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家具は住宅に合わせて購入すべきか否か、その本音

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ハイライト

  • 家具は住まいに合わせて買い替えるべきか、アンケートをとってみた。
  • 回答はほぼ半々となり、お金が許すなら買い替えたいとの意見が多かった。
  • いいえと答えた人の中には、物を大切にしたいという気持ちも垣間見れた。
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使い捨ての時代と言われていた時期から久しく、現在では大量消費によるゴミの増加問題などの環境問題をうけて、「使い込みの時代」などとも形容され、リサイクルについても広く浸透してきました。

地球レベルでの環境問題も長く議論され、二酸化炭素の排出を如何に減らすかも課題とされています。日本国内ではハイブリッド車が推進されるほか、住宅を新築で入手することより、リフォームがブームとなっているのもその表れと言えます。

住宅に関連する物と言えば、やはり家具です。引っ越しの際には、家具を一新する方も多いのではないでしょうか。そこで、家具に関するアンケートを取ってみました。

アンケートの質問内容と結果は以下の通りになりました。

家具は住まいにあわせて買い替えるべきだと考えますか。

家具は住まいにあわせて買い替えるべきだと考えますか。
・はい:48%
・いいえ:52%

買い替えるべきだ(答え:はい)と考える人の中には、以下のような意見がありました。

「住んでいる部屋に見合った大きさの家具があったほうがバランスがいい。統一感を出すためにも余裕があれば買い換えたい。」
「間取りや広さによって適した家具の方が使いやすい。とはいえ、なかなかポンポン買い換えられるものでもないけど」
「大きさも関係すると思うし、全てではなくても、予算さえあれば、ダイニングテーブルなどは買い換えたいというのが本音です。」

基本的には買い替えるべきだとするものの、文末表現からは願望が見て取れます。お金があるなら買い替える、というのが本音でしょうか。


「いいえ」と答えた方々の意見です。

「引越しするたびに家具を変えるのはお金の無駄だと思うからです。」
「引越しのたびに買い替えをしていてはもったいないので、その時々に合わせて購入すればよいと思う。」
「いちいち買い換えていては費用がかさみますし、家具を捨てるのがもったいないからです。」

理由を見る限り「はい」と答えた方も「いいえ」と答えた方も、経済的な理由が大きく、実はほとんどの方がお金さえあれば家具を新調するのではないかとも見て取れます。

中には物を大事にしたいという気持ちも垣間見られ、そこが「はい」と答えた方の意見との決定的な違いのようです。

アンケートの結果から、賛成するしないに関わらず、お金があれば買い替えるというニュアンスが多いように思え、古い家具だとしても、長く大事に扱いたいという意見は、それほど多くはない印象です。


飽食の時代、使い捨ての時代と言われるようになってから長い年月が経過しています。リサイクルが謳われる時代ではありますが、経済的に許されないからしょうがなく物を大事にしているという部分も、あるのかもしれません。

使い捨てるべきところや、リサイクルすべきところ、これらを何処に当てはめるかは個々の価値観の違いであり、一概に決めつけることはできませんが、もう一度見つめ直すことが必要な時期なのかもしれません。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:年齢不問・男女
  • 調査期間:2014年4月23日~4月28日
  • 有効回答数:100サンプル
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