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住宅展示場を見学する前に知っておきたい7つのこと
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マイホームの購入を検討している方にとって、ハウスメーカーなどが開催している住宅展示場は、一度は訪れてみたい場所のひとつです。
特に、注文住宅を建てたいと考えている方にとっては、何度も足を運ぶ場所になることでしょう。
しかし、「マイホームは一生に一度の買い物」と言われるように、いざ、住宅展示場を訪れると、さまざまな物件に目移りしてしまったり、逆に慎重になりすぎてどれにも決められず、満足に回れなかったりといった結果になることもあります。
そこで、この記事では、住宅展示場を見学する際のコツやポイントについて紹介していきます。
1.一日に何件も回らない
住宅展示場で見学するモデルハウスは、1日に3件程度までが良いと言われています。
住宅展示場には、大手の住宅メーカーや地域密着型の工務店まで、さまざまな会社がモデルハウスを展示しており、それぞれのメーカーで営業担当者が説明のために待機しています。
営業担当者は、モデルハウスを訪れた見学者について、家の特徴や設備などの説明をしながら案内していくというのが通常の流れです。
そのため、住宅展示場内すべてのモデルハウスを見て、さらに各メーカーの営業担当者の説明を聞くとなると、時間的にも体力的にも、とても大変なことになります。
そのようなことにならないためには、あらかじめチラシやインターネット上の情報などを活用して見学したいモデルハウスを絞っておき、そこを中心に見学していく方がおすすめです。
また、前もって予算やスケジュールなどの細かい点も決めておくと、より一層スムーズに見学することができるでしょう。
しかし、住宅についての知識が十分でないと、自分たちで何から何まで決めるのは不安に感じる人もいることでしょう。
そのような時は、住宅展示場の中にある総合案内所を利用すると良いでしょう。
予算やイメージなどの希望を伝えれば、それに合ったモデルハウスや住宅メーカーを紹介してくれます。
2.土日がオススメ
土日の住宅展示場では、屋台や子ども向けのショーなど、幅広い年齢層を対象としたイベントが開催されていることが多いです。
そのため、土日は住宅展示場への来場者が多く、大変混み合います。特に、土日の13時~15時は、イベントなどの有無にかかわらず最も人出が多いです。
よって、この時間はモデルハウスに常駐している営業担当者の数よりも来場者の方が多くなりがちなため、中には担当者がつかないお客様もいます。
営業担当者がつかず、ゆっくりと自由に見て回りたいという方は、あえてこの時間帯をねらって見学に行くのも良いでしょう。
逆に、営業担当者からしっかりと説明を受けたいという方は、この時間帯を避けるようにすれば、土日なので営業担当者の数も多いため、じっくり説明をしてもらうことも可能です。
3.営業マンとの相性は大切
住宅展示場を訪れると、先にも述べたように、各ハウスメーカーの営業担当者が説明をしながら、モデルハウスの中を一緒に回ってくれます。
その際に大切なのが、モデルハウスや住宅メーカーを選ぶだけではなく、営業担当者の人柄をチェックしたり、相性が良さそうかどうかをみたりすることなのです。
家づくりは、設計から完成、引き渡しまで長期間に渡るものです。
場合によっては。1年以上かかることもあります。
雑談などを交えながら、その営業担当者が、こちらがどのような要望を持っているのかを理解し、理想を形にしてくれようとしているかをチェックしましょう。
家づくりには、幅広い知識が求められます。時には厳しく、的確にアドバイスをしてくれる担当者かどうかを自分の目で判断することが大事だと言えるでしょう。
4.アンケートへの記入は慎重に
モデルハウスの見学が一通り終わると、最後に営業担当者からアンケートの回答を求められます。
このアンケートには、住所や氏名、電話番号などを記入する欄があり、その情報をもとにハウスメーカーは営業を進めていきます。
ほとんどの場合、モデルハウス見学で担当した営業担当者から連絡があり、そのまま最後まで家づくりを担当することになります。
したがって、もし、あるハウスメーカーの家が気に入ったとしても、営業担当者との相性が悪いと感じたのであれば、その場でアンケートの記入をせずに、他の住宅展示場で同じハウスメーカーが展示しているモデルルームの見学に行くのも一つの手だと言えます。
5.営業マンは意外と服装をチェックしている?
住宅展示場を訪れた際、それぞれのモデルハウスの営業担当者は、お客様の服装をチェックして購買意欲があるのかどうかなどの本気度を見極めようとしていることがあります。
よって、あまりにもラフな格好で行くと、営業担当者に冷やかしだと思われてしまい、丁寧な説明を受けられなくなる場合もあるので注意が必要です。
ジーンズにTシャツなどのカジュアルすぎる服装は避け、スラックスやチノパン、襟付きのシャツなどを着るなど、モデルハウス見学の際は服装にも気を配ってみましょう。
6.メーカーによって特徴がある
住宅展示場には、さまざまなメーカーのモデルハウスがあります。各ハウスメーカーによって、得意な工法や建築技術、特徴があるので、それらをチェックするようにしましょう。
たとえば、あるハウスメーカーでは強度の高い窓ガラスが使われていたり、他の会社では、すぐれた耐震技術を持っていたりするなどです。
自分の希望や理想にマッチするような技術や特徴を売りにしているハウスメーカーのモデルハウスを中心に見学してみるのも良いでしょう。
気をつけなければいけない点として、一般的に住宅展示場のモデルハウスは、実際に建てる家よりもやや大きめに作られているということです。
そのことも、ぜひ頭に入れておくようにしましょう。
7.あると便利!見学の際の持ち物
・カメラ
モデルハウスを見学した際に、気にいった設備やデザイン、内装などを記録しておくために必要です。もちろん、携帯電話やスマートフォンのカメラ機能を使うこともできます。
特に、室内の動線を記録しておきたい場合は、画像ではなく動画で撮影しておくと、玄関から台所、リビング、各居室などの移動の感じがよくわかるためおすすめです。
それぞれの場所で感じたことなどをコメントしながら撮影していくと、後で見返した時に、よりわかりやすくなります。
・メジャー
それぞれのハウスメーカーによって、モデルハウスのモジュール(基準となる寸法)が違う場合があります。
また、畳の大きさも違う場合があるので、同じ6畳間であっても、実際の面積に差があることもあり得るのです。
そのため、モデルハウスを見学する際には、メジャーを持参して、実際の寸法を測ることをおすすめします。
今、使っている家電や家具のサイズを前もって採寸しておくと、設置した時のイメージもわかりやすいです。
モデルハウスによっては、メジャーを用意していることもありますが、持参していけば間違いありません。
ただし、メジャーを使っても良いかどうかを営業担当者に訪ねてから採寸するようにし、床や壁などを傷つけないように注意しましょう。
・筆記用具
採寸した記録や、パンフレットや説明書などに気になったことを書き留めておくために必要です。
・脱ぎ履きしやすい靴
いくつものモデルルームにあがったり、バルコニーやベランダに出入りしたりするため、靴は脱ぎ履きがしやすいものにすると良いでしょう。
・大きめのバッグまたは袋
いろいろな資料を持ち帰るために必要です。
住宅展示場は一般住宅よりも大きめに建てられていることが多いです。
モデルハウスのサイズはこまめにメモしておきましょう。
まとめ
注文住宅は、思い通りの家を建てられるというメリットや、予算の調整がしやすい、個別の要望を反映しやすいなどといったメリットがあるので、建売住宅などに比べると、満足のいく家づくりが実現しやすいと言えるでしょう。
その反面、打ち合わせや工事に時間がかかったり、こだわりが強くなりすぎたりして、予算をオーバーしてしまうこともありえます。
理想のマイホームを実現するために必要なことや外せないポイントは何なのかなどについて、担当者とじっくりと相談をして計画すると良いでしょう。
ぜひ、理想を実現した自慢のマイホームを建ててくださいね。
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