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- 出雲大社に行きたい!出雲大社の歴史と見どころは?
目次
出雲大社は縁結びで有名です。
出雲大社を訪れる方は、もちろん縁結びのご利益をいただきたいとお考えの方は多いでしょう。
その他にも、「パワースポット」としてエネルギーを感じたい方や、「御朱印巡り」で訪れる方など様々です。
ここでは、出雲大社の歴史や見どころをご紹介しますので、訪れる際のご参考になさってください。
出雲大社の歴史と有名な御朱印巡りについて
出雲大社が建っているのは、神々の国と呼ばれる出雲の地、島根県出雲市です。
ご存じの方も多いですが、旧暦の10月には全国の八百万の神々が集まるということで、出雲の地だけは「神在月」と呼ばれることでも有名です。
ここでは、出雲大社の歴史と御朱印についてご紹介します。
<出雲大社の歴史にふれる>
出雲大社は「縁結びの神様」として、また「いなばのしろうさぎ神話」で有名な、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)をお祀りしています。
大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)は、古事記に「国つくり神」として登場します。
その大国主大神にある時、アマテラスオオミカミの命を受けたタケミカヅチから「国を譲ってほしい」と交渉されます。
その時に、大国主大神が出した条件が「天皇と同じ立派な宮殿をつくってほしい」ということだったそうです。
その宮殿で、大国主大神とスセリヒメ神が様々な試練を乗り越え夫婦として愛を育んだということです。
それが出雲大社で、出雲大社が「縁結びの神様」として有名になった由縁です。
また出雲大社は60年に一度、遷宮(60年ごとに社殿を修造することを)がおこなわれることでも有名で、平成20年の大遷宮の時には「平成の大遷宮」として多くの方が訪れました。
<出雲大社の御朱印>
「御朱印(ごしゅいん)」とは、神社や寺院において、参拝者に向けて押印される印章・印影のことです。
今では御朱印が寺社それぞれのオリジナルになるため、その多種多様さに魅了された方が御朱印集めを趣味にしている方も増えています。
しかし、元々御朱印とは参拝以上の願掛けをおこないたい際に、写経を納めた証として御朱印をいただいていたのです。
今では、少額の代金を納めると書いていただけるようになりました。
もちろん、出雲大社でも5種類の御朱印をいただけます。
・出雲大社 御本殿:出雲大社のご本殿
ここでいただける御朱印は、出雲大社の朱印が押されている御朱印で、気高さが伝わってくるようなとてもシンプルな御朱印です。
御朱印には、「奉拝」と書かれているのですが、出雲大社御本殿の御朱印は「参拝」とかかれているところが珍しいです。
・神楽殿:出雲大社御本殿より西側にある
「出雲大社神楽殿」の朱印が押されている御朱印で、御本殿の御朱印と異なり「参拝」ではなく「奉拝」と書かれています。
・出雲國神仏霊場:出雲大社出出雲国神仏霊場めぐり
出雲大社は第一霊場ということから、大国主命の国譲りの神話にちなみ「譲」と書かれています。
・北島国造館:出雲教と天神社の2種類のご朱印をいただける
最右には「出雲大社 北島国造館」と刻字された御朱印で、それぞれ中央に「出雲教」や「天神社」と刻字された赤い朱印が押されてます。
訪れた記念にそして、願いを成就するために御朱印を集めてみてはいかがですか?
参拝のマナーと出雲大社の見どころは?
縁結びの神様として有名で、毎年多くの参拝客が訪れる出雲大社です。
ぜひ、出雲大社へ行って参拝したいとお考えの方に、正式な参拝ルートや方法、そしてせっかく行くのですから見どころもご紹介します。
<出雲大社の正式な参拝方法>
御本殿で神様に参拝することがゴールとすると、ご本殿へ向かうルートはどこからでも向かうことはできます。
しかし、正式な参拝ルートは正面からの参拝方法になります。
ここでは、実際に参拝しているようにルートを説明しながら、見どころをチェックして御本殿へ向かっていきます。
①勢溜(せいだまり)の大鳥居→この先から参道が始まります。
②祓社(はらえのやしろ)→ここで身を清めます。
③松の参道→中央は神様の通り道といわれています。
④御神像→右手には出雲大社の主祭神、大国主大神の「ムスビの御神像」、左手には「御慈愛の御神像」が見えてきます。
⑤手水舎→ここで手と口を清めます。
方法は、柄杓を右手に持って水を汲み、まず左手に水をかける→柄杓を左手に持ち替えて水を汲み右手に水をかける→柄杓をもう一度右手に持ち、水を左手に受けて口をすすぐ(柄杓に口をつけない)→もう一度左手に水をかけ、最後に柄杓を立てて残った水で柄の部分を洗い清める→柄杓をもとの位置に伏せて戻す
コロナ禍では、柄杓を使用することはできませんが、同じ手順で清めます。
⑥銅鳥居→軽く一礼を忘れずに!
⑦拝殿→出雲大社で参拝する方法は、「二礼四拍手一礼」です。
⑧八足門→御祭神に最も近づける門です。
⑨御本殿→大社造りと呼ばれる日本最古の神社建築様式で、1744年(延享元年)に再建されたもので、本殿正面からは神様を横から参拝する形になります。
参拝のタブーを確認します。
・鳥居をくぐる際は一礼をする
・参道の真ん中は歩かず、端を歩く
・祓社(はらえのやしろ)で汚れを落とす
・二礼四拍手一礼をおこなう
・手水舎で手と口を洗い清める
せっかくの出雲大社の参拝ですから、正式ルートで、マナーを守った参拝をしましょう。
出雲大社周辺にある見どころスポットもチェック!
せっかく出雲大社へ来たのですから、参拝以外でも楽しみましょう。
ここでは、出雲大社周辺のおすすめスポットとアクセスをご紹介します。
<歴史と景色で出雲大社に思いをはせるスポット>
・稲佐の浜
神在月に全国の神々を迎える場所として有名で、夕日が美しいスポットです。
交通アクセス方法:一畑電鉄出雲大社前駅から徒歩15分
・島根県立古代出雲歴史博物館
出雲大社のすぐ東隣にあって、出雲大社や古代出雲の歴史について知ることができます。
交通アクセス方法:一畑電車 「出雲大社前駅」降車 徒歩7分・一畑バス 「正門前」降車 徒歩2分
<出雲大社参拝の思い出に添えるグルメとショッピングスポット>
・出雲大社正門前ご縁横丁
グルメ・グッズ・お土産・占いの店が立ち並び、食事や休憩をしたり、買い物をするのにぴったりで、出雲大社参拝を一層楽しませてくれるスポットです。
交通アクセス方法:一畑電車大社線「出雲大社前駅」より徒歩5分
・島根ワイナリー
島根グルメ&お土産の充実した品揃えで、家族でも楽しめるスポットで、出雲大社からも出雲大社からも近いことが魅力です。
交通アクセス方法:浜山公園北口駅徒歩15分・出雲大社から車で5分
その他にも周辺スポットには、魅力が満載です。
ぜひ、周辺スポットへも足をお運びください。
まとめ
今回は出雲大社の見どころや参拝のマナー、そして参拝だけではない周辺でのお楽しみスポットをご紹介しました。
縁結びの神様で有名な出雲大社は、一度は訪れ参拝したいとお考えの方が多い神社です。
パワースポットとしても知られていて、参拝だけでなくそこの空気に触れてみたいという方もいらっしゃるほどです。
これから出雲大社へお出かけの予定の方のご参考になればうれしいです。
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