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シロアリ対策はしっかりやろう!大切な家を守るために
毎年梅雨時期になると活発に活動を始めるシロアリですが、きちんと対策をとらなければ家屋や人に様々な被害をもたらします。
元々は「山の掃除屋さん」と呼ばれ益虫として扱われてきましたが、現在私達にとってシロアリは木造住宅等を食べてしまうお尋ね者となっています。
またコンクリート造りの家も例外ではなく、継ぎ目やひび割れ等から侵入し、ガラスや陶器以外は何でも食べてしまう為家具が被害にあう恐れがあります。
近年は冷暖房器具の使用により季節を問わずシロアリ発生が確認される為、シロアリに強い家づくりをする事がとても重要な事なのです。
家のシロアリ対策① まずは被害状況を確認する
まず初めに、住居がシロアリにどの程度被害を受けているか知る必要があります。
しかしシロアリ被害はある程度浸蝕が進まなければ簡単に確認できるものではありません。シロアリ被害を疑う症例として、住居でシロアリを見つけた、床が軋む又はフワフワと浮く、水漏れや床の湿気が気になるなどが確認出来たら、床下に潜って点検しましょう。
シロアリは巣を見つけて破壊しなければ根絶出来ないので、床下、壁中、水場等怪しい場所は徹底的に調べます。ここで注意するのが、シロアリは種類によって駆除方法が違うので被害が大きい場合は専門業者に駆除を依頼しましょう。
家のシロアリ対策②駆除した後の対応も大切!
シロアリの巣を発見し、駆除した後も再び侵入されないような防止策を取る必要があります。
統計上シロアリ発生原因の約80%が雨漏り・水漏れなので、これらの修理をして発生を防ぎます。また木材はシロアリにとって好物の餌なので、住宅周辺に木材を置かない・枯葉、落ち葉、枯れ木は撤去する等、出来るだけシロアリの好物を取り除く事も重要です。
その他日陰・湿気はシロアリの好む環境なので、床下、浴室、の換気を行い結露等はこまめに拭き取ります。また、住宅周辺や床下換気口付近にプランター等を置くと風通しが悪くなるばかりか、水やりにより湿度が上がるためシロアリが発生しやすくなるので注意が必要です。
また、これから家を建てるという方は、家を建てる前にきちんとシロアリ対策をしておきましょう。
いかがでしたか?小さな体で甚大な被害をもたらすシロアリ。放っておくと最悪の場合家屋倒壊や、住居不可能な状況になる恐れがあります。風通しを良くして湿気をためない・好物である木材を出来るだけ置かない、侵入口を修理する等の対策をし、シロアリに強い家づくりをする事が重要です。
定期的に被害に合っていないか点検する事でシロアリから大切な住居を守りましょう。
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