引越し2014.05.14

物件周辺の環境をどう考えるか

引越し

周辺環境は家探しの重要なチェックポイントだが学校のそばはうるさいと考えるか聞いてみた。
約６割の人がはいと答え、子供が外で活動している際の音について懸念していた。
いいえと答えた人は学校で出る音に対してポジティブな印象を持っていた。

引越し

家さがしでは、実際に住んでみないと、どういう不便があるかわからないということは多い。土日に家さがしに出かけ十分吟味して選んだつもりだったのに、住んでみると、平日に近くの工場からの音がうるさくて子どものお昼寝ができない、寛げないといった残念な声もきく。

しかし、学校が近くにある場合は比較的どのような状態であるかは想像しやすい。学校がそばにあることが家さがしの際の判断基準のひとつになるかどうかアンケートできいてみた。

アンケートの質問内容と回答は下記の通りとなる。

学校のそばはうるさいと考えますか？

学校のそばはうるさいと考えますか？: ・はい：６２％; ・いいえ：３８％

小学校でも中学校でも、学校のそばはうるさいかと聞かれたら、うるさいだろうねとまずは答えてしまうかもしれない。回答をみても、やはり過半数の６２％の人が「うるさいと考える」と答えている。

うるさいと答えた人の回答をみてみると、「通学時間」「休み時間」「体育の時間」と時間は限定しても声がうるさいと指摘している。注意しても直しようもなく子どもが外に出て活動していればうるさくなるだろう。また子ども自身の声ではなく「学校のチャイム」「音楽」に対する大きさへの指摘もある。

普段は不在で大丈夫でも、自宅で平日昼間に寝ようとしているとき、寛ごうとしているときにうるさいのは嫌だという意見もあった。うるさいだけでなく、子供たちのいたずらや事件、事故などへの懸念を指摘する声もある。

一方で「学校のそばはうるさいと考えない」という回答の意見をみてみよう。

こちらでは「当たり前のことでうるさいと感じない」「子どもの声に元気をもらう」「居心地がよい」といった子供たちの声や学校から聞こえてくる音に対して懐かしさを感じたり、好ましさを感じる回答がみられた。自分に子どもがいるので通学に便利だ、といった学校が近いことへのメリットを指摘する回答もある。中には「建物の遮音性が高いためうるさくない」「平日昼間はいないので関係ない」「昼間だけで夜間は大丈夫だからよい」といった学校からの音そのものを気にしないとする回答もあった。

学校がそばにあるとどう感じるか、うるさいと考えるかどうかという質問に対しては６２％という圧倒的過半数の人がうるさいと答えた。子どもの声、学校から聞こえてくる大音量の放送や音楽を好まない意見は多かった。一方でいつもうるさいわけでなく時間限定だから大丈夫、子供の声が居心地良い、逆に元気をもらえるという好意的受け止め方をする人もいる。

どうしても発生する当たり前のこの音について、あなたはどう考えられるだろうか。本当に受け止め方次第である。