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猫ちゃんが壁に爪とぎしちゃった!等の問題も解決。賃貸物件で猫と楽しく暮らす方法
目次
空前の猫ブームにより、猫と暮らせる賃貸物件も増えつつある現在。
猫との生活は癒しを与えてくれるだけでなく、私達の心の支えにもなってくれます。
しかし、猫可賃貸物件に入居する条件は犬よりも厳しいのが現状。
家賃が周辺の物件より若干高めの設定だったり、入居時の敷金が1ヶ月から3ヶ月程度の積み増しが条件となっている事が多いのです。
また、一般的にペットによって付けられた傷や汚れは、退去時に入居前の状態に戻すのが貸借人の義務。
そのため、痛んだ壁やフローリングの補修などで退去時に巨額な費用を請求されたという話も!
猫ブームとはいえ、猫とその飼い主を取り巻く環境は厳しいですね・・・
それでも猫と暮らしたい!そうお考えの猫好きなあなたは、次のような賃貸を探してみませんか!
猫可賃貸とは
猫可賃貸とは、通常のペット可賃貸とは違い、猫の習性に基づいた工夫がされています。
具体的には、以下のような設備を備えています。
・傷や臭いがつきにくいクロス、床材
猫は爪を研ぐ習性があり、場所を決めて研ぐように躾をする必要があります。
しかし、飼い始めたばかりの猫や子猫はところかまわずがりがりと爪を立ててしまいがち。
猫可賃貸の場合は傷がつきにくいクロスや床材を利用しています。
また、猫の排泄物の臭いは意外と強烈です。
猫のトイレ掃除を怠ると、室内に臭いが染みついてしまうことも。
そのため、猫と暮らすことを想定した賃貸には壁紙クロスも消臭効果がある物を使っています。
・ドアにくぐり戸
賢い猫の中には、自分でドアノブに飛びついてドアを開けるという子もいます。
しかし、そうするとドアノブも傷がついてしまいます。
猫可賃貸には、ドアに猫用のくぐり戸が付けられています。
・キャットウォーク
猫には自衛本能があるため、周りが見渡せるような高い場所を好みます。
そんな猫が安心してくつろげるのがキャットウォークの上。
賃貸に作り付けなので、猫が飛び乗っても大丈夫です。
・玄関には脱走防止の網戸つき
好奇心の強い猫の中には、来客で玄関ドアが空いた瞬間外に逃亡する子もいます。
猫の脱走を防ぐために、ドアには網戸を付けるなどの工夫がされています。
猫と快適に暮らせる賃貸には、以上のような工夫がされています。
しかし、たとえ猫も住める賃貸であっても、通常のペット可賃貸ではここまで整備されている賃貸物件は少ないでしょう。
では、通常のペット可物件でも猫と快適に暮らせるようにするにはどうしたらいいのでしょうか。
こちらではせっかく見つけたペット可賃貸で、トラブルを起こさずに気持ちよく生活できるグッズやDIYの方法をご紹介します。
賃貸物件の壁を猫の爪とぎから守るには
猫が爪を研ぐのには次のような理由があると言われています。
・古い爪をはがして新しい爪を伸ばすことで、狩りの道具である爪の状態を整える。
・自分尾縄張りを主張するためのマーキング
・爪への刺激でストレス発散
爪とぎは猫の生理現象なので、完全に辞めさせる事は出来ませんが、しっかりと対策をする事でお部屋への被害をある程度防ぐ事はできます。
爪とぎはDIYで防ぐことが可能です。
壁に布を貼ったり、壁にマスキングテープを取り付けてブロックを付ける方法も。
もちろん、ペットショップで爪とぎを購入するのもいいですね。
猫には爪を研いでいけない場所をはっきりと示すとともに、爪を研いでも良い場所(爪が研ぎやすい場所)を上手にセッティングする事も大切です。
猫が「ここなら爪を研ぎやすいな、爪を研いでいいんだな」と感じられれば、無理なく壁や柱への爪研ぎを防げます。
壁に貼れる爪とぎボードがありますので、設置すると猫ちゃんもストレスを溜め込むことなく生活できそうです。
出典:http://houjyoukoubou.blog.so-net.ne.jp
猫のトイレもインテリアに
猫のトイレは洗面所などに置く方が多いかもしれませんが、狭い、場所がない等の理由でリビングに猫のトイレを置く必要があるという方も多いでしょう。
そんな時こんなトイレなら、パッと見では来客に猫のトイレがあると気づかれません。
また、100均で売っている木材を使ってトイレカバーをDIYしてみるのもいいですね。
木は嫌な臭いを吸い取る効果があります。
脱走対策
猫と暮らすことで、最も気を使うのが脱走対策です。
猫は知能が高く学習能力もあるため、前足を使って簡単な扉くらいは開けたりすることもできます。
また、宅急便が届いて対応している時に開けたドアの隙間から脱走・・・ということもありますよね。
もしもの時のために、扉にもDIYしましょう。
賃貸は釘うちNGなので、代わりに突っ張り棒と園芸用網などで製作できます。
扉の開閉が楽になるように、下にはキャスターをつけるとよいですよ。
費用は全部で1万円もかかりません。
市販品の猫脱走防止用パーテーションもありますが、値段が3万円越えと少々お高めです。
賃貸物件で猫と楽しく暮らすには、防音もきちんとしなくっちゃ
猫が高い所からジャンプしたり、おもちゃをごろごろ転がしたりした時に予想外に音が階下に響く事があります。
防音効果のある絨毯を敷くのが一番良いのですが、絨毯は猫の毛がつきやすい、掃除がしにくい、猫が吐いたりした場合に掃除が出来なくて不衛生になりやすいなどの難点もあります。
また、猫は時々嘔吐をします。
その理由は毛づくろいで自分の毛を飲み込んで、体内にため込んでしまうから。
フローリングだと、嘔吐の跡が床にシミ付いてしまう事もあります。
床には絨毯より、最初にコルクマットを敷き、その上にフローリングカーペットを敷くと防音効果が高く、掃除も楽になりますよ。
賃貸物件の壁にキャットウォークを取り付けるのもDIYできる!
猫は「高いところにいれば敵に狙われない、敵を早く見つけられる」という野生の本能から高いところを好みます。
その習性を狭い家の中でもいかせる工夫をしてあげましょう。
ここでは、壁に穴を開けないで柱を固定することができるDIY商品「ディアウォール」を使います。
他には、ディアウォール専用棚受け、2*4の木材です。
木材はホームセンターで指定した長さにカットしてもらいましょう。
あとは家に持ち帰り、組み立てるだけ。
DIYすれば棚板の位置も自由に変えられていいですね。
最近では、猫のストレス解消グッズにランニングマシーンなども販売されているようですよ。
賃貸物件で猫と住むにあたり、他にも注意したい事
網戸にはロックをかけ、猫が開閉出来ないようにしましょう。
トイレに流せるタイプの猫砂がありますが、集合住宅でもし配管が詰まったら他の居住者にも迷惑がかかります。
流せるタイプの猫砂であっても、トイレに流さないほうが無難です。
実際に猫砂が原因で配管が詰まるトラブルが数件起きています。
猫の排泄物は決められた方法でゴミとして出しましょう。
当然ですが発情期の猫の鳴き声は、普段は鳴かないという猫でもとても大きくなります。
避妊・去勢手術は必ず行いましょう。
賃貸物件で猫を飼う際に最も大切なのは「しつけ」
「犬は躾けられるけど、猫は無理。」と思っていませんか?
猫はとっても賢いので、学習能力もあるんです。
ただ猫は必要がないと判断して覚えようとしないだけなのです。
一緒に暮らすうえで猫にどうしても直してもらいたい習慣があれば、猫の学習能力を応用して直してもらう事もできます。
例えば、猫がテーブルの上に乗って物を落としたりする場合。
これは猫が人の気を引きたくてやっていることです。
それが困るのであれば、一番いいのは反応しないこと。
無視していれば、猫も「これをしても遊んでくれないんだ」と学習してくれます。
猫は叱っても意味がありません。
根気がいりますが、猫と快適に暮らすには躾も避けては通れない事を知りましょう。
おわりに
いかがでしたか?
猫と賃貸物件での暮らしを諦めていた方も、今回の方法を実践すれば快適な暮らしを実現できそうです!
飼い主は猫の習性を学んで、猫が悪者にならないようにマナーとルールを守って生活しましょう。
近年では、 猫がついているシェアハウスもあるようです。
猫好きな仲間との暮らしなら、気兼ねなく猫との生活を楽しむことが出来ますね。
将来猫を飼おうと考えている方、猫によるトラブルでお悩みの猫好きの方は、是非参考にしてみてください!
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