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条例まで出来ちゃった”民泊”が気になる!
民泊・・・一般の民家に宿泊する事。
”泊まる”と言えば旅館やホテルが主流でしたが、民泊の場合は一般の民家やマンションへ安価で寝泊りする事ができるのが最大の特徴。
日本では2014年から徐々に注目を集め、2015年には多くの方が認知する存在となりました。
現在では多くの自治体で見ることができ、旅行者の強い味方となっています。
そんな民泊ですが、2020年のオリンピックを前に問題も出てききており、東京都大田区と大阪府では条例も制定されたってご存知ですか?
今回は民泊の魅力と関連する条例についてまとめてみました!
民泊について
2003年から2010年まで放送されていたバラエティー番組でもあったように、昔からあった”民泊”。
なぜこんなに流行ったの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
その火付け役とも言えるのがAirbnb!
Airbnb(エアビーアンドビー)はサンフランシスコに本社を置き、世界192カ国の3万以上の都市で利用されているソーシャルネットワーキングサービス。
ホスト(貸したい人)とゲスト(借りたい人)をインターネット上で結びつける民泊サービスを展開しています。
最近では、Airbnb以外でも自治体や個人で民泊を行っており、幅広い価格帯や条件の中から寝泊りしたい宿を探すことが出来ますよ。
農家民泊なら、農村や漁村ならではの様々な体験をしながら宿泊する事が出来るんです!
民泊はオシャレなお部屋がいっぱい!
一軒家を貸し出しているホストもいれば、マンションの1部屋を貸し出しているホストまでいる様々な民泊。
そんな民泊の特徴として、そのオシャレな部屋が挙げられます。
ホテルはどこへ行っても同じような作りになっていることが多く味気ないと思うことってありますよね。
伝統を感じさせるようなお部屋や、普段の生活とはちょっと違うモダンなインテリアに囲まれるとワクワクしてしまう人も多いのではないでしょうか?
日本で外国人観光客に人気なのはもちろん和室!
畳間やコタツなどがあると、日本らしさを感じる事が出来て旅行のアクセントにもなります。
ところで条例って何?
民泊は、一般的なホテルではないので当事者同士のトラブルも多々あるのが原状。
ついリラックスしすぎて、お掃除がしっかりと出来ていなかったり泥酔してルールを守れないという場合には最悪の場合訴訟に至るケースもあります。
そんな民泊トラブルを未然に減らそうと”条例”を制定した自治体が東京都大田区と大阪府なんです。
大田区・・・正式名称”大田区国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業に関する条例”。
大阪府・・・正式名称”国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業に関する条例”。
2つの都市は国家戦略特別区域に選ばれており、条例は外国人が泊まることの出来る施設を前提としているんですよ。
条例にはさまざまな条件がありますが、区域内の民泊施設で7~10日宿泊する必要があり、外国人への案内があることなどを盛り込んでいます。
それ他にも部屋の造りなど条例では厳密に取り決められているため、物件をリノベーションするオーナーが実は少なくありません。
最後に
実は未だにグレーゾーンの多い民泊では、ネット上で様々な情報が飛び交っています。
そのため、民泊に関する条例がまだない地域だと慎重に選ばなくてはなりません。
現在はまだ大田区と大阪府だけですが、東京オリンピックに向けて他の自治体でも様々な条例を打ち出すようです。
ホスト側はしっかりと自治体の動向をうかがう必要がありますし、ゲスト側もトラブルにならないような利用を心がけなければいけませんね。
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