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常温がいい?夏に適した飲み物の温度とは
暑い日は、冷房の効いた部屋で冷たい飲み物が飲みたいですよね。
しかし近年、冷たい飲み物は身体に負担がかかると話題になっています。
コンビニでも、一部の飲み物が常温で販売されているのを見たことがある人も多いでしょう。
では、全ての飲み物を常温で飲むべきなのか?
常温のビールなんて、飲みたくないですよね。
今回は、冷たい・温かい・常温の3種類の飲み物のメリット・デメリットや、飲み物ごとの適切な温度と理由を、あわせてご紹介します!
冷たい飲み物のメリット
冷たい飲み物のメリットといえば、まずは爽快感です。
暑い日やお風呂上がりに、キンキンに冷えたビールやコーラの爽快感はたまりません。
もちろん、ビールや清涼飲料水は、冷たい状態で飲まれるのを前提に味が調整されていますので、冷やして飲む事が推奨されています。
また、冷たい飲み物には、体内の温度を下げる働きが。
暑い外気にさらされたり、運動で体温が上がってしまっている際には、冷たい飲み物で体温調節をしましょう。
冷たい飲み物のデメリット
体温を下げる働きは、逆効果になることもあります。
適切な体温になっているのに、冷たい飲み物ばかりを取り続けていると、太ってしまう原因になります。
体温を逃がさないために基礎代謝が落ち、結果内蔵脂肪が増えてしまうんです。
体温が1℃下がると、代謝が12%、免疫力も30%低下するというデータもあります。
また、冷たい飲み物には砂糖や糖質が多く含まれるものも。
ジュースやスポーツドリンクで砂糖を取り過ぎると、腸内環境の悪化や不眠症につながるリスクも懸念されていますよ。
さらに、アルコールは肝臓に大きく負担をかけてしまいます。
大量飲酒が続くと他の臓器にも悪影響が出たり、アルコール依存症になる可能性もありますので、適切な飲酒量を心がけましょう。
温かい飲み物のメリット
温かい飲み物のメリットは、内蔵を温めること。
血行が促進され基礎代謝も向上しますので、むくみ防止にも効果があります。
また、食べ物の消化や吸収をスムーズにしてくれますので、食べても太りにくい身体になったりと良いことづくめです。
さらに、飲み物の温度が温かいと、精神的にリラックスできる効果があると言われています。
温かい飲み物の代表であるお茶やコーヒーには、カフェインが含まれていますよね。
カフェインには、覚醒効果はもちろん、利尿作用や脂肪の分解効果もあります。
むくみやダイエットには、温かい飲み物が最適といえますね。
温かい飲み物のデメリット
良いことだらけに思える温かい飲み物ですが、一方では注意が必要です。
血行促進や基礎代謝の向上を助けてくれますが、飲み物に依存してしまうと、身体自身の体温調整能力が弱まる可能性も示唆されています。
また、熱すぎる飲み物は喫煙・飲酒と並んで、咽頭がんの要因の一つと考えられているんです。
さらに、お茶やコーヒーに含まれるカフェインには副作用や中毒性も。
カフェインの血管拡張機能は、頭痛の原因となる場合もあります。
血圧上昇や睡眠障害がおこる可能性もありますので、ご自身にあった適切な摂取量を守るようにしましょう。
年齢や体重によって適切量には大きな違いがありますので、心配な方はチェックしてみて下さいね。
常温の飲み物のメリット
常温の飲み物は、なんといっても身体への負担がかかりにくいこと。
体温に近いほど内蔵への負担は少ないので、食べ物を消化する際にも阻害しません。
また、冷たい飲み物のように体温を下げないため、免疫力への悪影響もないと言われています。
さらに、水分を取ることは体内の老廃物を排出する作用がありますが、常温の飲み物が一番効果的だそうですよ。
そして、意外なメリットが結露しないということ。
常温のペットボトルなら、カバンに入れていても他のモノが濡れないので、サラリーマンに人気なんだとか。
常温の飲み物のデメリット
常温で摂取すること自体に、デメリットはないと言われています。
しかし、飲み物が傷んでしまう危険性がありますので、注意してください。
直接ペットボトルに口を付けて飲み、それを放置すると雑菌が繁殖してしまいます。
そんな状態の飲み物なんて、とても飲みたくないですよね…。
基本的には当日中、それもなるべく早めに飲み切るように心がけましょう。
雑菌が増えやすいのは、水以外のお茶やジュース。
雑菌はデンプン質や糖分を栄養として繁殖しますので、殺菌作用があるお茶でも、どんどん増えてしまうのです。
また、煮だして作る場合には、さらに注意が必要ですよ。
お湯で煮だしてから粗熱をゆっくり取っている間に、どんどん菌が増えてしまいます。
ヤカンやポットごと一気に氷で冷やしてから、冷蔵庫に入れましょう。
また、2,3日で飲み切るようにしてくださいね。
まとめ
飲み物の温度について、ご紹介しました。
それぞれメリット・デメリットはありますが、中でも常温の効果はやはりすごいですね!
傷まないように注意は必要ですが、状況に応じて飲み物の温度を変え上手に水分補給をしましょう。
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