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- 沖縄の浦添市ってどんな街?路線バスで行けるお出かけスポットも!
目次
沖縄県の県庁所在地である那覇市のすぐ北にあるのが「浦添市」。
琉球王朝発祥の地といわれ、琉球の文化が感じられる歴史的な遺跡から、アメリカの文化を取り入れたイマドキの沖縄らしいお店まで、たくさんの魅力があります!
この記事では、そんな浦添市とはどんなところか、どんな発展をしているのか、どんなお出かけ先があるのかをご紹介いたします。
沖縄観光をお考えの方や、浦添市周辺にお住まいでお出かけ先をお探しの方は、是非ご覧ください。
てだこの街、浦添市ってどんなところ?
浦添市は人口約11万人の人々が住む、沖縄で2番目に人口密度が高い都市です。
面積は約19?と比較的小さな街で、その多くを住宅街や工業地帯、アメリカ軍の軍用地が占めています。
そのため沖縄らしい自然を感じる観光スポットは少ないですが、その分地元に愛される地域密着のお店が多く、アメリカの文化も取り入れたイマドキな沖縄らしいグルメや買い物を楽しめるんです。
浦添の語源とは?
浦添市は、12世紀から14世紀にかけて、浦添城を中心に首都として栄えた琉球王国発祥の地です。
琉球王国は南山・北山・中山の3つの王国を、現在の浦添や那覇を領地としていた中山の王「尚巴志」が統一したことにより誕生しました。
そのことから、津々浦々を支配するという意味の「うらおそい(浦襲い)」という言葉が語源となったようです。
その後、うらおそいが転じて「うらしい」となり、現在の「浦添」の文字が当てられました。
「てだこの街」の意味とは?
浦添市には「てだこの街」という別名があり、市内のあちこちで「てだこ」という言葉を目にします。
「てだこ」とは沖縄の方言で太陽を意味する「てぃーだ」と子どもを意味する「こ」を合わせた言葉です。
13世紀に浦添を中心に栄えた英祖王統、その王である英祖王は太陽の子として生まれたという伝説から、浦添市はてだこの街と呼ばれています。
浦添市に延伸したゆいレールと新しくできた3つの駅とは?
そんな歴史のある浦添市ですが、現在も発展を続けており、将来性のある街でもあります。
以前は那覇市内にしか走っていなかった「ゆいレール」ですが、2019年に浦添市まで延伸されました。
これにより浦添市内には3つの駅が新設されたため、那覇空港から浦添市へ直接アクセスできるようになりました。
ここでは、浦添市にできた3つの新駅の魅力をご紹介いたします。
浦添市のゆいレール新駅①:経塚駅
浦添市にできた1つ目の駅は、住宅街にほど近い「経塚」駅です。
駅周辺には「サンエー経塚シティ」をはじめ、さまざまなお店ができつつあり、ゆいレールを使う方にとって暮らしやすい環境が整っています。
駅前にはレンタル自転車があるので、近代化しつつある沖縄の街並みを眺めながらサイクリングも楽しめます。
浦添市のゆいレール新駅②:浦添前田駅
2つ目の駅は観光に便利な「浦添前田」駅です。
浦添城跡や浦添ようどれ、ハクソー・リッジとも呼ばれる前田高地など、歴史的な遺跡が残る「浦添大公園」の最寄り駅でもあります。
こちらも駅前にレンタサイクルがあるので、沖縄の歴史的名所を自転車で巡る旅ができますよ。
浦添市のゆいレール新駅③:てだこ浦西駅
3つ目にご紹介するのはゆいレールの終点「てだこ浦西」駅です。
駅前には「イオンスタイル浦西(仮称)」が2024年の春に開業予定で、これからも発展が予想されるエリアです。
駅には「パークアンドライド駐車場」が整備されており、那覇の渋滞を避けてここから車でお出かけすることもできます。
同じく2024年にはすぐ近くに高速道路のインターチェンジもできる予定なので、リゾートホテルの多い北部への移動も可能になりますよ。
ショッピングモールもオープン!期待高まる西海岸開発とは?
浦添市の海岸沿いにはキャンプ・キンザーという米軍基地が存在しています。
2025年以降の全面返還が決まっており、その跡地にはこれまで浦添市にはあまりなかった宿泊施設や住宅地、商業施設や工業地帯の開発が計画されています。
また、全面返還に先んじて一部返還された海岸沿いでは、すでに開発が進んでいます。
希少なサンゴ礁が広がる海のすぐそばには「浦添西海岸道路」が開通、広々とした海を横目にドライブを楽しめます。
その先には沖縄でも随一の広さを誇るショッピングモール「サンエー浦添西海岸パルコシティ」もオープン!
沖縄では珍しいお店やアメリカンなお店もたくさんあり、ここでしかできないショッピング体験ができますよ。
店内のフードコートから眺める海の景色も、特別さが感じられるおすすめスポットです。
アメリカを感じよう!国道58号線沿いの浦添市のお出かけスポット
浦添市には「沖縄の大動脈」や「ゴーパチ」とも呼ばれる国道58号線が通っています。
道路沿いには数多くのお店が立ち並んでおり、空港のバスターミナルからも多くの路線バスが通っているので、観光にもピッタリなんです!
ここからは、国道58号線沿いの浦添市のお出かけスポットをご紹介いたします。
①ブルーシール牧港本店(ブルーシールアイスパーク)
https://bluesealicecream.ti-da.net/e11767312.html
アメリカ生まれ、沖縄育ちのアイスクリーム専門店「ブルーシール」。
その本店は浦添市の牧港、58号線沿いにあります。
大きなアイスクリームのネオン看板が目印の、創業当初の雰囲気を残すレトロアメリカンをテーマに統一された店内では、1963年の開店当時の写真展示などがおこなわれています。
アメリカで生まれたコクのあるアイスクリームを、高温多湿な沖縄の風土に合うように仕立てたアイスクリームはさっぱりとしたくちどけ。
最近では県産素材を使ったフレーバーも多く、沖縄独特の味わいを楽しめますよ。
・所在地:〒901-2131 沖縄県浦添市牧港5丁目5-6
・営業時間:10時00分~22時00分
・定休日:なし
・アクセス:バス停「第一牧港」より徒歩約3分
②A&W(エー・アンド・ダブリュー) 牧港店
https://okinawaclip.com/ja/detail/311
沖縄にある、もうひとつのアメリカンなお店といえばファストフード店「A&W(エー・アンド・ダブリュー)」。
日本で最初にオープンしたファストフード店として知られるA&Wですが、その2号店も浦添市にあります!
独特な甘みがクセになるおかわり自由の「ルートビア」や、いったん粉末にしたじゃがいもから調理されたフライドポテト「スーパーフライ」など、日本では沖縄でしか食べられない味わいを楽しめますよ。
どこか懐かしい味のオレンジジュースも人気で、ペットボトルに入った2Lサイズも販売されています。
・所在地:〒901-2131 沖縄県浦添市牧港4丁目9-1
・営業時間:24時間営業
・定休日:なし
・アクセス:バス停「牧港(大謝名・真志喜中学校向け)」より徒歩約5分
③港川ステイツサイドタウン
https://www.traveler-map.com/18020
浦添市の港川地区には古い外人住宅を利用した店舗がずらりと並ぶ「港川ステイツサイドタウン」があります。
元々は1960年代に米軍の方やその家族のための住宅として建てられたもので、現在はそれをおしゃれに改装した個性豊かなお店が立ち並ぶエリアになっています。
雑貨店やカフェ、レストランにタルト専門店、果ては沖縄そば屋や居酒屋まで…
多種多様な店舗が揃っていて、一日中楽しむことができるんです!
車だと少し分かりづらい場所にあり、駐車場が少ないため車だと駐車場に困ることもあるエリアですが、バスならそんなことも気にせずにゆっくりと散策できますよ。
・所在地:〒901-2134 沖縄県浦添市港川2丁目18-3
・アクセス:バス停「港川(大謝名向け)」より徒歩約10分
まとめ
「てだこの街」と呼ばれるほど歴史のある浦添市は、ショッピングモールの開業やゆいレールの延伸など、現在でも発展を続けています。
さらにアメリカンな雰囲気を楽しめるお店や個性豊かなショップも点在しており、観光やお出かけを楽しめる街でもあります。
沖縄への旅行や移住をお考えの方も、すでに沖縄にお住まいの方も、魅力溢れる浦添市を訪れてみてはいかがでしょうか?
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