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- カサカサ肌にさよなら!肌チェックリストと乾燥肌の原因&対策9選
目次
- ・肌が乾燥するとどんなことが起きる?
- ・4つ以上は要注意!乾燥肌かを調べる簡単チェックリスト
- ・保湿しているのにどうして!?9つの乾燥原因&対策で冬のカサカサ肌を撃退
- ┗・保湿をしても肌が乾燥するのは浸透力が足りないから
- ┗・知らない間に肌によくない刺激を与えているから
- ┗・水分補給にカフェインばかり摂取しているから
- ┗・運動不足などで血のめぐりが悪いから
- ┗・日ごろから食生活のバランスが悪いから
- ┗・暖房をガンガンつけているから
- ┗・お風呂の温度が高いから
- ┗・お風呂あがりにダラダラしているから
- ┗・日常的に不織布タイプのマスクをつけているから
- ・その乾燥…車の暖房のせいじゃない?見落としがちな車内の乾燥対策
- ・まとめ
空気の乾燥が気になりだす秋、肌は思った以上にダメージを受けています。
「肌に潤いがない」という人は、本格的な冬がくる前に肌の乾燥対策を覚えて実践することが大切です。
そこで今回は、肌の乾燥によって引き起こされる問題、乾燥肌のチェックリスト、肌を乾燥から守る対策方法をご紹介します。
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肌が乾燥するとどんなことが起きる?
肌の乾燥対策をご紹介する前に、まずは乾燥によって肌がどういう状態になるのかについて解説していきます。
乾燥や冷たい空気に肌がさらされるとターンオーバーが乱れ、細胞間脂質の質や量、アミノ酸含有量が少なく水分を吸い上げる力が弱い未熟な角質層ができます。
未熟な角質層は弾力がないので皮膚の表面がデコボコになる他、肌のキメが失われてしまうため、粉をふくほどのカサカサ肌、ガサガサ肌になってしまうのです。
また、肌の乾燥は皮脂の減少を招きます。
皮脂分泌が低下すると、肌の水分保持が上手くいかずに乾燥が悪化。乾燥肌以上にやっかいな「皮脂欠乏性皮膚炎」になるおそれもあります。
皮脂欠乏性皮膚炎は、とくに手や膝下に起こりやすいと言われており、かゆみや湿疹、痛みがある他、角質層がひび割れすることも…。
こうしたトラブルにみまわれないためにも、正しい肌ケアを覚えることが大切です。
4つ以上は要注意!乾燥肌かを調べる簡単チェックリスト
乾燥肌かどうか分からないという人は、以下の7つのチェック項目を確認してみてください。
■洗顔後に肌がつっぱる、またはそういう感覚がある
■肌がふっくらしていない(やわらかさやハリがない)
■肌に自然なツヤがない
■秋や冬などは化粧ノリがいまいち
■肌がくすみやすい
■肌がカサカサしており、粉を吹くこともある
■肌にかゆみがある
7つのうち4つ以上あてはまる人は乾燥肌の可能性大!次項から紹介する乾燥肌対策を積極的に取り入れてみましょう。
保湿しているのにどうして!?9つの乾燥原因&対策で冬のカサカサ肌を撃退
弾力のあるうるツヤ肌に憧れる人は多いはず。しかし、どんなに気をつけても肌の調子が整わないという人は、そもそもの対策方法が間違っている可能性があります。
納得の肌を手に入れるためにも、乾燥肌の原因を知り、その上で正しい対策方法を実践していきましょう。
以下は、乾燥肌の原因とそれぞれの対策方法です。
・保湿をしても肌が乾燥するのは浸透力が足りないから
「化粧水や乳液で保湿しているのに肌に潤いがない」という人もいるでしょう。実はそれ、浸透力が足りていないからかもしれません。
冬の乾燥肌対策は浸透力が重要です。どんなに保湿力に優れた化粧水や乳液、美容液を使っても、内部に浸透しなければ角質層はガタガタのままです。
おすすめなのは「ホットタオル」を使ったスキンケア。
水分を含ませたフェイスタオルを電子レンジで30秒温め、洗顔後に肌にのせるだけで、肌がやわらかくなって浸透力が高まります。
また、化粧水や乳液を塗った後にクリームを塗ると、肌にフタがされて保湿成分が失われにくくなりますよ。
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・知らない間に肌によくない刺激を与えているから
スキンケア時に肌へ余計な刺激を与えていると、どんなに丁寧に保湿をしても肌は元気をなくしてしまいます。
界面活性剤や防腐剤(パラベン)などの刺激の強い成分が含まれたスキンケアアイテムは極力避け、肌に負担がかからないようにしましょう。
また、クレンジングや洗顔で強く肌をこするのもNG!刺激が強く、肌がダメージを受けてしまうので注意してください。
加えて、洗顔料はふんわり泡立てましょう。泡立てネットを使ったり、ホイップタイプのソープを使ったりすると泡立てもラクラクです。
さらに、体を洗う際もボディソープをしっかりと泡立ててください。ナイロンタオルや軽石ではなく、低刺激のコットン素材のボディタオルがおすすめです。
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・水分補給にカフェインばかり摂取しているから
肌の水分を失わないためにも、日ごろの水分補給は欠かせません。
しかし、水ではなくカフェインを含むコーヒーやお茶などで水分補給をしていると逆効果。カフェインの持つ利尿作用によって、摂取した水分はすぐに体外へと排出されてしまいます。
「でも水だけを飲むのはちょっと苦手…」という人は、カフェイン入りの飲み物を飲む際に、一緒にコップ1杯くらいの水を飲んでみてください。
そうすることで体に必要な水分量を維持しやすくなるので、ガサガサ肌対策になります。
・運動不足などで血のめぐりが悪いから
デスクワークなどで長時間同じ姿勢の人、運動不足で体がなまっている人は、血のめぐりが悪くなっている可能性が高いでしょう。
そのままでいると、肌あれ、むくみや冷え、肩こり、疲労の原因にもなるので運動習慣を身につけることが大切です。
ハードな運動じゃなくても大丈夫!気づいたときに屈伸をしたりストレッチをしたりするだけでも変わるので、ぜひ試してみてください。
・日ごろから食生活のバランスが悪いから
きれいな肌になるには、食生活がとても大切です。バランスよく栄養を摂取して胃腸の環境がよくなると、肌免疫が高まり肌の潤いやツヤが復活します。
■緑黄色野菜で肌の免疫機能を向上させよう
にんじんや小松菜、トマトなどの緑黄色野菜※は抗酸化力に優れています。
※原則として可食部100gあたりのカロテン含有量が600マイクログラム以上の野菜。可食部100gあたりの栄養素の数値は「五訂増補日本食品標準成分表 」を参照。
緑黄色野菜に含まれるβカロテンは皮膚や粘膜の免疫力アップに効果的と言われています。
紫外線やストレスなどによって低下した肌のバリア機能をサポートする効果が期待できるので、積極的に摂取しましょう。
■肉・魚・大豆製品などのタンパク質を含む食べ物で保湿力を底上げしよう
タンパク質は肌の保湿力を高め、かつ弾力やハリを維持するコラーゲンの源でもあります。
不足するとたるみやくすみなどの肌老化にもつながるので、肉や魚、大豆製品なども摂取しましょう。
特に、サバやイワシなどの青魚は血をサラサラにする効果が期待できると言われています。
納豆は血管内にできた血栓を溶かす働きがあるので、最低でも一日一食はいただきたいところです。
■アセロラやキウイなどの"果物"でビタミンCを摂ろう
肌の健康に欠かせないのが、ビタミンCです。
コラーゲンの生成に必要で、肌のターンオーバーを整える作用が期待できる他、抗酸化作用もあるのでエイジングケアにも効果的です。
果物は糖分が含まれるので食べすぎは禁物!また栄養素も一日の摂取目安量があるので、それらはしっかりと守りましょう。
・暖房をガンガンつけているから
冬の寒い日、暖房器具を使用している人は多いはず。しかし暖房器具を使うとさらに空気が乾燥するので、肌にとってはツラい時間と言えるでしょう。
湿度の目安は40~60%ですが、冬のオフィス環境は湿度40%以下の低湿度であることが分かっています。
肌だけでなく、爪や髪、喉や目の乾燥も引き起こすので、加湿器などを使って湿度を調節することが大切です。
・お風呂の温度が高いから
寒い日に入るお風呂は格別ですが、お湯の温度が高すぎると肌の角質層の形成や修復が阻害され、保湿機能を保てなくなります。
またお湯につかる時間も重要です。長風呂は角質層のセラミドや皮脂の流出につながるので、入浴後に肌が乾燥しやすくなります。
肌にとっての最適な温度は40度以下、入浴の目安時間は15分です。肌のためにも温度と時間には注意してくださいね。
・お風呂あがりにダラダラしているから
お風呂あがりはリラックスして気が抜けがち。ソファに座ってダラダラしちゃう…なんていう人もいるかもしれません。
しかし、入浴後の肌はすぐに乾燥し始めるので、スキンケアは15分以内に行いましょう。
入浴後は角質がやわらかくなっているので、スキンケアにベストなゴールデンタイムと言えます。
「化粧水→美容液→乳液→クリーム」の順にスキンケアを行い、肌表面にフタをして水分の蒸発を防いでください。
なお、体も同様に手早くケアを行うことが大切です。とくに腕や手、膝より下は乾燥しやすいので、ボディクリームを重ねて塗りましょう。
・日常的に不織布タイプのマスクをつけているから
乾燥肌の症状が強く出ると、冷たい風にあたるだけで肌がピリピリと痛みますよね。
肌を守るためにマスクをつけているという人もいるでしょうが、一般的な不織布のマスクは摩擦によって肌に刺激を与えてしまいます。
重度の乾燥肌の人にとっては、その刺激さえもNG!
さらなる乾燥を招く原因になるので、オーガニックコットンなどの肌への刺激が軽いマスクを選びましょう。
その乾燥…車の暖房のせいじゃない?見落としがちな車内の乾燥対策
暖房のつけた車に乗っていると、知らない間に乾燥が進んでしまうため注意が必要です。
というのも、快適に過ごせる湿度が50%前後なのに対して、暖房のつけた車は湿度が低く、ときに30%以下になることもあるそうです。
砂漠の平均湿度が20~25%ほどなので、車内はカラカラに乾いた砂漠とほぼ変わらない環境ということ。喉が渇き、肌の角質層から水分が奪われていきます。
暖房を使うときは濡れタオルをダッシュボードに置いたり、車用の加湿器を使ったりして乾燥対策も同時に行う必要があるのです。
なお、濡れタオルの置き場所によってはフロントガラスが曇ったり、加湿器の水を放置すると雑菌が繁殖したりすることもあります。
マイナス点を理解した上で、賢く車内の乾燥対策を行いましょう。
まとめ
秋冬は肌が乾燥しやすい季節なので、日ごろのケアが肝心です。
保湿をしていても、うっかりしたミスから肌の乾燥を助長させてしまうことがあるので注意してくださいね。
乾燥肌の人に悩む人はもちろん、乾燥肌かもしれないと感じている人も、本格的な冬がくる前に肌の乾燥対策を実行しましょう。
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