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- 床暖房をDIY!?自作して家に床暖房を設置する方法!
目次
寒くなってくると冷える足元に、「足元から暖かい床暖房が欲しい…」と床暖房の設置を検討されたことが一度はあると思います。
そこで気になるのが設置費用と、ご自宅に最適な床暖房の選び方だと思います。
専門業者にお願いするにしても、費用や期間など気になるところですよね。
実は、寒い冬には欠かせない床暖房をDIYで作ることができます。
自分で作ることで、節約や暖房を調整することが可能です!
今回は、DIYで床暖房を設置する方法をご紹介します。
床暖房の仕組み
床暖房の仕組みには大きく分けて2種類あります。
<温水式床暖房>
ランニングコスト 4,000円前後/月
設置工事費用目安/8畳 40万~100万前後
室外機などで温水を作り、そこから温水が配管を通って温水パネルで熱を作り、フローリングが暖まるようになります。
温水を作る熱源には、ヒートポンプ式・石油式・ガス式の3種類があります。
熱源機の設置費がかかるので、設置費コストは高くつきますが、設置後のランニングコストは電気式のものに比べると抑えられるのがメリットです。
<電気式床暖房>
ランニングコスト 6,000円~8,000円前後/月
設置工事費用目安/8畳 30万~90万前後
電熱パネルを床下に設置します。
比較的小規模な工事の為、温水式に比べると設用は抑えられますが、ランニングコストが想像以上に高くつきます。
床暖房のリフォーム方法
床暖房のリフォーム方法には2種類あります。
<床に重ね直貼りする>
ひとつは今ある床の上に熱源を敷き、床暖房専用のフローリングを重ねる方法。です。
比較的簡単な工事ですが、床が2重になることで部屋の中に段差ができてしまいます。
<全面張り替える>
もう一つは今ある床をはがして、熱源を埋め込み床暖房専用のフローリングを重ねる方法です。
工事費が少し高くつきますが、完成後はフラットの状態になります。
畳からフローリングなどに、床の張り替えに合わせて床暖房工事をするケースが多いようです。
<業者に頼む費用は?月々の光熱費は?>
仮に8畳間(4.4坪=14.6㎡)の場合、ガス温水式床暖房システムのリフォーム工事費用はおよそ40万円ほどが相場と言われています。
月々の光熱費は3000円ほどと考えられるので想像以上にお安めですね。
また、電気式床暖房の月々の光熱費は6000円程度と大きく上振れします。ガス温水式床暖房システムと比べると、月々の光熱費は意外と高いです。
ただ、床暖房を使い、エアコンやヒーターを全く使わなくなった人もいるので、そう考えると光熱費は高いものではないかもしれません。
床張り替えの場合は
6帖で18万、8帖で22万、10帖で30万弱が相場のようです。
床暖房はDIYできる?自作は可能!
ご紹介してきた通り、床暖房の設置を業者に頼むと、床の張替えの場合も高額なお金がかかります。
しかし、自分で設置すれば1/2~1/3程度まで費用を抑える事も可能です。
素材や広さにより費用は異なってきますが、実際どのような工程で床暖房をDIYするのか見てみましょう!
床暖房DIY方法 施工の手順
畳からフローリングに変更する場合は、まず床の下地を交換する必要があります。
次に、下地板の上に断熱材を施工します。
断熱材を施工した後は、もう一枚上から、パネルを張ってください。
ここで、床暖房を作る為には床暖房パネルを張る必要があります。
床暖房の溝には配管を入れましょう。
次に、フローリングを施工するためには、ホームセンターで床暖房用フローリング材が必要になります。
床暖房用フローリング材を張れば完成です!
後は、室外機がしっかり温水が作られて循環しているかチェックしてみましょう!
まとめ
手間はかかるかもしれませんが、手作りで床暖房の設置を行えば、費用節約にもなりますし、いろいろと自分好みに調整が出来て便利ですよ!
是非、おうち時間に床暖房を手作りしてみてください
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Writer この記事を書いた人
- いえらぶコラム編集部
- 不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。