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あなたも作ってみませんか?キッチンにつける便利な棚をDIY
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最近流行りのDIY。DIYの範囲は広く、棚からコテージまで、その人の力量に合わせて便利な家具を作り出すことができます。
その中でも特に簡単かつ便利なのがキッチン棚。キッチンはごちゃごちゃと置かなければいけない物が多いものです。
しかし、適切な大きさの棚というものが案外見つからなかったりします。
そこで、今回は簡単にDIYできるキッチン棚をご紹介します。
棚の作り方
DIYで棚を作る、と聞けば、木材を集めて、切って、釘を打って……と難しい印象がぬぐえません。
しかし、DIYの真骨頂は自分で一から作る、ではなくいかに工夫して安く、簡単に、そしてお洒落に作るかにあります。
そこで、まず一番簡単なキッチン棚を作ってみましょう。
まず、自宅のキッチンに棚を備え付けたい壁を決めます。そして、そのキッチン棚を置く場所の寸法をメジャーで図りましょう。
次に、その寸法に合った板をホームセンターなり、なんなりで購入します。
板は気に行った木材でもいいでしょう。
気に行った木材の寸法が合わない場合でも、ホームセンターでは言った通りの長さにカットしてくれる所もありますから、そうして適切な長さの木材を用意します。
ついでに、壁にキッチン棚を作るためにL字金具も買っておきましょう。
そして、ついでにホームセンターで棚らしく見えるように、リメイクシートを買ったりしましょう。
リメイクシートとは、壁に簡単に張り付けることができる壁紙のようなもので、タイル風や大理石風の壁紙など、たくさんの模様が売っています。
後は、用意した木材を、キッチンの適切な場所に張り付けるだけ。
まずはリメイクシートでキッチン棚となる壁の雰囲気をリメイクします。
次に、リメイクした壁にキッチン棚となるための板をL字金具で設置します。
この時、L字金具をつけるための釘やねじはL字金具についていますので、ほとんどの場合は改めて買う必要はありません。
リメイクシートによってタイルや大理石風になった壁に木材による足場のような形のキッチン棚の完成です。
もう少し凝った作りが好きであるならば、更にデットスペースにフックなどの金具をつけて、お玉などを引っかけられるようにしても良いかもしれません。
100均でも揃えられる材料
1.100均はDIYの強い味方
100均といえば、とりあえずありあわせのために購入する、安っぽいなどのイメージがあります。
それも間違いではないでしょう。
しかし、ことDIYにおいて、それは当てはまりません。なぜかというとDIYでは素材として扱うからです。
DIYはいかに安く、そして簡単に、高級品に近づけるか、これが大事なのです。
ですので、たとえ100均の安っぽい物だったとしてもDIYは工夫することによっていくらでも簡単に高級感あふれるグッズに変身させることができるのです。
すべては柔軟なあなたの発想しだいです。
2.100均で使える、DIYのための材料
今回はキッチン棚をDIYすることが目的ですので100均でキッチン棚をDIYするための材料をご紹介します。
まずは一番簡単な購入するだけのガラス瓶。
パスタや雑穀米などをいれるだけ。もはや作っているとは言いませんが、見た目にこだわるのも大切です。
次に、「すのこ」などはいかがでしょうか。
すのこはDIYにおいてかなりの救世主といえるでしょう。すのこは板の組み合わせでできた家具です。
そのため、のこぎりとペイントのためのスプレーやペンキがあれば、どんなものにも変身が可能なのです。
のこぎりで適切な長さに板を切り、ペンキなどで好みの色合いにペイントして最後に金具や釘などで組み合わせればあら不思議、簡単にキッチン棚の出来上がりです。
すのこはキッチン棚だけでなく、通常のラックなど発想しだいでどんなものも作ることができるので、かなりお勧めの材料と言えるでしょう。
小さなキッチン棚を作りたいならば木材や、すのこ、そのほかの板で枠組みを作り100均で升を購入するなどの方法もあります。
升に合わせた枠組みさえあれば、升をペイントして引き出し収納にすることもできます。
このように、すべては発想次第。ここで紹介したの一例にすぎず、あなたの作りたいものは100均の小物を組み合わせることによっていかようにもなるのです。
大事なのは、発想と、ペイントです。
そのまま使っていれば安っぽいものでも、ペンキやスプレーで塗ってしまえばかなり見違えますので、そういった心遣いをしてあげれば手作りで高級感あふれるグッズになることでしょう。
キッチンカウンターに上に作る棚
キッチンカウンターの上に作る棚として、真っ先に考えられるものはディアウォール棚でしょう。
ディアウォールとは、自由に柱を作ることができる道具です。天井と床に突っ張る形で設置する道具で、壁に直接穴をあけたりしないので、傷をつけたくない人にも便利な代物だといえるでしょう。
また、ディアウォールは上下セットで約1000円くらいなのでとてもお買い得なのです。
さらに、電子レンジなど、上の空間にデットスペースが多く存在するのがキッチンです。
そんなデットスペースを有効活用しやすいのが、このディアウォールです。
使い方は簡単、ディアウォールを左右に設置し、その間に板で土台を作るだけです。キッチン棚としてDIYできるだけでなく、ディスプレイ的な趣も感じられて非常にお洒落なつくりとなるでしょう。
キッチンカウンターの下に作る棚
1.キッチンカウンターの下をDIYして有効利用するときの注意点
キッチンカウンターの下をDIYして何かを設置したいときに気をつけなければいけないのは、キッチンカウンターの上と違い、理由があってスペースがとられていることです。
スペースを完全になくしてしまうと、案外作業がしにくくなるもので、そのスペースを完全に埋めてしまっていいのか、それを考えながら棚を設置しなければいけません。
また、縦、横、幅、高さ、キッチンカウンターの下は目いっぱい使うか少し余裕を持たせるのか、これをまず始めに決めた上で、計測してどのような棚をDIYするのか決めていきましょう。
DIYをするときには、まずどのようなものを作りたいかを考えるのも重要ですが、それよりも、どこに設置し、そのスペースに合うものはどのようなモノなのか、そちらを先に考えた方が良いでしょう。
2.キッチンカウンターの下をDIY
キッチンカウンターの下に作る棚として代表例はカラーボックスを使うことです。
DIYとは作るだけでなく工夫にあるので、どこにでも売っているカラーボックスは非常に使い勝手が良いモノで、発想が大事です。
例えば、キッチンカウンターの下にただカラーボックスを置いて食器棚にするのも良し、カラーボックスの中にレールを設置してバスケットを収納する引き出し型収納ボックスも良しです。
他にも、ポリカ―ボネットに取っ手をつけてしまえば、ガラス風の中の見える扉にすることもできます。
このようにデットスペースをいかに有効利用するかにおいて、カラーボックスは無限の可能性を秘めています。
キッチンのゴミ箱収納棚
1.ゴミ箱収納棚の効果
少し趣を変えて、キッチンのゴミ箱収納棚をDIYしてみるのも良いでしょう。
そこで、キッチンのゴミ箱収納棚をDIYすることによって、キッチンで出るあらゆるゴミを邪魔にならず、さらに見た目も汚くなくお洒落に飾って生活感を出さないインテリアとしておくことができます。
2.キッチンのゴミ箱収納棚をDIY
すのこを使って一から作成するなどはいかがでしょうか?
すのこを分解して、板にします。
次に板を半分に切って、後は木工用ボンドで箱状に固定するだけ。
ついでに塗装したり、ステッカーなどをはると好みのゴミ箱収納棚にDIYすることができます。
他にも、簡単なもので一斗缶を自分好みに塗装した後、穴をあけてヒートンという金具をつけて一斗缶に合う蓋をヒモで固定するだけ。
本格的な物になりますと、ベニヤ板を切って張ってたくさんの金具を使って作るかなり手の凝ったものなどもありますが、そう言ったものは難しいのでここでは紹介しません。
気になった方は各自調べてDIYしてみてください。
賃貸でも原状回復可能なキッチン棚
1.DIYしたくても……
キッチン棚をDIYしたくても賃貸物件に住んでいる場合、釘やねじなどで穴をあけられなくて諦める、そんな方も多いかと思います。
ですが、キッチン棚をDIYするには、何も穴をあけるだけが能ではありません。
工夫次第でいくらでも原状回復可能で、すてきな家具をDIYすることができるのです。
2.原状回復可能なキッチン棚をDIY
では、原状回復可能なキッチン棚とはどんなものがあるでしょうか。
一つは、先ほど紹介した、ディアウォールを使ったキッチン棚です。ディアウォールとは簡単に言えば突っ張り棒ですので、突っ張り棒を取り外しさえすれば跡形もなくきれいなままなのです。
他にも、塩ビパイプなどはどうでしょうか。塩ビパイプを壁に直接設置するのではなく、両面テープで壁に板を張ってその上で設置する方法をとります。
そうしてはりつけ塩ビパイプにフックなどをかけてしまえば、お洒落で男前な収納の完成です。
これならば、賃貸でも可能かつ、男前なキッチンへと変貌することでしょう。
ちなみに、一番楽な物としては、壁板や、すのこを立てるだけの方法です。
壁板やすのこをキッチンのデットスペースに立てて、グッズを吊るして収納をします。
これならば、切ったり工作する必要がなく、吊るしたい場所に釘やねじを打ち込むだけでグッズを吊るせますね。
また、好きにペイントしたり、ステッカーを張ってオリジナリティーを出せる上に、気に入らなくなれば取り外してすぐに戻せるのも魅力です。
窓枠に作る棚
最後に、窓枠に作る棚をご紹介しましょう。
多くのキッチンには、窓があると思います。それは換気のためだったり、自然光を入れるためだったりしますが、このわずかな奥行数センチはとてもよく使えるものなのです。
例えば、窓枠の寸法に合わせて「円」の文字ような形の置き物を板四枚ほどで作ってみてはいかがでしょう。
この「円」を窓枠に設置すると、それだけで収納棚になりますね。ここに、瓶などのガラス物や調味料を収納すると、日の光によってきれいに輝いて見えますのでお洒落度がアップしますね。
他にも、この「円」の上にグリーンを置くとキッチンが一気に華やかになりますのでおすすめです。
またまた登場ですが、ディアウォールを使った方法もあります。
窓枠にディアウォールを二本立ててみましょうそしてその間にラックを挟んむように設置するのです。
これだけで、窓枠の奥行や細さに関係なく好きな物が収納できる便利な棚の完成です。
このディアウォールを使った棚の場合は、奥行きを自分の好きなように設置できますので制限がなく自身が置きたい物に合わせて作ることができるのが魅力ですね。
もっと簡単なものがお望みならば、窓に金網を設置するのはどうでしょうか。金網を窓に張り付けることによって、小物を吊り下げることができます。
金網は100均で打っている焼き網などが良いでしょう。
これは一番簡単な方法ですが、これらを組み合わせることもできます。
窓枠に置いた「円」と、すのこで中をくりぬき作った扉、そしてくりぬいたすのこ扉に金網を張り付ければ窓枠は一気に便利な収納棚へと変わることでしょう。
扉を作る場合は、「円」と扉を蝶番で固定する必要がありますが、蝶番を設置するのは簡単ですので、凝ったものをDIYしたいという方は挑戦してみても良いかもしれません。
まとめ
キッチンとは収納しなければいけないものが多い割には、デットスペースが多く何かと小物がごちゃごちゃと増えてしまう空間です。
備え付けの収納棚だけでは困ることも多いでしょう。フライパンはかさばるし、小物はしまいにくいものです。
ですので、今回紹介したような工夫をして、自分でDIYして理想のキッチンと収納棚を作ってみてはいかかでしょうか。
ここの紹介したグッズはあくまで一例にすぎず、あなたの発想しだいでいくらでも、どんなものでも作って便利することができるのがDIYです。
これを機にDIYデビューしてみませんか?
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