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- 隣から罵声!DVの通報はどこにすればいい?
最近ではあまり聞かなくなったDV(ドメスティック・バイオレンス)ですが、SNSで検索して見ると高い頻度でつぶやかれていることが分かります。
アパートやマンション等に住んでいる方の中には、隣人の大声を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
ケンカの場合もありますが、もしそれが日常的なDVだったらアナタはどうするでしょうか。
多く人に迷惑がかかるDVが近所で行われていた場合にどうするべきかを改めて考えてみましょう。
DVは身近に潜んでる?
ドラマでも話題となっているDV夫。
ニュースなどを見ていても、日頃から暴力を受けていた被害者が殺害される事件が少なくありません。
2012年の政府の調査では既婚女性の3人に1人がDVを体験したことがあるそうです。
DVとは
ドメスティックバイオレンスの略で、恋人や配偶者などと言った親しい関係の人から加えられる暴力の事をいいます。
家庭内暴力とも言われています。
男性から女性に加えられることが多いと思う方もいますが、最近は女性から男性に加えられることもあるようです。
DVとは暴力以外にも罵声を浴びせたり、行動を制限したりする事を指しているので気づかないケースが多いようです。
ですが、1人で寛いでいるところに隣人・上の階に住んでいる人の悲鳴などが聞こえたり、異様な物音が聞こえる場合は要注意。
まずは、大家さんや管理会社に相談してみましょう。
実際のDV被害の通報について
隣の部屋でDVなどがあっても、日常的に大声で言い合いをしているという場合が多く、通報をためらってしまいますよね。
日常的に物騒なことが身近で起こっていたらストレスと恐怖を感じてしまいますが、SNSを見てみても、隣の部屋から大声がするけど通報するべきか?と迷っている方が多いようです。
しかし、被害者やDVをしている本人の為にも通報は積極的に行った方が良いようです。
もしかしたら、取り返しのつかないことが起こるかもしれないので、なんかおかしいな・・・。
と感じたら直ちに通報をするようにしましょう。
大家さんからしてもDVは厄介なもので、住民からの相談なども少なくはないようです。
大家さんの場合は、壁やドアを壊されても退去時の立会いまで知らない事が多く、修繕費を追加で貰わなければなりません。
手のひらサイズの穴でも、壁一面を全て張り替えなければならない場合は修繕費が5万円ほどかかることもあるんです。
もしかしたら警察沙汰・事故物件になりかねないことを考えると、早く退去して欲しいのが本音のようですよ。
隣人のDVを警察に通報するのには注意が必要!
DVされているとわかったら直ちに通報をした方がいいのですが、警察に通報する場合には注意が必要です。
警察は現場で起こっていないと動いてはくれまし、生死に関わる時にしか立ち入れないということがほとんどのようです。
そういった場合、証拠として録音などをしておくと警察も動いてくれる場合があるので、おかしいと感じたら、念のため録音などをしておくといいでしょう。
また、隣人から逆恨みされたらどうしよう?という思いもあるでしょう。
その際は、管理会社や大家さんに警察への通報の依頼をしてもいいでしょう。
深夜に発生した場合でも速やかに110番してかまいません。遅い時間ならパトカーを鳴らさずに駆けつけてくれるようです。
警察以外だとDVの通報はどこにすればいい?
配偶者からの暴力全般に関する相談窓口として「配偶者暴力相談支援センター」があります。
都道府県が設置する婦人相談所その他の適切な施設において、配偶者暴力相談支援センターの機能を果たしています。
事前に電話で連絡したうえで相談に行くことをおすすめします。
まとめ
最近では女性から男性へのモラルハラスメントなども増えているらしく、どこでも起こりうるDV。
隣人がDVされていると言うのは、辛いものがありますがしっかりとアクションを起こさなければなりません。
管理会社や大家さんに報告して状況が改善されないようなら、各自治体に設置されている”人権政策課”などへ相談してみてください。
DVを警察に相談しても、証拠不十分として事態が好転しない場合もあるので、通報がためらわれる場合には観察日記などをつけてみると良いかもしれませんよ。
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Writer この記事を書いた人
- いえらぶコラム編集部
- 不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。