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沖縄に来たら避けて通れない、ヤモリトラブル
沖縄では民家の壁や網戸など、いたるところにたくさんのヤモリがいて、「キキキッ!!」と小鳥のような鳴き声をあげながらあちこちにへばりついたり、走り回ったりしている姿を見かけます。
那覇市の新都心エリアなどでは滅多にお目にかかることはありませんが、県内どこででも見られる生き物です。
豊富な自然が沖縄の魅力だから・・・と受け入れられる人は良いのですが、転勤など、仕事の関係で自分の意思とは関係なくこの沖縄に引っ越してきた人は、この現実を容易に受け入れられる人ばかりではないと思います。
今回は沖縄に移住してきた人のために、恐怖の「ヤモリトラブル」に巻き込まれない方法をお教えします。
エアコン故障の原因1位が「ヤモリ」!
蒸し暑い沖縄の夏には欠かせないエアコン。
その室外機にヤモリが入り込み、電子回路をショートさせるケースが頻繁に起こっています。
大手エアコンメーカーに聞いたところ、「年々減ってはいるけれど、百台出荷すれば20台は被害に遭う」のだとか。
那覇市内に住む会社員は、ある日夜中に突然室外機から「バン!!」と音がして、エアコンが止まってしまいました。
後日家電量販店のサービスマンを呼び、エアコンをみてもらうと室外機の中でヤモリが死んでいたのです。
その修理代金はなんと2万円!
そんなケースが度々起こるため、各メーカーは室外機カバーの隙間を小さくしたり、回路をシリコンで覆うなどの対策を講じています。
年々被害件数は減ってはきたものの、回路を空冷で冷やす構造上、完全に密封することは出来ない状況。
決定的な解決策は見つかっていないのが現状です。
エアコンを壊すトラブル以外にも、天井から突然ヤモリが降ってくるというホラー映画のような現象も・・・
爬虫類が苦手な人は考えただけでも恐ろしいですよね。
ヤモリトラブル回避!家への進入を防ぐ方法
ヤモリとは同居できない!と考える方に、ヤモリの進入を防ぐ方法をご紹介します。
家の隙間を埋める
密封用パテで通気口やサッシの隙間、お風呂の換気口、エアコン周辺に隙間がないか調べます。
それ以外にも隙間があれば、パテでふさぎ、念のため養生テープを貼ります。
キッチンやバスルームは使用後水を拭き取る
ヤモリは水場に水を飲みにきます。
使用後のキッチンや風呂場はかっこうの水飲み場!
姿を見たくなければこまめに水を拭き取りましょう。
蛇忌避剤を置く
家の周囲に置くだけで、蛇やトカゲ、ヤモリが嫌がる特殊な匂いを発して寄せ付けません。
高層階に住む
とにかく高層階に住めば、虫やヤモリに遭遇しません。
何階以上なら大丈夫、とは言えませんが、上に行けば行くほどヤモリとの出会いの確率は下がるでしょう。
ヤモリは家の守り神
沖縄のヤモリは「ヤールー」と呼ばれ、蚊やゴキブリなどの害虫を食べてくれるため「家の守り神」とも言われています。
邪険に扱うと家に災いが起こるかもしれません。
それにヤモリ、よく見るとかわいい顔をしていますよ。
ゴキブリが出るよりはまし、と思って仲良く暮らすのも一案です。
が、なるべくならヤモリさんとは暮らしたくないという方は、今回ご紹介した方法を実践してみてください。
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