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ペット禁止の賃貸でカメは飼える?【2023最新】注意点や物件の選び方も解説!

いえらぶコラム編集部

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入居希望者にとってペット可の賃貸物件は「そもそも物件数が少ない・初期費用が高い・家賃が高い」といったデメリットがあります。

しかし、

「ペット禁止の賃貸物件でも、音もしない・ニオイも少ないカメなら飼ってもいいの?」

といった疑問を持つ方は少なくないです。

また、

「実はペット禁止の賃貸でカメを飼っているけど、もしバレたらどうしよう...トラブルになったら怖い。」

そんな悩みを抱えている方もいるかもしれません。

この記事では、

「ペット禁止の賃貸物件でカメを飼うことができるのか?」と、「飼う時のポイントや物件の選び方」について紹介します。

悩みや疑問を抱えている方の参考になれば幸いです。

まずは、多くの賃貸物件でペットが禁止されがちな理由からご紹介します。

ペット禁止の賃貸でカメは飼えるのか?①賃貸物件でペット禁止の理由


<ペット飼育にまつわるトラブルを防ぐため>

ペット可の物件では、様々なトラブルが発生しがちです。

犬や猫を飼っていると「鳴き声がうるさい」「足音がうるさい」「臭いや毛が気になる」などのクレームが管理会社・大家さんに届くことがあります。

また、特定のペットに対してアレルギーがある人もいるかもしれません。

アレルギーがある住人にとっては、隣人がアレルギーの原因となるペットを飼っていることは死活問題です。

毛の生えていない水生動物(魚類や蛇、カメ等)は問題なく飼育できると考えられています。

ただ、カメは爬虫類であり、「サルモネラ症」の感染源になってしまう可能性があります。

賃貸物件内で集団感染が発生してしまう可能性もなくはないでしょう。

<過去にペットにまつわるトラブルがあったため>

ペットを飼っている入居者が起こしたトラブルがきっかけで、「ペットを全面的に禁止」にされるケースもあります。

「一匹のみの飼育可能」というルールなのに内緒で二匹飼うなどというトラブルはよくありがちです。

家主さんから入居者に何度注意しても改善されないと、「ペット禁止にルールを変えよう!」となってしまいます。

<入居希望者が減る可能性があるため>

ペットを飼っていた住人が退去する際、壁紙がシミで汚れていた場合は、原状復帰費用が多くかかります。

もしもフローリングが変色していた場合は、かなりの費用を見込まなければなりません。

大家さんの立場からすると「ペット可物件にするなら敷金を増額したい、しかし敷金を増額すると入居希望者が少なくなる」ということになります。

上記が主なペット禁止物件の理由ですが、ペット可賃貸物件でもお隣さんに配慮することが必要で、ペットを飼う上での注意点はあります。

ペット可賃貸での基本的な知識・注意点を知りたい方はこちらもご覧ください。

>>「可愛いペットと暮らしたい!」のその前にペット可賃貸を考える

ペット禁止の賃貸でカメは飼えるのか?②一般物件で飼育は可能なのか


水槽やカメの手入れを日々行えば、近隣住民に迷惑をかけずペット禁止の物件でもカメを飼うことは出来そうですが、必ず大家さんや管理会社に相談し許可をとりましょう。

周囲に迷惑をかけていなければ黙認されるケースもあるかもしれませんが、後々トラブルになり罰金・強制退去になる可能性もあります。

ペットを手放すだけでなく、罰金を支払った上で強制退去になると非常に悲しいです。

もしも許可が取れなかった場合は飼育をあきらめるか、ペット可の物件に引っ越すのが最善です。

下記記事では、ペットの種類に合わせた適切な引っ越し方法と必要な手続きを紹介しています。

>>ペットの種類に合わせた適切なお引っ越し方法と必要な手続きをご紹介!

ペット禁止の賃貸でカメは飼えるのか?③賃貸住宅に与える影響


〈カメの鳴き声〉

カメは基本的には鳴き声を上げませんが、たまに呼吸音で「シューッ」というような音が出ます。

一般的に飼育されている「クサガメ」の呼吸音がこちらです。

また、アゴがこすれる音、ゲップでお腹のガスを吐き出している音もあります。

呼吸音はほとんど聞こえません。

アゴがこすれる音、ゲップでお腹のガスを吐き出している音もよほど壁が薄く深夜でない限り騒音問題にはならないでしょう。

<甲羅や爪の音>

水槽の外に出ようと暴れる時に甲羅や爪で「カサカサ」、水槽以外でカメを入れるケースによっては「ゴリゴリ」「ガタガタ」といった音が出ます。

半水棲ガメの飼育では、水深は少なくとも甲羅の厚みの2倍以上はあったほうが良いです。水深がそれくらいあれば、ガタガタいうほどの音はしなくなります。

水の中でガラス面に向かって泳いできても、大した音はしません。

一般的に飼われているクサガメ、ミシシッピーアカミミガメは夜行性ではないですが、夜に動いたり餌を食べる個体もいます。

活発なカメでも水深に気をつける等の防音対策はできるため、音に関して隣人トラブルになることはほとんどないでしょう。

<カメのにおい>


カメの臭いについては。

①カメそのものが出す臭い

②カメの糞や食べ残しのエサ、水質の汚れといったカメを飼う環境にまつわる臭い

水換えを行うと気になるニオイはある程度収まります。

①に関しては一般的に飼われているクサガメやミシシッピニオイガメは身の危険を感じると威嚇としてニオイを出すことがあります。

また、カメ自身が環境に合わずストレスに感じている時にニオイを出すこともあるようです。

人間に慣れて、この人は危険じゃないと認識してもらえるとニオイはなくなっていきます。

②に関しては

カメを飼育する環境を変える必要があります。

・換気を行う

・餌を変える

・カメの甲羅を掃除する

・食べ残した餌を放置しない

・水を換え、砂利も掃除する

日頃から掃除を心がけることでニオイは抑えられますし、世話を怠らなければ室外にニオイは漏れにくいでしょう。

<壁や床への影響>

カメの場合も大きくなり這いまわると床、壁を掻きキズだらけにする可能性があります。

また、水まわりがカビだらけになるとリフォーム代金を請求されます。

掃除やカメを飼うスペースについては気をつける必要があります。

もしこれからカメを飼うことを考えている方は、「カメを飼うスペース」がある「ペット可物件」の検索をおススメします。

>>ペットと暮らせる賃貸物件を探す

ペット可賃貸のメリット

ペット可賃貸で飼育のメリットは様々ありますが、主に下記があります。

<住人同士でペットへの理解がある>

自分と同じようにペットを飼っている住民がいる場合が多く、住民同士でペットへの理解があります。

初期費用や家賃が一般的な物件より高いのにも関わらず、ペット可物件を選択する人は動物愛が強いといえます。

「お互い様」という意識があり、ペットをめぐるトラブルは発生しにくいです。

<ストレスが溜まりにくい>

ペット禁止の物件でペットを飼っていると「バレたらどうしよう...」という不安が常につきまといます。

外出中にペットの動きが気になり、仕事に集中できないかもしれません。

一つ一つの行動が縛られるように感じる人もいるでしょう。

ペット可賃貸であれば、そういったストレスは少ないです。

カメを飼う際の物件の選び方と注意点


カメを飼育するには水槽が必要ですが、甲羅の大きさの最低3倍、理想は5倍の大きさがあるとよいです。

カメの種類によっては畳ほどのサイズのスペースが必要な場合もあります。

自分の居住スペースを圧迫したり、カメの動く音で夜眠れないといった自体が起こらないようにしましょう。

ペット可の賃貸でも、ベランダなどの共用部分に水槽を置くべきではありません。

雨風や温度の急激な変化などはカメにとっても悪影響です。

また、「邪魔にならないだろう」と考えて廊下など共用の場所に水槽を置くと、消防法に違反する可能性もあります。

他の入居者の歩行を阻害したり、水槽の材質によってはけがの危険もあります。

カメの飼育は専有部(自分の室内)で行いましょう。

まとめ

この記事ではカメを飼うことで賃貸住宅に与える影響や、ペット禁止の賃貸でカメ飼うことのリスクについて、ご紹介しました。

ペットを飼う前に大家さん・管理会社に相談することで無用なトラブルを避けることができますので、絶対に内緒で飼わないようにしましょう。

相談してもペットを飼うのがダメだった場合は、ペット可物件へ引っ越す必要があります。

トラブルにびくびくせず、のびのびと暮らすためには物件選びが重要です。

いえらぶ物件検索ではペット可の物件もたくさんあります。

ペット可物件で高くなりがちな敷金・礼金についても、検索条件で指定すれば自分の予算にあった物件を検索できます。

ぜひ一度検索してみてください。

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Writer この記事を書いた人

いえらぶコラム編集部
不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。
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