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- 掃除で水拭きと掃除機の正しい順番は?フローリングや床掃除のコツと道具も紹介!
目次
床掃除をするときに「水拭き」か「掃除機」どちらが先なのか、順番を疑問に感じる方は多いのではないでしょうか?
また、ひとくちに床といってもフローリングなのか畳なのかカーペットなのかそれぞれ掃除方法が違います。
この記事では「床掃除の正しい順番やコツ」と、「手軽に入手できる便利な道具」についても紹介します。
記事を参考に、ぜひ今のお住まいをピカピカにしてください。
水拭きのメリットと注意点
水拭きとは水で絞った雑巾などで拭くことです。
水と雑巾さえあれば簡単にできるシンプルな掃除方法です。
それに対して水に濡らさずに拭くのが乾拭きになります。
掃除をするときには、水拭きと乾拭きでキレイにしていきます。
水拭きは正しい方法で行なうことが重要です。
水拭きをするときに意識していることが「雑巾や布巾を硬く絞る」「ゴシゴシと力を入れて拭きすぎない」ということです。
水分が適切で力も適当な拭き掃除であれば、拭いた対象物のダメージを減らすことができるだけではなく、肉体的疲労感も緩和されます。
電子レンジで一度濡れ布巾を温めてから行なうと、拭いた後に水分が乾燥しやすくなるのでおすすめです。
水拭きにネガティブなイメージを持つのは、雑巾が不潔という問題だと思います。
一般的な雑巾ではなく、布巾を使う方法をおすすめします。
水拭きをおすすめする理由
水ぶきをおすすめする理由としてはコストがかからないということです。
雑巾と水さえあれば簡単に掃除できます。
労力はかかりますが、確実にキレイにすることができます。
簡単にフローリングをピカピカにすることができるので、床掃除には水拭きがおすすめです。
床掃除というと大半の方は乾いたモップでほこりを取る、掃除機をかけるという方法が頭に思い浮かぶのではないでしょうか。
しかし、床は意外と汚れているものです。
濡れた雑巾で拭いてみるとかなりの汚れが落ちます。
たまには水拭き掃除もしてみてはいかがでしょうか。
水ぶきのコツとやり方
水拭きは雑巾を用意し、水で濡らして固く絞り、あとは汚れが気になるところを拭いてきれいにするというシンプルな作業です。
ここでは、なかでもいくつか水拭きが上手になるコツがあるのでご紹介します。
まず、雑巾をよく絞りましょう。
水をいっぱい含ませた方が掃除している気分になりますが、これでは汚れた水が残り水浸しになってしまいます。
床が傷んでしまう原因にもなりかねません。雑巾はよく絞りましょう。
次に、拭き方ですが、「上から下・奥から手前に拭く」という掃除の鉄則があります。
高いところから低いところを掃除すれば、床に落ちたゴミを最後にまとめて回収することができます。
また、部屋の奥側から入り口に向かって掃除を進めると、きれいになった場所を再び汚すことなく掃除できます。
他にも「コの字に拭く」と言うポイントもあります。
拭いた場所が少しだけ重なるようにコの字を書きながら床を拭くと、床に拭き残しがなく、効率的に進めることができます。
端まで拭いたら雑巾を持ち替えなくても大丈夫です。
ゴミやホコリは足元に集まるので、最後に端だけなぞるように縦に雑巾がけを行えば、集まったゴミをもれなく回収することができます。
効率的な掃除の順番
掃除といえば床掃除!と考えちゃう方もいるかと思います。
実は床掃除から取り掛かるのはよくありません。
特に最初に掃除機をかけるとほこりが舞いあがり、数時間かけて床に落ちてくるのです。
部屋の掃除をする際は、まず本棚やタンス等の高い所から順に掃除をしていきましょう。
そして床やフローリングは部屋掃除の最後の仕上げです。
床掃除だけではなく、効率よく部屋の掃除にするための流れもこちらに簡単にまとめました。
どこから手をつければいいか悩んでいる方はご一読ください。
床掃除の順番とコツ:フローリングとその他
<フローリングについて>
詳しい手順をお伝えします。
①掃除用ワイパーで全体のホコリをとる。
まずは最初にホコリなどを絡めとるシートをつけた掃除用ワイパーでホコリ・髪の毛などを取っておきましょう。
②こまかなゴミを掃除機で吸い取る。
ワイパーでの掃除で残ったこまかなゴミを取る気持ちで、溝にそってゆっくり丁寧にかけます。
③落ちにくい汚れを水拭きする。
汚れを落とします。ただ、水が床に浸透したり残ったりしないように短時間で仕上げる事が重要です。水分を多く吸い取らないぞうきんでサッと拭くのが重要です。フローリングを傷めないようにしっかりと水を絞りましょう。
ちなみに、このとき電子レンジで温めた濡れふきんを使うとすぐに乾きます。
最後は乾いたぞうきんでからぶきしましょう。
④フローリングでならワックスをかけて美しくする。
フローリングを美しく保つには定期的なワックスがけが必要です。
気温が高い日はすぐ乾きますが、低いとなかなか乾きません。極端に暑い日や寒い日は避けましょう。風を通して乾燥させることが大事です。
使用説明書を読んでから、ある程度の時間を確保して掃除することをおススメします。
ワックスが乾いた後はしっかり換気してくださいね。
①~④を終えたら、普段はこまめに掃除用ワイパーで掃除すればキレイに保つことができますよ。
普段はドライタイプのシートで、汚れが気になったらウェットタイプを使いましょう。
より細かくフローリングの掃除のポイントについて知りたい方はこちらの記事を参考にしてくださいね。
>>自宅で簡単にできるフローリングの掃除!5分でできる方法とは?
<フローリング以外の床掃除のコツ>
一般的には床がフローリングの物件が多いですが、もちろんそれ以外の部屋もありますよね。
とくに畳やカーペットは髪の毛やホコリがたまりやすいですよね。
畳やカーペット、フローリングの日常の掃除方法について、下記ページで一覧にしています。
便利なまとめ記事になってますので、ぜひご覧ください。
>>床掃除の方法溜まりやすい髪の毛やホコリの蓄積を防ぐ床掃除
水ぶきで落ちない汚れはこれ!
水拭きしてもベタベタする汚れが落ちないというときは、お湯を使うのがおすすめです。
油汚れは熱を加えるとふやけて落としやすくなるので、洗剤を使う前に一度試してみてください。
なんとかやけどせずに絞れるくらい熱いお湯が効果的です。
水分が蒸発して乾くのが早くなるため、乾拭きをしなくてもささっとキレイになります。
なるべく洗剤は使わずにお湯で解決するのが床を傷めないポイントです。
水拭きが向いている場所
水拭きは水を吸い込まない平坦なところであれば、どこでも使える便利な掃除方法です。
家の中に水拭きができる場所はとても多く、家のほとんどの部屋の汚れを落とすことができます。
例えば、テーブルです。テーブルや机は、毎日水拭きしている家庭が多いかもしれません。
汚れが目立ちますし、食事をする場所でもあります。
いつもキレイに保っておきたいですね。
食べこぼしなどでついた油汚れは水拭きが効果的です。
雑巾、布巾の繊維がゴミを絡めとって、容易に元通りのキレイなテーブルに戻せます。
少し汚れが落ちにくかったら、お湯で水拭きしましょう。
広い場所で言うと、床も水拭き掃除ができます。
夏場など素足で毎日歩き回っていると皮脂がついてしまい、どうしてもベタベタする汚れが気になってしまいます。
しかし、頑固な汚れではないので洗剤を使う必要はありません。
水拭きだけで十分きれいになります。
気になるようでしたら、お湯を使ってみても良いでしょう。
他には、見落としがちな壁も水拭き掃除できます。
壁は舞ったほこりがたくさんついていたり、照明のスイッチの周りだと手あかがついていたりして意外と汚れています。
時間をかけてどんどん皮脂が蓄積するので、定期的に拭き掃除してあげるのが大切です。
掃除を楽にしてくれる道具
床掃除で一番手間がかかるのが、「雑巾での水ぶき」ですよね。
なかなか汚れが落ちにくかったり、吸水性が悪い雑巾で何度もこすると、床を傷めてしまったりする可能性があります。
また部屋中を掃除するのは大変で、体力も使います。
人によっては腰をいためる可能性もありますよね...。
しかし現在では、多くの便利グッズが売られているのでご紹介していきたいと思います。
<激落ちくんBasic>
拭き掃除におすすめなのが激落ちくんBasicです。
合成繊維のマイクロファイバーでつくられた雑巾で、吸水性が良く強力に汚れを絡めとるのが特徴です。
繊維のほつれがほとんどないうえ、拭き跡も残らないという拭き掃除に最適です。
家のどんなところにも使えるのでひとつ用意しておくと重宝します。
<クイックルワイパー>
立ったまま水拭き掃除ができるクイックルワイパーは腰が痛くなりがちな人におすすめです。
クイックルワイパーの本体にマイクロファイバークロスを取り付けて水拭きするとモップ代わりにもなります。
<ブラーバジェット>
「ブラーバジェット」は拭き掃除を自動でやってくれるロボット掃除機です。
拭き掃除をしたいけれども、忙しくてどうしても時間が取れなくて困っている方におすすめです。
水を噴きつけて汚れを浮かせ、クリーニングヘッドを細かく振動させて汚れをこすり落とし床をピカピカに拭き掃除してくれます。
出かけている間に拭き掃除を済ませてくれるのもポイントです。
部屋を掃除して床もきれいになると気持ちがいいですよね。
お掃除に悩んでいたら、オール電化への切り替えもおすすめです。手ごわいガスコンロもIHに切り替えたらさっと拭くだけになりますし、床暖房があると暖房器具を減らすこともできます。
気になる方はぜひ、「オール電化住宅」や「床暖房がある家」を見てみませんか?
まとめ
家をきれいに保つためには掃除が欠かせませんよね。
床ならば月に1回は掃除をしたいところです。手順に従って掃除することで家をきれいな状態に保ちやすくなります。
今回紹介した掃除道具は大変役立つものなので、ぜひ試してみてくださいね。
こまめに掃除して快適な暮らしにしていきましょう。
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Writer この記事を書いた人
- いえらぶコラム編集部
- 不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。