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「棚の扉をDIYしたい」そんなあなたにお教えするDIYの方法はこれ!

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DIYという言葉をご存知でしょうか。

少し前から流行り始めていますよね。

DIYとは、「Do It Yourself」の略語で、自分でやるという意味があります。

最近ではあるテレビ番組で、芸能人が家を自身の特技であるDIYでまるまるリフォームしたのをきっかけに、DIYをしたい!という方がますます増えてきています。

簡単に行える小物入れの作成から手の凝ったDIYも人気を集めているようです。

そこで今回は、簡単でありながらすこし手の凝った、棚に取り付ける扉に関してのDIYの仕方をご紹介したいと思います。


扉を付ければ、片付け苦手なあなたもお部屋をすっきり見せることができますよ。

DIYを行う際の注意点

まずDIYで一番大切なことは、サイズなどをしっかりと測るということ。

素人が行うとどうしてもサイズが曖昧になってしまい、実際に取り付けなどをするとサイズが合わない・・・。

ということもあり得ます。

DIYを行う際には、しっかりサイズなどは測るようにしましょう。

棚の扉の種類

1.棚の扉の種類について

棚に取り付ける際に気をつけなければいけないのは、扉の種類です。

その理由は棚をどこに取り付けるか、扉がどの種類であるかによって使い勝手がかなり変わってくるからです。

初めにどのような扉をつけて、後からその場所に設置すると決めると、いざ設置したときかなり使い勝手が悪い、などということになりかねません。

例えば、片開きや両開きのモノ。

これらは最もスタンダードな物ですが、左右に余裕がないと開ききらず、うっとうしい思いをすることが多々出てくる代物です。

このように、棚を設置する際の扉の重要性というのはとても高いモノなのです。

2.扉の種類

では、扉の種類とは、いったいどのようなものがあるのでしょうか。

まずは、先ほど紹介した最もオーソドックスな片開きの物と両開きのもの。

次に、カラーボックスなどによくみられる、上下に取り付けるパタパタ扉というものなどがあります。

棚という性質上、奥に開くものはあまり見られませんが、特殊な蝶番を使うことによって、奥にも手前にも動かすことができるものなどもあり、奥が深いです。


扉に使う金具・蝶番について

1.扉の種類は金具・蝶番で決まる

DIYで棚の扉を制作するとき、一番重要なのは、棚の置く場所をあらかじめ設定し、どの扉を作成するか明確に決めることです。

扉の種類を決めれば、おのずと、どの金具と蝶番が必要になるかが定まります。

2.基本は表か裏か

扉の種類が決まったら、次はどの蝶番と金具を使うかです。

蝶番の基本は、表から取り付けるか、裏から取り付けるか、その二つ。この違いは、蝶番が見えるか見えないか、というシンプルな考えでいいでしょう。

表側から取り付けるのは最も簡単な方法で、片開きの場合、側面に蝶番をねじで取り付け、扉を固定します。両開きの場合はこれを両側面に行うだけ。

注意しなければならないのは、取り付ける際に扉が干渉しますので、ある程度の隙間が必要だということです。

簡単に取り付けることができますが、ぴったりと隙間のないところに設置したい場合には向かない方法です。何せ、扉を開けるときに壁に引っかかって壁紙を傷つけるなんて惨事になりかねませんから。

次に、裏側から取り付ける方法です。

この裏側から取り付ける方法は、棚の空間内で行うため、手狭で表側に取り付けるより少しだけ難易度が上がります。しかし、そう難しいものではありませんので、ご心配は無用です。

裏側から取り付けた場合、蝶番は回転部分しか見えないような取り付け方となります。

室内ドアや、窓などによくみられる取り付け方ですね。

また、裏側から取り付けたい場合は、扉を開いたままにして取り付けなければなりません。

ですが、見た目が蝶番が見えない分、良い上に、ぴったりとした隙間のない場所に棚を置いても扉が壁などに干渉しないため、傷つける心配もないという優れものです。

3.ちょっと変わった蝶番

先ほどの表と裏につける基本的な方法はとても簡単なものでした。

そこで、すこし難易度をあげて、DIYにチャレンジしてみましょう。

例えば、扉の内側と棚側それぞれに金具を取り付け、後から合体するスライド蝶番などがあります。

多少のズレであれば調節する機構がありますので、そこまで難しいものではなく、見た目がモダン的なデザインなので、これを好む人も多いと言います。

このスライド蝶番でDIYしたい場合、気を付けなければならないのは、キチンとサイズを測らないといけないということ。

スライドするため、そのスライド分の奥行を計算したうえで、裏に設置する必要があります。

更に、後述する座掘りという工程が必要になります。

扉側の金具はカップと飛ばれる部分にアームが収まる作りですので、カップの厚みの分だけ扉にめり込むので、座掘りが必要になるのです。

しかし、そこはご安心ください。金具のメーカーのサイトにアクセスすれば、きちんと穴の加工図が載っていることが多いので、何もない一から考えなければならない、ということはありません。

もう一つが、自由蝶番です。こちらはさらに変わっていて、扉が両方向に開くことができるといういわゆるウエスタンドアを取り付けるための代物です。

自由蝶番でDIYしたい場合、気を付けなければいけないのは、二つの回転部分の幅より扉の厚さを小さくしないといけないこと。

また、自由蝶番には耐久重量が決まっているので、あまり重い扉を設置することはできないなどの弱点があります。

ちなみに、回転部分にはバネが仕込まれています。

扉を押していないときには自動的に蝶番が閉じるようになっていますので、ガバガバな扉になることはありません。


扉の作り方

1.いよいよ扉をDIY

さて、扉をDIYしたいという方はここからが本番です。

まず、棚に取り付けるときの扉はどのようなものが良いのでしょうか。

安く済ませたい、拘りの木材を使いたい、色々あると思います。

DIYの醍醐味と言えば、こだわることもそうですが、安くお洒落なモノが作れるということが第一でしょう。

扉を付ける棚などは、カラーボックスなどを利用すると安く済ませることができますよ。

2.DIYだいご味の採寸、のこぎりでカット

さて、まず棚に普通の扉を設置したい方、これは簡単です。まず、板を用意します。

これはホームセンターで手軽に用意できますので自分の気に入った木材を用意しましょう。

安いものでも、棚と合ったものでも、何でもいいです。

棚の横幅と上下幅をメジャーで図り、扉となる板をのこぎりなどでカットします。

DIY初めての方はベニヤ板など薄い木材を使うと簡単かもしれません。

のこぎりで切るのはちょっと…という方には、ホームセンターでカットをお願いするという手もあるのでご安心ください。

DIYはのこぎりを使ってこそ、などと考える人もいるかもしれませんが、これらは一歩ずつやっていけばいいので、焦る必要はありません。

できることからはじめましょう。

3.次はペイントをしてみよう

採寸がすみカットしたら、次は、ペイントです。

いくら何でもベニヤ板そのままというのは味気がありません。

ですので、簡単にペイントしてみましょう。

DIYには、こういったペイントが欠かせません。

ペイントする際には、ペンキを使ってもいいですし、スプレーを使っても構いません。

これらは100円ショップで手に入りますので、お好みの方法でセンスのままにペイントしてみてください。

棚の方も同じ色や模様にペイントするのもいいかもしれませんね。

4.取っ手をつけてみよう

次は取っ手をつけてみましょう。

100円ショップでも雑貨屋さんでもなんでもいいので、「これだ」と自身のセンスを信じて、お気に入りの飾りや取っ手を購入してください。

アンティーク調のパーツなども安く売っていますので、工夫次第で高級品に近づけることも可能です。

取っ手は購入して扉にねじで取り付けるだけですので、簡単ですね。

扉の取り付け方

1.棚と扉に蝶番を取り付ける

さて、ここまですんだら棚に扉を接着するために、いよいよ蝶番を使用します。

もちろん、ネット販売でもホームセンターでもいいので、お好みの蝶番を用意します。

DIYとはいえ、このような部品は既製品を使用しなければいけません。

プロでさえこういったパーツの組み合わせをしているのですから、引け目を感じる必要はありません。

棚に蝶番をつけるには、手作業でキリやドライバーで穴を開けてからねじを締める方法と、電動ドライバーでねじを押し付けて取り付ける二つの方法があります。

これからDIYを極めて行くのだ、という固い決意がある方は電動ドライバーを使用してもらっても構いませんが、初めは手作業の方がよいでしょう。

なにせ、電動ドライバーもただではありません。

結構なお値段がするものです。

蝶番を選び棚の表か裏か、上下か、はたまた枠につける両開きの自由蝶番やスライド蝶番を使うのか、これはあなたの好みです。

蝶番をつける場所を採寸し、慎重に見極めてから棚に穴あけを行いましょう。

取返しはつきますが、穴だらけの棚は作ったとしてもあまり嬉しくないものです。

できればキレイに仕上げてあげましょう。

2.見た目にこだわるなら座堀り

見た目はやはり大事、できるだけキレイに作りたい、という方は座堀りを行うと良いでしょう。

座掘りとは、アンカーボルトなどが木材の面から飛び出さないように木材を掘り込む方法です。

つまりは、蝶番のねじ止めの部分を蝶番の厚みの分だけ軽く扉と棚を削る手法です。

座掘りをしておけば、棚と扉を閉じたときに隙間が少なくなり、見た目が綺麗にみえるでしょう。

座掘りを行わなくても、隙間が少ない蝶番というものも発売されています。

それはフラッシュ蝶番といい、ねじ止めの部分が重なるようにできていますので、隙間が一枚分の厚みのみで、座掘りが必要なく、キレイにつけられる優れものです。


棚の扉をガラスにする方法

1.こだわりのガラス扉を作りたい人

自分だけのオリジナルを表現したい!

一般的な木材一色の扉じゃなくガラスで中の見えるお洒落な扉をDIYしたいという方におすすめのガラス扉のDIY方法を伝えたいと思います。

2.棚の扉をガラスにDIYするための材料

棚の扉をガラスにDIYしたいのならば、まずは材料を買い集める必要があります。

透明のアクリル板(厚さ2ミリ以上が好ましい)とガラス窓フィルムです。

フィルムはアクリル板が大丈夫かも合わせて確認しましょう。

ガラスそのものをDIYしてしまおうというのは無茶で、加工もかなり難しい技です。

専用の器具なども必要になってきます。

DIYするならちょっとズルをして、ガラス風の扉にしてしまいましょう。

そもそもDIY はそう言った知恵を出して、安く作ることが醍醐味です。

ガラスの加工が難しいならガラスを使わない。

そういう柔軟な考えを持ちましょう。

アクリル板ならば、加工も簡単に行うことができますよ。

3.窓枠はもちろん必要

ガラス部分だけでは扉になりません。

プロが作ったものにしても、窓枠があるはずです。

ということで、窓枠を作っていきましょう。

棚を採寸して木材を切って釘でとめて窓枠を…というのも、もちろんいいですが、棚を採寸し、サイズにあった、コルクボードやベニヤ板など薄い材木で中を切り抜いた方が楽でしょう。

4.窓枠とガラス部分を接着

棚のガラス扉を作るのに、窓枠とガラス部分を接着するにはどうすればよいか。

これも柔軟な発想が必要です。

木材にレール状の溝を掘ってはめ込もうなんて、DIYをしたことがある方でもそうそうできたものではありません。

ですので、同じサイズの扉の窓枠を二枚用意しましょう。

ガラス部分に窓枠を挟みそして木工用ボンドで固定するだけ。

これだけでかなり簡単に、それも割と丈夫にガラス窓つき扉が完成します。

ちょっと耐久性に不安があるなあ、と感じるのなら、ビスや釘などで裏側から固定してしまってもよいでしょう。


まとめ

いかがでしょうか。

DIY初心者の方にとって、棚の扉を付けるというのは手軽で基礎的な所を学べるのでおすすめです。

棚自体も、カラーボックスや、空き箱など、さまざまなものを利用することで手間も省くことができ立派な代物になります。

DIYにおいて一番大切なのは、柔軟な思考です。

一から自分で作るというものももちろんいいのですが、家にあるものも利用して、どこを簡単にするか、これを年頭において、色々なモノをつくってみましょう。

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