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旅行で訪れたい日本三景はここ!宮島・天橋立・松島の3つのスポットをご紹介!

いえらぶコラム編集部

旅行で訪れたい日本三景はここ!宮島・天橋立・松島の3つのスポットをご紹介!

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昨今、新型コロナウィルスの影響で旅行に行けず、自粛ばかりで心身共に疲れている方が多いのではないでしょうか?

そこで今回は、江戸時代の書物にも日本三景として登場する、ぜひ一度は訪れたい宮島、天橋立、松島をご紹介します。

旅行に行ったような気持ちで、美しい景色に癒されてくださいね。

海に浮かぶ幻想的な鳥居 宮島

日本三景は古くから日本人に親しまれており、時を経ても私を惹きつける景色です。

海に浮かぶ鳥居の景色で有名な宮島も、そんな日本三景の1つです。

海に浮かぶ幻想的な鳥居 宮島

<世界遺産にも登録された嚴島神社>

広島湾に浮かぶ厳島は、通称、宮島と呼ばれています。

1996年に世界遺産として登録された厳島神社が有名で、その威厳ある姿は多くの観光客を魅了しています。

宮島の厳島神社の歴史は古く593年に創建され、その後2度の火災で再建を繰り返し、現在の姿に建て替えられました。

現在、厳島神社といえば、あの海に浮かぶ鳥居を思い浮かべる人も多いでしょう。

しかし、そもそもなぜ潮の満ち引きのある場所に厳島神社は建てられたのでしょうか?

それは、宮島自体が神の島として信仰されていたので、できるだけ島の自然に傷をつけないようにとしたためです。

このように、古くからの人々の信仰心が感じられる、歴史ある神社なのです。

宮島は夏は満潮、冬は干潮になりやすいので、訪れる際は時間帯をあらかじめ決めることをおすすめします。

また、潮に満ちた鳥居を見たい場合は夏、鳥居まで歩きたいのであれば冬がいいでしょう。

とくに、満潮時の水面にキラキラと映る鳥居は、幻想的な美しさですよ。

宮島口と宮島浅橋は、JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船が15分間隔で運行しています。

料金は片道、大人180円、小人90円で乗船可能です。

嚴島神社には宮島浅橋から徒歩12分、昇殿初穂料として大人500円、高校生300円、小・中学生150円が必要です。

<厳島神社だけじゃない!宮島おすすめスポット>

①みやじマリン宮島水族館

とくに家族連れで宮島を訪れるなら、みやじマリン宮島水族館がおすすめです。

中国地方有数の水族館であり、癒しと触れ合いをコンセプトに瀬戸内海の生き物をメインに展示しています。

厳島神社からは歩いて5分ととても近く、可愛い生き物たちに癒されることまちがいなし!

料金は、一般1,420円、小・中学生710円、幼児410円、4歳未満無料となっており、9時~17時まで営業しています。

宮島浅橋から徒歩25分なので、ぜひ訪れてみてください。

②五重塔

宮島の高台に建つ五重塔は、鮮やかな朱色が印象的で美しい塔です。

厳島神社のすぐ後ろにある豊国神社に隣接しており、国の重要文化財でもあります。

1407年に建てられた五重塔は和と唐のテイストを調和させた見事な建築様式で、高くそびえ立つその姿はまさに圧巻です。

宮島浅橋から徒歩15分の距離で、近くには五重塔が見えるカフェもあり、贅沢な休憩時間を過ごせますよ。

自然が造り出した神秘の砂州 天橋立 

京都北部の代表的な観光地である天橋立。

この自然に造られた景色は、日本三景に選ばれています。

自然が造り出した神秘の砂州 天橋立 

<神秘的な天橋立>

天橋立は宮津湾と阿蘇海を南北に隔てる湾口砂州で、幅は約20cm~170cm、全長約3.6kmに続いています。

約5,000本の松が松並木を作っており、まさに天にかかるような橋だと地元の人からも親しまれている場所です。

天橋立ができた原因は、流れ込んだ土砂が数千年という長い時間をかけて、長い橋のように蓄積したからと言われています。

一方で丹後風土記では、かつて天にある神々の国と日本を繋ぐ梯子があり、神々はこの梯子を利用して日本に降りてきていたと伝えられています。

しかし、その梯子は神が寝ている間に倒れてしまい、橋のような姿になったそうです。

また、神聖な伝説が残る天橋立は、日本の道百選や日本の渚百選など多数の日本百選にも選ばれており、京都に行くならぜひ訪れたい場所の1つです。

夏は海水浴をしたり自転車に乗って松のトンネルをサイクリングしたり、天橋立の楽しみ方は実にさまざまです。

空気が澄んだ冬には、約2,000発の花火を打ち上げる「日本三景天橋立ふゆ花火」が開催されるなど、イベントも充実しているので1年中楽しめますよ。

京都駅から天橋立まで高速バスが1日3往復しており、大人2,900円、小児1,450円で利用できます。

<天橋立周辺のおすすめスポット>

①天橋立ビューランド

天橋立ビューランドは、美しい天橋立の風景を一望できる展望所です。

さらに、サイクルカーや観覧車などもある遊園地も併設されています。

子どもたちも遊べる場所になっているので、天橋立の絶景を楽しみながら過ごせますよ。

大人850円、小人450円で利用でき、季節によって時間は変わりますが基本的に9時~17時まで営業しています。

天橋立駅から徒歩5分の場所にリフト乗り場があり、リフトに乗って天橋立ビューランドに向かいます。

往復で大人850円、小学生450円で利用できますよ。

②智恩寺

知恵の神様である文殊菩薩を祀った智恩寺は、日本三文殊とも言われ毎年多くの受験生が参拝をします。

さらに、智恩寺の壮大な山門は7年もの期間を経て完成させたもので、市の指定文化財です。

ご本尊の文殊菩薩は1月1,2,3と10日、7月24日だけ御開帳され、秘仏とされています。

参拝の締めくくりには、すえひろ扇子おみくじがおすすめです。

扇子の形をしており、境内には至る所で、扇子が花のように結び付けられています。

訪れた際には、境内の木に結びつけて扇子の花を咲かせれば、素敵な思い出になるでしょう。

人々を魅了し続ける諸島 松島

宮城県にある島々が浮かぶ松島湾の美しい景観は、日本三景として自然が堪能できる絶景です。

とくに日の出や日の入りに流れる静かな時間は、とても趣があります。

人々を魅了し続ける諸島 松島

<穏やかな自然美が堪能できる 松島>

松島では、東西南北どこからでも松島湾に浮かぶ260の島々を眺めることができ、浮世絵のような美しい景観を堪能できます。

観光地として古くから多くの人々が訪れていますが、最近ではミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三つ星を獲得し、海外でも知られるようになっているのです。

さらに、あの松尾芭蕉がかつて訪れた場所でもあり、松島の絶景を目にし、「絶景の前では黙して語らず」とあえて句を残さなかったとも言われています。

2011年の東日本大震災では260の島々が天然の堤防の役目を果たし、被害を最小限に抑えたという説もあり、昔から人々の生活に深く関わってきた場所とも言えるでしょう。

JR仙石線から40分でアクセス可能です。

<松島のおすすめスポット>

松島湾の絶景を眺めるスポットとして、四大観と言われる名所があります。

①壮観・大高森

四大観のなかでも、とくにおすすめの名所が大高森です。

松島湾の島々を360度どこからでも一望できる場所で、とくに夕方の空と海が黄金に染まる時間帯は絶景です。

JR野蒜駅から車で15分でアクセスでき、そこから山頂まで15分~20分ほど歩きます。

②麗観・富山

標高116.6mの山である富山。

山頂には展望台があり、松尾芭蕉とともに旅に出た弟子の曾良も、「曾良旅日記」で富山の絶景を記しています。

さらに、山頂には展望台のほかにも、仁王門や富山観音堂なども建てられており、静寂な時間に癒されますよ。

JR陸前富山駅から徒歩45分かかります。

③偉観・多聞山

多聞山の入り口には多聞山展望広場公園があり、少し登ると毘沙門堂があります。

四大観の1つと言われる多聞山からの絶景は、このお堂の裏にあり、まさに偉観と言われる堂々とした光景が広がっています。

JR多賀城駅から車15分、山頂まで徒歩10分でアクセス可能です。

④幽観・扇谷

双観山の裏手にある高地で登山口から山頂まで3分ほどと、比較的アクセスしやすい絶景スポットです。

山頂にはベンチのほかに達磨堂もあり、秋には楓が紅色へと色づき、知る人ぞ知る楓の名所としても有名です。

扇から眺める紅葉と松島の眺めは、幽観と呼ぶにはふさわしい、深みがある美しい光景ですよ。

まとめ

今回は、日本三景と言われる宮島、天橋立、松島をご紹介しました。

この3つは、どれも海に関連した景観で、まさに島国の日本を象徴する絶景でしょう。

ぜひ、新型コロナウィルス終息後の旅行先として、ぜひ日本三景を選んでみてくださいね。

料金や営業時間については変更になる可能性があるので、ホームページなどで最新の情報をご確認ください。

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