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11月2日はキッチン・バスの日!水回りの汚れの特徴&掃除のコツとは?

いえらぶコラム編集部

11月2日はキッチン・バスの日!水回りの汚れの特徴&掃除のコツとは?

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11月2日はキッチン・バスの日として知られています。

キッチン・バスの汚れは少し放っておくだけで汚れが落ちにくくなるため、悩まれている方も多いのではないでしょうか。

今回は、キッチン・バスの汚れの特徴を述べたうえで、掃除のコツについて解説します。

11月2日キッチン・バスの日とは?

11月2日はキッチン・バスの日(家庭文化の日)として知られています。

なぜ、11月2日がキッチン・バスの日になったのでしょうか。

その由来を説明したうえで、キッチン・バスの掃除に関するちょっとした統計もご紹介します。


11月2日キッチン・バスの日とは

11月2日は、キッチン・バス工業会により、キッチン・バスの日(家庭文化の日)として制定されています。

11月3日が文化の日であることから、その前日を「家庭の日」として定め、家庭文化、とくにキッチンやバスの在り方について皆で考えようという意味合いが込められているそうです。

また、Kitchenの「K」もBathの「B」も、それぞれアルファベットの中で11番目と2番目の文字であることも関係していると言われています。

バスルーム掃除にかける時間は1年で61.2時間?

ママスタのアンケートによると、「主婦が掃除を面倒だと感じている場所」1位はお風呂、2位トイレ、3位キッチンという結果が出ています。

いかに多くの方が水回りの掃除に手こずっているかが分かります。

また、同じアンケートの結果から、バスルームにかける掃除時間は1年間で平均61.2時間にのぼるという結果も出ています。

面倒だと感じながらも、年間61.2時間もの時間をバスルーム掃除に費やすのは、なかなかしんどいと感じられている方も多いのではないでしょうか。

そこで、キッチン・バスの掃除が少しでもラクになるように、汚れの種類やその掃除方法について以下でご紹介します。

キッチン・バスの汚れについて解説!

キッチン・バスの汚れは、具体的にどのようなものがあるか、見ていきましょう。


黒ズミ

黒ズミは、バスルームのタイル生地や浴槽の蓋、キッチンのシンクなどに見られる黒い汚れです。

目にする方も多い汚れなのではないでしょうか。

黒ズミは、空気中に存在しているカビが、付着した汚れ(尿や垢など)や洗剤成分などを栄養にして、繁殖したものです。

カビは湿ったところで繁殖するため、長時間湿度が非常に高い状態が続くとあっという間に繁殖してしまいます。

また、とくにタイル生地など細かい場所に入り込んだ黒ズミの汚れは非常に厄介で、なかなか取れず苦労する方も多いでしょう。

赤シミ

続いては、ピンク色の汚れの赤シミです。

赤シミは、洗面台の排水口や水栓まわり、バスルームの床などに発生することが多い汚れです。

赤シミは、空気中に存在する細菌が、水分の多い場所で汚れを栄養として繁殖したものです。

こすると比較的すぐにとれやすいのが特徴です。

ぬめり

キッチンやバスの水栓まわりなど水がたまる部分に発生しやすいのが、ぬめりです。

ぬめりは、細菌やカビ、バクテリアなどが増殖する際に出す粘着物質が集まってできたものです。

金属石鹸

金属石鹸とは、浴槽のふちや、洗面桶などに付着している白っぽい汚れのことで、石鹸カスとも言います。

金属石鹸は、石鹸や人間の脂肪分が、水道水に含まれるカルシウムなどと反応してできた汚れのことです。

日々の汚れが積み重なると、なかなか取れない汚れとなっていることもあります。

水垢

水垢とは、浴槽や洗面桶、シンクなどに付着している汚れのことです。

水道水に含まれるケイ酸が付着し、残ったもののことを言います。

水道水の中の成分を変えることはできないため、水垢を防ぐには、こまめに拭き取り掃除をするしかありません。

キッチン・バスの掃除のコツ!汚れを溜めないためには?

最後に、キッチン・バスの掃除のコツをご紹介します。


バスルームの掃除のコツ

バスルームの掃除のコツは、「黒カビをいかに発生させないか」です。

①バスルームの水分を徹底的になくす

カビの繁殖を助長する原因は、湿気です。

湿気をなくすためには、入浴後すぐにお風呂のお湯を抜き、すぐに換気扇をかけることです。

それでもなかなか乾かない場合は、スキージーなどで拭き取ると確実でしょう。

必要によっては、浴室乾燥機なども活用していくと良いですね。

②防カビ剤や重曹を使って予防掃除を

水分を徹底的になくすことと並行して、防カビ剤もうまく活用することもオススメです。

目に見えるカビがない段階から、予防掃除としてカビの胞子を徹底的に除去することにより、バスルームの嫌な黒カビの繁殖を防ぐことができます。

市販の防カビ剤も使え、浴槽の残り湯に重曹を入れ、その中に洗面桶や洗面椅子、お風呂用の子どものおもちゃなどを一晩入れておくと、カビを防ぐことができます。

③バスルームの汚れ別対処法

バスルームの汚れ別に、以下のように対処すれば掃除が効率的に進みます。

・鏡の水垢:クエン酸スプレー→キッチンペーパーで貼りつけ(2,3時間放置)→メラミンスポンジで汚れを落とす

・蛇口の水垢:クエン酸スプレー→メラミンスポンジでこする→細かい場所は歯ブラシで掃除

・浴槽の汚れ:重曹沸騰水&クエン酸スプレー(30分間放置)→スポンジなどで汚れを落とす

・タイルの黒ズミ:乾いた状態の床にクエン酸スプレー→重曹を粉のままふりかける(1、2時間放置)→ブラシなどで汚れを落とす

 それでも落ちない場合は塩素系漂白剤が有効だが、クエン酸と併用すると危険なので注意が必要

・排水溝の汚れ:重曹1カップ、クエン酸小さじ2を排水口に振り入れる→ぬるま湯1カップ(30分放置)→スポンジで汚れを落とす

キッチンの掃除のコツ

キッチンは、油汚れや食品などが付着しやすく、非常に汚れが発生しやすい場所です。

ただ、キッチンは食べ物を扱う場所なので、市販の洗剤などを使うことが気になる方もいらっしゃるかもしれません。

まずは、濃度の高い洗剤を使わなくてはいけなくなるまでに、使うたびにこまめに掃除をしていくことが大前提となります。

料理をしながら、空いた時間におこなう「ながら掃除」も含め、以下でご紹介します。

①排水口に熱湯を流す

排水口には、食品や油などさまざまな汚れが付着しています。

また、キッチンやバスルームで発生しやすい「チョウバエ」は一度に200個もの卵を排水口に付着している汚れに産み落とすそうです。

そこで、排水口の汚れやチョウバエの卵に効果的なのは、熱湯を流すこと。

熱湯をこの掃除のために沸かさなくても、残りのゆで汁などを用いて流すだけでも十分です。

ただ、熱湯のまま流すと排水口の破損につながる恐れがあるので、60度程度まで下げてから流すようにしましょう。

②食器洗いの最後にシンク洗い

食器洗いが終わったあとにひと手間かけるだけで大分違ってくるのが、シンク洗いをすることです。

食器用洗剤を使って、スポンジでさっと一洗いするだけです。

この一手間を食器洗いのたびにおこなうだけで、汚れの蓄積が変わってきます。

ただし、スポンジは掃除用のスポンジを使うようにしましょう。

③ステンレスコーティングをする

水垢を予防するためには、シンクを使うたびに水を拭き取ることが一番です。

ただ、毎回拭き取るとなると手間が大変なため、ステレンスコーティングをあらかじめしておくとラクです。

市販でステンレスコーティング剤が売られていますので、是非試してみてくださいね。

④キッチンの汚れ別対処法

・シンクの水垢:クエン酸スプレー→キッチンペーパーでラップ(2,3時間放置)→スポンジで汚れを落とす

・ステンレスのサビ:クリームクレンザーをラップで丸めたものでこする

・蛇口の水垢:クエン酸スプレー→キッチンペーパーでラップ(2,3時間放置)→汚れを落とす、細かい場所は歯ブラシで

・排水口のぬめり:重曹1カップ、クエン酸小さじ2を排水口に振り入れる→ぬるま湯1カップ(30分放置)→スポンジで汚れを落とす

まとめ

以上、キッチン・バスの汚れや掃除のコツについてご紹介しました。

大前提として、汚れを溜め込まず、こまめに掃除をしていくことが大切です。

日々の掃除のひと手間で、大掃除のときの負担を減らせると良いですね。

いえらぶコラムでは、今回ご紹介したような、住まいに関するお役立ち情報をご紹介しております!

ぜひチェックしてみてくださいね。

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