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歯磨きのコツについて知ろう!磨き残しが多いポイントとは?
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子どものころから、きちんと歯磨きをしなさいと両親に言われた経験は、多くの方があると思います。
ですが、キチンと歯を磨いていたはずなのに、気が付いたら虫歯になっていた方もいるのではないでしょうか?
その原因の多くは、磨き残しによるものです。
こちらでは歯磨きのコツや、磨き残しになりがちなポイントについて解説していきます。
歯磨きで磨き残しになりやすいポイント
磨き残しになりやすいポイントは、大きく分けて5つあります。
1 奥歯の噛み合わせの溝
2 歯と歯の間にある隙間
3 歯と歯肉の隙間
4 一番奥にある奥歯の裏側
5 利き腕側の歯の頬部分
これほどあると、どのポイントを注意すればいいのか分からないと思います。
ここでは、1と2のポイントに注目していきましょう。
1の奥歯は、子どもがよく虫歯になりやすいポイントです。
まだ生えてきたばかりなのに、すぐに虫歯になったというお子さんはたくさんいます。
対策方法はとても簡単で、単純に汚れが落ちるまでキチンと磨くことが虫歯の発生を防ぐコツです。
特に、奥歯の溝に溜まっている汚れが落ちるように、意識して磨くことが、虫歯を発生させないコツです。
そして2のポイントは、歯ブラシのみを使って汚れを落とすことは難しいです。
歯と歯の間にある汚れは「糸ようじ」を使わなければ、汚れを取り除くことはできません。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、慣れると簡単に終わらせることができます。
このように、2のポイントの虫歯は糸ようじを使用しない限り虫歯を予防することができないのです。
ちなみに、歯に対する意識が強いアメリカでは、ほとんどの高校生がフロスを持ち歩いているようです。
磨き残しを出さない歯磨きのコツ
磨き残しを出さない為には、歯磨きの際に自分でルーティンワークを決めて行うことがコツといえるでしょう。
例えば、自分の口を「1左上、2右上、3左下、4右下」と4つのポイントに分けたとします。
そして1~4までのそれぞれのポイントを45秒ずつキチンと磨いていくことで合計3分となります。
そして、1つのポイントでも表側と裏側をそれぞれ45秒で振り分ける、というやり方もあります。
ただし、何度もタイマーで計りながら歯磨きをするわけにはいきません。
何度かタイマーで計りながら歯磨きしつつも、自然と時間を体が覚えていくのが、磨き残しを出さないコツといえるでしょう。
歯を磨くタイミング
歯を磨くベストなタイミングは、朝昼夕の食後が一番です。
ですが社会人の方が、それを全て行うのは難しいと思います。
そこで、どうしても時間に余裕がない方は、前述したじっくりと磨く方法を夜に行うようにしましょう。
少しずつでいいので、キチンと続けていくことが、歯の磨き残しを出さないコツです。
フロスも始めたばかりで慣れない方は、まずは夜だけ使うように心がけてください。
ちなみに、食後にすぐ歯磨きをした方が良いのか、30分ほど時間が経ってからが良いのか疑問に思う方も多いようです。
例えば、酸の強い食べ物や飲み物を口に運んだ場合、酸の影響で歯が溶けやすくなっています。
ですが30分ほど時間が経つと、口の中が中性に近くなるので、そのタイミングに歯を磨くのが虫歯を防ぐコツです。
それ以外の普通の食べ物の場合は、すぐに磨いた方がベストです。
ただし、普通の食事の場合でも食後は歯の表面が溶けやすくなって傷がつきやすいです。
この場合は、歯磨き粉に研磨剤が入っていない「歯磨きジェル」を使って歯磨きをしましょう。
電動歯ブラシについて
電動歯ブラシを使っているのに、なぜ磨き残しが出るのでしょうか?
そう疑問に感じる方がたくさんいます。
電動歯ブラシと通常の歯ブラシ、実はどちらにもメリットとデメリットがあります。
まずは電動歯ブラシのメリットですが、振動によって歯をまんべんなく磨くことができます。
ですが、デメリットとして奥歯の奥の部分まで歯ブラシが届きづらいので、そのような部分に磨き残しが発生しやすいのです。
一方で通常の歯ブラシの場合は、デメリットとして振動が無いので自分の腕で上手く歯を磨く必要があります。
ですがメリットとして、歯の奥の部分でも意識して磨くことができるのです。
このように、どちらにも一長一短の特徴があります。
ベストな方法としては、両方を上手く使用することで、より虫歯の予防に繋がると思います。
もしも一回の歯磨きに、いちいち両方の歯ブラシを使用していられない場合は、朝は電動歯ブラシで磨き、夜は通常の歯ブラシで磨くことが、虫歯の発生を防ぐコツといえます。
また、電動歯ブラシの中には「音波ブラシ」というものもあります。
こちらは音波を発生させることで水流を作り出し、毛先の当たってないポイントにも振動と水流を利用して汚れを除くという特徴があります。
音波ブラシを使うことで、歯肉の隙間など歯ブラシの毛先が届きづらいポイントの汚れを除去するのにとても便利です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
歯の汚れをきちんと落とすには、歯ブラシだけでは難しいということが分かりましたね。
最近ではワンタフトブラシという小さな歯ブラシも販売されており、それを使用して磨き残しの多い部分を磨いてから、通常の歯ブラシで磨くという方法もあります。
キチンと虫歯予防をして、健康的な歯を維持していきましょう。
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