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目次
リフォームを成功させるためには、しっかりとしたリフォームプランさえ計画できれば良いと思っていませんか?
実は、リフォームを成功させるためには、リフォーム会社選びがとても重要なんです。
たとえ、完璧に近いプランを練ることができたとしても、リフォーム会社の施工が杜撰であれば、元も子もありません。
また、良いリフォーム会社を選ぶことができれば、リフォームプランについても効果的なアドバイスをくれることもあります。
つまり、あなたのリフォームが成功か失敗のどちらに傾くかは、会社の選び方で決まるといえるのです。
しかし、信頼できる会社かどうかは、何を基準に判断すれば良いのでしょうか?
この記事では、リフォームを成功させるためのリフォーム会社の選び方のコツを分かりやすくご紹介いたします。
リフォーム会社にはどんな種類やタイプがある?
リフォーム会社の選び方を知る前に、まずはリフォーム会社にはどんな種類やタイプがあるのか知っておく必要があります。
なぜなら、どんなに評判の良い会社だとしても、必ず得意なことと不得意なことがあるからです。
たとえば、デザインが得意な会社でも外構工事は不得意だったりする場合が考えられます。
自分の理想どおりのリフォーム内容と、その会社の得意分野がマッチするリフォーム会社を選べるように、まずはリフォーム会社の種類を把握しておきましょう。
一般的なリフォーム会社の種類は以下の8種類です。
①リフォーム・リノベーション専門会社
新築工事は手掛けず、リフォームやリノベーションを専門的におこなっている会社です。
とくにリノベーション専門会社はデザイン性や建材、設備などにこだわっている場合が多く、個性のある空間にリノベーションしたい場合におすすめです。
リフォーム専門会社は地域に特化していることも多く、その地域や風土に合ったリフォーム内容を提案してもらえることもあります。
②工務店
工務店は工事をおこなう職人を取りまとめる会社のことで、ハウスメーカーの新築工事やリフォーム会社のリフォームも、実際にリフォームをおこなっているのはほとんど工務店です。
つまり、質の良い工務店を選ぶことができれば、良いリフォームができるということです。
工務店はハウスメーカーやリフォーム会社からの依頼だけでなく、自社で直接リフォームやリノベーションを請け負っているところもあります。
③ハウスメーカー
ハウスメーカーといえばピカピカの新築住宅をイメージするかもしれませんが、近年では新築とは別にリフォームをおこなう部門を立ち上げているハウスメーカーもあります。
新築同様、システム化されているので工事における失敗が少なく、ハウスメーカーのブランドがあるので安心感があると感じる方も多いです。
ただし、こちらも新築同様、プランの自由度の低さや料金が割高であることがデメリットとしてあげられます。
④設計事務所(建築家)
デザインや設計にこだわってリフォームやリノベーションをしたい場合、設計事務所に依頼することも有効です。
大規模リフォームを検討する場合、しっかりとした設計をしてもらうことで、より良いリフォームにすることができます。
ただし、設計事務所や建築家に依頼できるのはあくまで設計のみになるので、施工会社は別に探す必要があります。
⑤ホームセンター
地域のホームセンターでも、リフォーム相談カウンターが設けられているところがあります。
主に小規模な工事を対応しており、そのホームセンターで販売されている洗面台などの設備機器の取り付けをおこなっています。
ホームセンターのスタッフが施工をおこなう場合もあるため、施工の精度については留意しておいた方が良い場合もあります。
⑥設備機器メーカー
キッチンやバス、トイレなどの設備機器メーカーが、リフォームもおこなっている場合があります。
設備単体でのリフォームになるので全面的なリフォームはできませんが、元々あった設備と同じメーカーの設備に交換する際は、リフォーム会社を選ぶ手間が省けるので安心感があります。
実際の施工は工務店がおこなうため、施工精度や施工費用は依頼先の業者によってケースバイケースです。
⑦電気・ガス会社
電気会社やガス会社などでも、リフォームを対応していることがあります。
とくにガス会社に多く、ガスコンロなどの設備機器を比較的安価に提供してもらえる場合もあります。
ですが、あくまで電気会社やガス会社なので、リフォームできる範囲は設備単体などの小規模です。
⑧インテリアショップ・家具メーカー・家電量販店
最近ではインテリアショップや家具メーカー、家電量販店でリフォームを依頼できるところも増えました。
インテリアショップや家具メーカーの場合、そのブランドの世界観を反映したリフォームができます。
そのため、室内全体のイメージを変える大規模リフォームの依頼に適しています。
必ずチェックしたいリフォーム会社を選ぶコツとは?
自分に合ったリフォーム会社の種類が把握できたら、次は実際にリフォーム会社を選んでいきます。
ここからは、リフォーム会社の選び方のポイントを6つ、ご紹介いたします。
①自分のリフォームと同内容・同規模の施工実績があるか確認する
先述のとおり、リフォーム会社には得意不得意があり、なかには対応していないリフォーム内容があることもあります。
まずは、自分が依頼したいリフォーム内容と、同じ施工内容や同じ規模の施工実績があるのか確認しましょう。
ホームページやSNSを持っているリフォーム会社であれば、過去の施工実績が掲載されていることも多いので、そちらを事前に確認しておきましょう。
②要望に合った提案をしてくれるか確認する
次に、リフォームを相談した際に会社側が出してくる提案が、自分の希望とマッチした内容なのか確認しましょう。
例えばトイレのリフォームをする場合でも、トイレの機能向上を重視したい方や、予算を抑えたいなど、方によって重視したいポイントが異なります。
ですが、会社側の意見を通そうとして、こちら側の意見を聞き入れてくれない会社もいるかもしれません。
依頼者に対して、どのようなリフォームをしたいのか積極的にヒアリングをしてくれる会社を選ぶことがとても重要です。
③質問に対して正確な返答をしているか確認する
リフォームについて質問をした際に、正確な返答をしてくれるのかに注目しましょう。
難しい専門用語を使ったり、分かり辛い話をする会社の場合は、後からトラブルに繋がる可能性があります。
納得できる分かりやすい返答をしてくれる会社を優先すると、リフォームの内容が理解しやすく、トラブルになる可能性も少ないです。
④担当者との相性を確認する
リフォームの相談をする際には、心地良いコミュニケーションがとれる担当者の方が嬉しいですよね。
コミュニケーションのとりやすさは、リフォーム内容を理解するうえでも、お互いの認識の違いを防ぐうえでも重要です。
担当の方の発言や態度が信頼できるのか、打ち合わせの期日や時間を守れる方なのか、きちんとチェックしておきましょう。
⑤アフターサービスが充実しているか確認する
打ち合わせの際には、保険やアフターサービスのこともしっかり聞いておきましょう。
たとえば、リフォーム工事中に家を傷付けてしまうかもしれませんし、リフォームが完了した後に欠陥が見つかるかもしれません。
保険やアフターサービスが充実している会社を選ぶことで、無駄な損をしないようにしましょう。
⑥団体などに加盟しているか確認する
「住宅推進協議会」や「日本住宅産業リフォーム協会」といった業界団体に加盟している会社を選ぶ方法もあります。
業界団体への加盟には審査があるため、質の高く良いリフォームを提供してくれる可能性が高くなります。
もちろん、加盟してなくても良いリフォーム会社もたくさんあるので、より安心したい方は判断材料のひとつにすると良いでしょう。
まとめ
リフォームは何度も何度も繰り返すものではないので、できれば失敗したくないですよね。
リフォームを成功させるためには、自分の希望するリフォーム内容に合った、信頼できるリフォーム会社を選ぶことが重要です。
今回ご紹介した見極めのコツを参考に探すことで、あなたの希望どおりのリフォームを叶えてください。
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Writer この記事を書いた人
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