- いえらぶ暮らしコラム>
- 暮らし>
- こんなにあるの!?お茶の種類や効能とは!
我々日本人に馴染み深い飲み物といえば、お茶ですよね。
水分補給やホッと一息つきたい時など、お茶は暑い夏から寒い冬まで1年中飲む事が出来ます。
しかしお茶の種類は非常に多く、それぞれ体に嬉しい効能があるんです。
そこで今回は、お茶の種類や効能をご紹介します。
※お茶には様々な成分が含まれているものの、毎日飲んでいるからと言って何かしらの効果を必ず得られるわけではありません。
お茶の種類とは?
お茶は以下のように、「チャノキ」の茶葉を摘み取って加工したお茶と、それ以外の物から作られる茶外茶(ちゃがいちゃ)に分けられます。
チャノキ:煎茶、ウーロン茶、玉露、番茶、プーアール茶、紅茶など
茶外茶:なたまめ茶、ゴボウ茶、ルイボスティー、麦茶など
チャノキから摘み取った葉は、発酵の有無や加熱方法によって様々なお茶の種類になり、それぞれに異なる効能を持ちます。
お茶の種類別の効能
玉露
玉露の特徴
お土産や贈答品にも使われる玉露。
新芽が出始め、茶葉を摘み取る3週間前から日光を遮って栽培しており、まろやかな甘みや深いコクが特徴的なお茶です。
また、手間がかかるため日本茶の中でも高級茶として扱われ、値段も少々高めに設定されている事が多い特徴があります。
玉露の効能
玉露にはコーヒーよりも多くのカフェインが含まれており、リラックス効果や集中力を高める効果があります。
他にもカテキン、テアニン、ビタミンC・Eが含まれており、以下の効能が期待出来ます。
・美肌効果
・美髪効果
・疲労回復
・抗菌作用
煎茶
煎茶の特徴
日本のお茶のなかで、最も馴染み深い煎茶。
新芽が出てから摘み取るまで常に日光に当てて栽培しているため、カテキンが増加し程よい渋みと爽やかな香りが特徴です。
煎茶は日本の流通量の80%以上を占めており、忙しい合間の休憩やおもてなしにも最適ですよ。
煎茶の効能
煎茶には主に、カテキンやカフェイン、ビタミンC・B2・Eがはいっています。
そのため健康に嬉しい、以下の効能が期待出来ます。
・抗酸化作用
・利尿作用
・抗菌作用
・高血圧予防
・風邪予防
・脳の活性化
ほうじ茶
ほうじ茶の特徴
ほうじ茶とは、煎茶や番茶を強火で炒って作ったお茶です。
緑茶と違い茶色く香りも特徴的で、香ばしいサッパリとした味が食事のお供にピッタリですよね。
炒る事により苦み成分のタンニンが飛び、カフェインの含有量も少なくなっているので広い世代に好まれています。
ほうじ茶の効能
ほうじ茶には主にテアニンやクロロフィル、カテキン、ビタミンC・Eなどが含まれ、以下の効能が期待されます。
・リラックス作用
・消臭効果
・美容効果
・ダイエット効果
・高血圧予防
・インフルエンザ予防
ウーロン茶
ウーロン茶の特徴
中国茶の一種であるウーロン茶は、茶葉を摘み取った後に発酵させ、程よい所で炒って発酵を止めて乾燥させたお茶です。
黒色の茶葉は非常に香りが高く、サッパリとした味わいは脂の多いお食事との相性が抜群です。
そのため飲食店のメニューにも多く、ウーロン茶を冷やして飲む日本特有の習慣も生まれました。
ウーロン茶の効能
ウーロン茶といえば、中性脂肪を燃焼させるウーロン茶ポリフェノールが有名ですよね。
しかしそれ以外にもカテキンやテアニン、カフェイン、ビタミンB・B2などが含まれており、以下の効能が期待出来るんです。
・アンチエイジング
・リラックス効果
・抗酸化作用
・眠気覚まし
・歯周病予防
麦茶
麦茶の特徴
麦茶とは、大麦の種子を殻の付いたまま炒って、茶葉の代わりにしたお茶の事です。
主に冷やして飲む事が多いので、夏の飲料として定番ですよね。
香ばしくサッパリとしていますが、ほんのりとした甘みもあり、大人から子供まで飲みやすいお茶と言えます。
またカフェインが含まれていないため、赤ちゃんの水分補給としても使用可能です。
麦茶の効能
麦茶にはミネラル分が豊富に含まれているほか、体温を下げる効果もあるので、まさに夏の飲み物と言えます。
また他にも、カリウムやp-クマル酸、GABA、亜鉛などが含まれており、以下の効能が期待出来ます。
・むくみ防止、改善
・胃の粘膜を保護する
・血液をサラサラにする
・美容、美肌効果
・睡眠の質の向上
玄米茶
玄米茶の特徴
玄米茶とは、蒸してから炒った玄米に番茶や煎茶をブレンドしたお茶の事です。
緑茶のサッパリとした味わいに炒った玄米の香ばしさが加わり、老若男女を問わず多くの方に愛飲されているお茶と言えます。
また、玄米が混入している事により使われる番茶や煎茶の量が減り、カフェインも少なくなるという嬉しいポイントがありますよ。
玄米茶の効能
玄米茶は玄米が入っている事により、緑茶と玄米両方の成分を摂る事ができます。
また、ガンマオリザノールやGABA、豊富なビタミン類が入っており、以下の効能が期待できます。
・便秘解消
・ダイエット効果
・リラックス効果
・糖尿病予防
・血行促進
・美白作用
お茶の効能を信じすぎないで!飲みすぎのリスク・デメリット
<カフェインの摂りすぎ>
お茶には種類によって異なるものの、一定量のカフェインが含まれています。
お茶を飲みすぎると、カフェインの過剰摂取につながり、睡眠障害や利尿作用を引き起こす可能性があります。
そのため、日常的にお茶を飲む量は適度にしましょう。
<タンニンが鉄の吸収を阻害>
お茶にはタンニンが含まれており、このタンニンは鉄分の吸収を妨げます。
そのためお茶を飲みすぎると体内で鉄分が効率よく摂取されず、貧血の原因になる可能性があります。
貧血気味の方は特に、お茶の摂取量に十分注意しましょう。
<体を冷やしてしまう>
お茶に含まれるカフェインには利尿作用があり、体内の水分が尿として排出されると、体温が下がってしまう可能性があります。
そのため、冷え性の方はお茶を摂取する量に注意する必要があります。
まとめ
いかがでしたか?
普段何気なく飲んでいるお茶も、味や香りを意識するとさらに美味しく感じるはずです。
お茶の種類ごとの違いを知って、ティータイムを楽しんで下さいね。
健康的に生活するのは日々の生活習慣を意識していくことが重要です。
もし今住んでいる物件の日常生活で不満を抱えている人は、引っ越しを検討するのもよいでしょう。
「いえらぶ物件検索」ではお手頃な賃貸物件を簡単に探すことができるので、ぜひ一度ご覧ください。
いえらぶでは物件や不動産会社の口コミを見て比較できます。
よりクリアな情報から、あなたにぴったりの
いい家を選んでみませんか?
「いい家」を探す
Writer この記事を書いた人
- いえらぶコラム編集部
- 不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。