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お米の種類知ってる?特徴や選び方をご紹介!
私たち日本人に最も馴染み深い食べ物といえば、お米ですよね。
ふっくらツヤツヤの炊きたてご飯は、それだけで何にも変えがたい美味しさがあります。
しかし日本のお米は種類が非常に多く、それぞれに特徴も違うんです。
そこで今回、お米の種類ごとの特徴や選び方をご紹介します。
品種別の特徴
コシヒカリ
日本米の代表的なお米と言っても過言ではないコシヒカリは、日本のお米の作付け面積のうち3分の1以上を占める特徴があります。
人気や味、生産量において長年日本一の座をキープしており、好んで選ぶという方も多いのではないでしょうか。
コシヒカリの最大の魅力は、なんと言っても強い旨味と粘りにあり、口に入れた瞬間にお米の香りや味がガツンと広がります。
また炊き上がりのツヤも美しく、飲食店などで使用される事も多いお米です。
ササニシキ
和食全般と相性のいいササニシキは、コシヒカリと並んで味の評価が高いお米です。
コシヒカリに比べて粘りが少なく全体的にあっさりとした味が特徴で、高級和食店や寿司店などで使用される事の多い品種といえます。
また粘りが少ないため口の中でほどけるように広がり、料理の味をうまく引き立ててくれますよ。
炒めた際もほぐれやすいので、炒めしや雑炊によく合います。
あきたこまち
もちもちとした食感が最大の特徴であるあきたこまちは、秋田県を代表するお米として知られています。
コシヒカリを親に持つ事から旨味や香りも強く、粘りや歯ごたえなどのバランスも良いお米と言われています。
甘みや旨味、もち米のような粘り強さがありながらも、コシヒカリほど腰は強くないのでおにぎりにしても美味しく食べられますよ。
ひとめぼれ
あきたこまち同様コシヒカリを親に持ち、ポスト「ササニシキ」として全国で栽培されているお米です。
コシヒカリの味の良さを受け継いでいますが、味は優しく幅広いジャンルの料理に会う魅力があります。
また「見た目の美しさにひとめぼれ。食べて美味しさにひとめぼれ。愛されるお米」というその名の由来に恥じないバランス力を持っており、幅広い世代の方に人気があるんです。
ツヤや粘り、炊き上がりの柔らかさから焼き魚や刺身といった和食との相性が特によく、定食屋さんでもよく選ばれている品種ですよ。
また冷めても美味しいお米なので、お弁当に入れるのもおすすめです。
ゆめぴりか
近年注目度が急上昇しているゆめぴりかは、北海道で生まれたお米です。
コシヒカリやあきたこまちといった旨みの強いお米を何度も交配し、北海道産のお米で初めて特Aランクを獲得しました。
特徴として強い粘り気を持ちながら炊き上がりは柔らかく、ツヤや甘みのバランスもいいので、おかずがいらないお米と言われる事もあるんです。
そのため2009年に市場に出回った比較的新しいお米ながら、料亭や割烹、飛行機のファーストクラスでも採用されています。
冷めてももちもちと美味しいお米なので、おにぎりやお弁当に入れても味が落ちませんよ。
ミルキークイーン
もち米に近い粘りや食感が特徴的なミルキークイーンは、コシヒカリが突然変異して誕生したお米です。
とにかくもちもちとした食感が特徴的で、冷めても美味しお米の代表格として知られています。
そのためおにぎりやお弁当と非常に相性がよく、和食にもよく合いますよ。
また風味が良いのでミルキークイーン単体でも美味しく食べられますが、他のお米に粘りや食感をプラスしたい時のブレンド米としても役立ちます。
つや姫
真っ白でツヤがあり、コシヒカリを上回る甘みや旨みがあると評価されているつや姫。
味や粘り気、炊き上がりのツヤなどのバランスがよく、粒も揃っている「美しく美味しいお米」として非常に人気があります。
お米の旨みが強いので、和食や定食などあっさり目の味付けの料理との相性が良く日本人の食に合ったお米と言えるでしょう。
お米の選び方
精米日をチェック
お米の品種などを気にする方は多いですが、鮮度を気にする方は少ないですよね。
精米されたお米はどんどん鮮度が落ち、風味や味が落ちてしまうんです。
お米を購入する際は、精米日も忘れずにチェックしてできるだけ直前に精米されたお米を選ぶようにしましょう。
安心なのは単一原料米
お米の袋の裏には、単一原料米や複数原料米という記載があります。
単一原料米とは、産地や品種、生産年度などが同じもので構成されたお米で、複数原料米はそれらが異なる複数のお米が混ざった特徴が。
そのため品種や生産年度が違う複数原料米は味にばらつきがあり、当たりハズレが大きく分かれてしまうんです。
プロのお米マイスターの方などがブレンドした複数原料米は、異なる品種の味をより良く引き出している事が多いですが、スーパーなどで購入する際は単一原料米を選ぶと安心です。
袋の上からお米を観察する
スーパーなどで販売されているお米を、袋の上からチェックする事も大切なポイントです。
直接触って確認する事はできませんが、袋の上から欠けたお米や割れたお米は多くないか観察しましょう。
また真っ白になったお米が多いと鮮度が落ちている可能性が高いので、透き通った半透明状で粒の大きさが揃ったお米を選ぶようにして下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
ほとんどの方が毎日食べるお米は、品種によって大きな特徴の違いがあります。
相性のいい料理や好みの食感なども様々なので、ぜひ意識して食べてみて下さいね。
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