気持ちで秋を迎えたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
夏が終わる前にやりたい&やったほうがいいこと7選
・疲れた体を外側から癒す
夏の暑さによって、体はとても疲れています。
とくに、紫外線を浴びた髪や肌は"カサカサ"と傷んだ状態なので、バスタイムやスキンケアの時間には、いつもよりゆっくりとケアしてあげましょう。
<ヘアケア>
紫外線によってダメージを受けた髪や頭皮には、栄養補給が欠かせません。
地肌マッサージによって血行を促進し、毛細血管の隅々まで栄養を行きわたらせましょう。
シャンプーをする際は爪を立てず、指の腹でやさしく洗ってください。
また、お湯の温度が高すぎると必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥の原因になります。髪や頭皮に良くないので、ぬるま湯で洗いましょう。
この他、蒸しタオルをしたり、オイルパックをしたりするのも効果的です。
なお、お風呂から上がって濡れ髪でいると、キューティクルが開いたままなので傷みがひどくなることも…。ドライヤーで乾かしてくださいね。
<スキンケア>
夏の強い日差しをたくさん浴びた肌は、くすみやごわつき、毛穴の開き、日焼け、たるみなどの問題を抱えています。
いわゆる「落ち肌」「老け肌」といった状態です。
夏ダメージを自然にリカバリーできるのは30代までと言われているので、早めのケアを心がけましょう。
たとえば、スキンケア時、熱めのお湯につけて絞ったホットターバンで前髪を上げると、顔と頭皮の境目にあるリンパの流れが良くなり、メラニンが排出されやすくなります。
なお、スキンケアは保湿が大切なので、美白ケアばかりに気を取られて保湿をおろそかにしないように注意してくださいね。
・疲れた体を内側から癒す
夏の終わりは、暑さや冷たいものの取り過ぎで胃腸が疲弊しています。
脂っこいものや乳脂肪分が多いもの、ゴボウのような固い筋があるもの、極端に甘いものは控え、胃腸にやさしいものを食べましょう。
<胃腸にやさしい食べもの>
鶏むね肉、ささみ、白身の魚、ほうれん草、キャベツ、大根、白菜、小松菜、人参、カブ、豆腐、うどん など
<避けたほうがいい食べもの>
ハム、ソーセージ、赤身の魚、ゴボウ、れんこん、オクラ、サツマイモ、大豆、きのこ類、海藻類 など
また、「丸い」「黄色い」「甘い」の3つの特徴を持つ食べ物は、晩夏にはとくにおすすめだそうです。
<穀物>
あわ、ひえ、きび、オーツ麦
<野菜>
キャベツ、カブ、かぼちゃなどの結球性のもの
<豆類>
ひよこ豆
<フルーツ>
梨、ブドウ、プラム、アプリコット
さらに、調理の仕方にも気をつかいましょう。
具材はできるだけ細かく刻み、味つけは薄め、香辛料は控えましょう。
生ものは消化する際に負担がかかるので、煮たり、蒸したり、茹でたりと加熱調理してください。
秋バテ予防にナイトウォークをする
暑さが落ち着き、徐々に秋に近づく晩夏は体調を崩しがちです。
たとえば、「涼しくなったのに食欲がない」「体がだるくて疲れる」「頭がぼーっとして立ちくらみがする」といった"秋バテ"の症状が出やすくなります。
夏の疲れはもちろん、エアコンや冷たい食べ物による体の冷え、自律神経の乱れなどが原因なのですが、ナイトウォーク(夜の散歩)をすることで秋バテを予防できます。
リラックスしている夜に散歩をすると副交感神経が優位にはたらき、自律神経が整うそうです。
深く呼吸をしながら、心拍数を上げないようにゆっくりペースで歩くのがポイント。
夕食を食べて1時間後から、就寝1時間前までに、30分~1時間程度歩くといいそうです。
・掃除をする
夏が終わりに近づいているとはいえ、日中はまだまだ暑さが残ります。そのため、掃除が億劫に感じる方もいるかもしれません。
しかし、夏の終わりに掃除をしないと大掃除が大変になってしまうので、比較的に涼しい朝に時間を作り、掃除をしましょう。
一度に多くのことをやると疲れてしまうので、掃除は「1日10分」を目安に行ってみてください。
たとえば、「昨日は雨が降ったからリビングの窓を拭こう」「揚げ物が続いたから換気扇を掃除しよう」というように、こまめに掃除をすれば汚れが溜まりにくくなります。
以下は、夏の終わりにやっておきたい掃除箇所です。
<床>
暑い夏、家の中では素足で過ごしているという方も多いはず。床は皮脂汚れと砂汚れでベタベタ、ザラザラしているので、掃除機をかけた後は水拭き、乾拭きをしましょう。
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<エアコン>
夏場にフル稼働したエアコンのフィルターは、たくさんのホコリが溜まって汚れています。水洗いし、しっかりと水分を乾かしてください。
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<コンロ周りと換気扇>
コンロ周りや換気扇のように油汚れがひどい箇所の掃除は、暑い時期のほうが汚れを落としやすいのでおすすめです。
100均のドラム専用ブラシを使ったり、60度くらいのお湯に洗剤を入れてつけ置きしたりすると、より汚れが落ちやすくなりますよ。
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<書類などのプリント類>
プリント類は、放っておくと際限なく溜まるので、こまめに整理しておいたほうがいいでしょう。
とくに子どもがいる家庭は、学校からのプリント配布が多く、溜まりがちです。
新学期になるとプリントはどっさり増えるので、「年度末にまとめてやろう」と思っていると、後々大変な思いをしてしまうかも…。
新学期以降も使うか、使わないかで分けた後、使用頻度ごとに分けて保管しましょう。
なお、取っておいたほうがいいもの(バインダーに挟むよう学校から指示されているもの)もあると思うので、子どもと一緒に整理することをおすすめします。
・夕涼みをする
夕涼みは、暑さが和らぐ晩夏だからこそできる最高に贅沢な時間。
部屋の窓を開けて、またはベランダに続くガラス戸を開けて、ゆったりと夕涼みを楽しんでみてください。
ベランダやバルコニーに、机と椅子を置いたり、シートやマットを敷いたりするのもGOOD!
冷たい麦茶やビールを飲みながら、日が落ちるまでのわずかな時間を満喫してみてください。
・手持ち花火をする
夏祭りで大輪の花火を満喫したという方も多いでしょうが、手持ち花火もまた風情があって素敵ですよね。
子どものいる家庭なら、毎年手持ち花火を楽しんでいるかもしれませんが、一人暮らしの社会人はなかなかやる機会がありません。
アパートやマンションの駐車場は火事の危険があるためNGとする大家さんも多いですし、最近では火気厳禁とする公園も多いので、場所を探すのも一苦労。
とくに都心部にお住まいの方は、「そもそも手持ち花火ができる場所がない」という方も少なくありません。
しかし、だからこそ童心に帰って手持ち花火を楽しむのも、夏の終わりに相応しい過ごし方と言えます。
手持ち花火をしてもいい場所を知りたいときは、お住まいの自治体に問い合わせてみましょう。
その際、「〇〇公園で手持ち花火はできますか?」のように具体的な施設名を出して質問すると、先方もスムーズに回答できますよ。
・写真を整理する
祭り、海、バーベキュー、ビアガーデンなど、夏はイベントの宝庫!たくさん写真を撮ったという方もいるでしょう。
思い出の写真をそのままデータとして保管するのもいいですが、プリントしてアルバムにまとめたり、フォトブックにしたりしてまとめてみましょう。
夏が終わっても楽しめますし、みんなで見返えせばきっと会話が弾みますよ。
写真を使ったインテリア術
思い出の写真をインテリアに!写真でお部屋の印象を変えてみよう
・部屋に秋らしさをプラスする
夏が終わりを迎える頃になったら、暮らしのなかに一足早く秋らしさを取り入れてみるのもおすすめです。
たとえば、秋を感じられるお花と花器を飾ったり、まだ使う夏小物の色を秋らしい色合いに変えたり、秋雑貨を購入したりしてみましょう。
晩夏になると、お花屋さんにはコスモスやアキイロアジサイといった秋の花が並ぶので、ぜひ近所のお花屋さんをのぞいてみてください。
また、バラやダリアなどの秋以外でも手に入るお花も、オータムカラーのものを選べば秋らしい雰囲気を演出できますよ。
秋雑貨も店頭に並びだしているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
秋らしい部屋にするポイント
秋らしさを感じる雑貨の作り方
夏はいつ終わる?そもそも晩夏っていつ頃を指すの?
夏の終わり頃のことを「晩夏(ばんか)」と言いますが、いつからいつまでが晩夏なのか分からないという方もいるでしょう。
晩夏は、暦のうえでは「小暑(しょうしょ)から立秋(りっしゅう)の前日まで」とされています。
2019年の小暑は7月7日、立秋は8月8日(~23日まで)なので、7月7日~8月7日が晩夏ということになります。
しかし、気象上では処暑(しょしょ)を過ぎた8月23日あたりから、9月1日頃までを晩夏と言うようです。
暦のうえでの晩夏は、実際にあてはめるとまだまだ夏真っ盛りなので、一般的な晩夏は、気象上のほうを目安にするといいでしょう。
晩夏に出す暑中見舞い!暦と気象上のどちらが正解?
暑中見舞いは、夏の厳しい暑さが厳しい時期に、日頃なかなか会えない友人や知人、お世話になっている方などに向けて送る季節の挨拶状です。
記載するのは、安否伺いや近況報告などで、お中元のお礼、結婚や出産、引越しの報告などにも使われます。
そんな暑中見舞いですが、出す時期については諸説あり、その中に「晩夏」も含まれています。
ここでいう晩夏とは「暦上の晩夏」です。
つまり、2019年の暑中見舞いを送る時期は、7月7日~8月7日までということ。
8月8日の立秋を過ぎる場合は、暑中見舞いではなく「残暑見舞い」に切り替え、8月中に送るようにしましょう。
さらに、暑中見舞いと残暑見舞いでは書き方にも違いがあります。
以下は、お見舞いの挨拶と日付の文例です。
・暑中見舞いの挨拶文
「暑中お見舞い申し上げます」
「暑中お伺い申し上げます」
・残暑見舞い挨拶文
「残暑お見舞い申し上げます」
「残暑お伺い申し上げます」
どちらも句点はつけないので注意しましょう。
・暑中見舞いの文末につける日付
「〇〇年 盛夏」
・残暑見舞いの文末につける日付
「令和〇〇年 晩夏」
「令和〇〇年 立秋」
「令和〇〇年 葉月」
詳細な日付を書かないのはどちらも共通していますが、最後につける季語が異なります。
暑中見舞いでは、梅雨明けから立秋までの夏の一番暑い時期を表す「盛夏(せいか)」を入れます。
対して、残暑見舞いでは夏の終わりを表す「晩夏」、8月7日頃を指す「立秋」、陰暦の8月を指す「葉月(はづき)」などを入れます。
暑中見舞いを出す時期は晩夏だからと、日付文末に「晩夏」と書いてしまうとちぐはぐで不格好な暑中見舞いになってしまいます。
暑中見舞いや残暑見舞いは、マナーや礼儀を押さえて作成し、適切な時期に合わせて出すようにしましょう。
まとめ
夏が終わる前にやること、やっておいたほうがいいことは意外とあります。
とくに、夏ダメージのケアは後々のためにも絶対にやっておきたいもの。
女性だけでなく、最近は美容に興味のある男性が増えているので、夫婦や恋人同士でケアについて情報交換をするのもいいでしょう。
また、食べるものにも気をつければ秋バテの予防になるため、体調を崩さないように食事面にも気をつかってみてください。
この他、掃除をして夏の汚れを一層すれば気持ちよく秋を迎えられますし、夕涼みや写真整理などの何気ないことも、晩夏だからこそ楽しめるはずです。
夏を終える前に、少しでも有意義な時間、楽しい時間を増やして、スッキリした気持ちで秋をお迎えしましょう。
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