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- 【調味料の賞味期限】開封後の保存方法と保存期間を一覧で説明。冷蔵庫?常温?もし処分する時の捨て方と活用法。
目次
- ・主な調味料の賞味期限
- ┗砂糖
- ┗塩
- ┗酢
- ┗醤油
- ┗味噌
- ┗みりん
- ┗料理酒
- ┗めんつゆ
- ┗白だし
- ┗シナモン、ナツメグ、といったスパイス
- ┗こしょう
- ┗一味、七味唐辛子
- ┗油
- ┗ドレッシング
- ┗中濃、とんかつソース
- ┗ウスターソース
- ┗お好み焼きソース、焼きそばソース
- ┗オイスターソース
- ┗焼肉のタレ
- ┗マヨネーズ
- ┗ケチャップ
- ┗チューブのしょうが、わさび、にんにく
- ┗マスタード
- ┗タバスコ
- ┗ワインビネガー
- ┗料理用ワイン
- ┗レモン汁
- ┗バター
- ┗パルメザンチーズ
- ┗ピザ用チーズ
- ┗スライスチーズ
- ┗生パン粉
- ┗ピーナッツバター
- ┗チョコレートペースト
- ┗ごまペースト
- ┗はちみつ
- ┗ガムシロップ
- ┗メープルシロップ
- ┗ジャム
- ┗海苔の佃煮
- ┗顆粒コンソメ
- ┗中華ペースト調味料
- ・開封後に美味しく使い切る保存のコツ
- ・もしも処分する時の捨て方
- ┗液体の調味料(醤油やみりん、お酢や焼肉のたれ等)
- ┗粘り気がある液体調味料(ケチャップ・マヨネーズなど)
- ┗油(サラダ油、ごま油、オリーブオイルなど)
- ┗ビンに入った調味料(ジャム・マスタードなど)
- ┗粉末調味料(砂糖、パン粉、片栗粉など)
- ┗使わない調味料を排水以降やトイレに流すのは絶対にダメ!!
- ・まとめ
料理に欠かせない調味料ですが、久しぶりに取り出す時に
「この調味料、開封した後気を使わずに保存してたけど、まだ使えるのかな…?使えないようなら処分したいけど捨て方どうすればいいんだろう...?」
そう不安になってしまう事ありますよね。
この記事では調味料ごとの保存方法・保存期間を一覧で解説します。
そして最後に、もしも処分するときの捨て方までご紹介します。
動画でもご紹介していますので、こちらもご覧ください。
※一般的な賞味期限について調べてますが、お手元の製品に記載されている「保存方法」「賞味期限」を優先してください。
※保存の仕方や使い方によって賞味期限は変わってきます
主な調味料の賞味期限
砂糖
常温保存
時間経過による品質の変化が少ないため賞味期限は無期限
塩
常温保存
時間経過による品質の変化が少ないため賞味期限は無期限
酢
穀物酢・米酢→純度の高い酢は防腐作用が強いため、常温で半年。冷蔵庫の場合は1年。
ぽん酢→冷蔵庫で1ヶ月
醤油
冷蔵庫で1ヶ月
最近は開封してからも醤油と空気が触れる面積を減らす、酸化防止の密封容器が発売されています。
そういった密封容器の場合は常温保存で、開封から90日。
味噌
冷蔵庫で3~6ヶ月
空気になるべく触れないように保存するのがコツ。
冷凍庫に入れての長期保存も可能です。
味噌は冷凍庫でも凍らないのですぐに使えますし、風味が長持ちします。
みりん
本みりん→常温保存で3ヶ月
みりん風調味料→冷蔵庫で1ヶ月
料理酒
常温保存で2ヶ月
めんつゆ
ストレートタイプは冷蔵庫で2~3日
濃縮タイプのほうが長持ちします。冷蔵庫で3週間程度
白だし
冷蔵庫で1~2ヶ月
シナモン、ナツメグ、といったスパイス
常温保存で半年
開封前の賞味期限は長いが、開封後に適切に保存しないと粉のスパイス類はカビが生えやすいし、風味も落ちる。
こしょう
保存方法が適切であれば、賞味期限を過ぎても使える!
一味、七味唐辛子
虫がわきやすいので、冷蔵庫で半年以内に。
開封してから1ヵ月を過ぎると、色、香りや風味が劣化する
油
サラダ油、てんぷら油、ごま油、オリーブオイル、ラー油など
常温保存で1~2ヶ月
エクストラバージンオリーブオイルは短めなので、1ヵ月以内
ドレッシング
冷蔵庫で1ヶ月
中濃、とんかつソース
冷蔵庫で2ヶ月
ウスターソース
冷蔵庫で3ヶ月
お好み焼きソース、焼きそばソース
冷蔵庫で1ヶ月
オイスターソース
冷蔵庫で1ヶ月
焼肉のタレ
冷蔵庫で2週間
フタがポンッと音を立てて開いたら酵母によりガスが発生していることが考えられるので、食べないほうがよい
マヨネーズ
冷蔵庫で1ヶ月
ケチャップ
冷蔵庫で1ヶ月
チューブのしょうが、わさび、にんにく
しょうがは1ヶ月
わさび、にんにくは3ヶ月
チューブから出して小分けにし、冷凍庫で保存すると半年
マスタード
冷蔵庫で賞味期限日まで
タバスコ
常温保存で3ヶ月
それを過ぎても食べられるが、保存料や安定剤添加物、着色料などを使用していないため変色したり風味が落ちたりする
ワインビネガー
冷蔵庫で1年
料理用ワイン
冷蔵庫で1週間
開封後は風味が落ち、酸っぱくなります
レモン汁
冷蔵庫で1~2週間
バター
酸化によって風味が落ちるので、しっかり包んで冷蔵庫で2週間
パルメザンチーズ
常温保存で1ヶ月
冷蔵庫保存だと、使う時の出し入れの際に結露からカビが発生してしまうことがあります。
ピザ用チーズ
冷蔵庫で1週間
開封するとカビが生えやすいので、長持ちする冷凍保存がおすすめ。
冷凍庫では密閉容器やジップロックなどに入れて半年
スライスチーズ
冷蔵庫で2週間
空気にあまり触れないよう、密閉保存しましょう。
片栗粉、小麦粉、ホットケーキミックス、お好み焼き粉
常温保存では虫が湧いてくることがあるので注意!
開封後は冷蔵庫で1~2ヶ月。
生パン粉
冷蔵庫で1週間
冷凍庫で1~2ヶ月
乾燥タイプのパン粉は、冷蔵庫で半年
ピーナッツバター
常温保存で3ヶ月
チョコレートペースト
常温保存で賞味期限日まで
ごまペースト
常温保存で1年
はちみつ
常温保存で賞味期限日まで
ガムシロップ
常温保存で1年
メープルシロップ
冷蔵庫で2週間
ジャム
冷蔵庫で2週間
低糖のジャムはカビが発生しやすいので、ふつうのジャムよりも早めに食べきったほうがよい
海苔の佃煮
冷蔵庫で2週間
減塩のものほど長持ちしない。
きれいなスプーンや箸で取り分けないと、カビが発生しやすくなるので注意
顆粒コンソメ
常温保存で2ヶ月
硬く固まり変色していたら食べないほうがよい
中華ペースト調味料
冷蔵庫で3ヶ月
開封後に美味しく使い切る保存のコツ
小さい容器のものを買う
一人暮らしなど、家族の人数が少ないとなかなか使い切ることができないかと思います。
容量が少ないものを選択しましょう。
開封した日を記しておく
上記の賞味期限を目安に、開封して時間が経ってしまったものは思い切って処分してしまいましょう。
もしも処分する時の捨て方
液体の調味料(醤油やみりん、お酢や焼肉のたれ等)
これら液体調味料は、新聞紙や布などに染み込ませ「可燃ごみ」として捨てることがおすすめです。
処理のおすすめは「牛乳パック」です。
新聞紙や布など液体を吸収しやすいものを牛乳パックに詰めます。
その後に捨てる調味料を中に注ぎ、もれないようしっかりと口をガムテープなどで閉じます。
もしも液体の調味料が大量に余っている場合は、毎回袋を用意して吸わせる作業が面倒ですよね。
そんな時は「廃油処理袋」を使いましょう。廃油だけでなく水分のあるドレッシングや飲み残し等の処理ができます。
廃油処理袋にはそのまま調味料を流し入れる事ができます。廃油処理袋の中には吸油材が入っているので、吸油材が液体を完全に吸収したら袋の口を縛り可燃ごみとして処分しましょう。
廃油処理袋は100円ショップやドラッグストアで市販されています。
粘り気がある液体調味料(ケチャップ・マヨネーズなど)
液体調味料と同じように油を紙や布に吸収させて廃棄しますが、液体調味料のように染み込ませるのは難しいですよね。
難しい場合は中身を新聞紙などの可燃ゴミに出せるものに包み、ビニール袋に入れ可燃ごみとして捨てましょう。
容器は軽く水洗いの後にプラスチックごみとして出します。
ただ、自治体によって容器も可燃ごみとして捨てられる場合があります。その場合は容器の中にマヨネーズやケチャップが残ったままで可燃ごみに出して大丈夫です。
油(サラダ油、ごま油、オリーブオイルなど)
油も上記(液体の調味料)と同じように紙類に油を吸収させてから可燃ごみとして処分します。
ただ、新聞紙は意外と油を吸収しにくいものです。そこで、古い布やトイレットペーパーがおすすめです。
しかし、油は気温の高い環境にさらされると自然発火する可能性があります。
気温が高くなりやすい夏場は、水類と一緒に紙に吸収させたり、100円ショップやドラッグストアで市販されている廃油処理袋・廃油処理剤で固めてから捨てるようにしましょう。
参考
https://www.nisshin-oillio.com/kitchen/study-oil/throw.html
ビンに入った調味料(ジャム・マスタードなど)
ジャムの場合もマヨネーズやケチャップなどと同様に、中身を新聞紙などの可燃ゴミに出せるものに包み、ビニール袋に入れ可燃ごみとして捨てましょう。
ジャムが入っていたビンはきれいに水で洗い、ビンの回収日にゴミとして出しましょう。
粉末調味料(砂糖、パン粉、片栗粉など)
砂糖や塩、小麦粉やパン粉、ホットケーキミックスなどといった粉末調味料も、可燃ごみとして処理します。
特に小麦粉やホットケーキミックスなどの粉類は、水に流すのはやめましょう。水に流すとねっとりとした塊になって排水溝が詰まる原因になります。
粉末調味料は紙袋もしくは新聞紙などに包みビニール袋に入れ、可燃ごみとして捨ててください。
使わない調味料を排水以降やトイレに流すのは絶対にダメ!!
私たちが生活の中で使用した水は「排水溝やトイレ→下水道→処理場→河川」というような手順で自然へ流れ込んでいます。
調味料の中には塩分や添加物、油などが生態系にとって過剰に含まれている場合があります。処理場を通るとはいえ、その処理の負荷が大きくなってしまいます。
処理場は公共の施設であり、税金で運営されているものです。
もし処理場で分解できず、ケチャップ大さじ1杯が河川に流れた場合、水生生物が住める基準値内にするためには、浴槽の0.8杯分、大さじ1杯のサラダ油なら浴槽の約17杯分もの水の量が必要です。
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/water/pollution/life_drainage/life_drainage.files/h19-panf.pdf
まとめ
「風味良く」「美味しく安全に食べられる」ことを今回は目安としておりますが、思っていたよりも短い賞味期限のものが多かったのではないでしょうか。
捨て方も気分よく、環境へ負荷がないようにしていきたいですね。
使わない調味料や身の回りの物を処分して引っ越しの予定がある方、賃貸物件はどのように探していますか?
「引っ越しに向けて身の回りのものを処分しているけど、これからどうしよう...物件も探さないと....」
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Writer この記事を書いた人
- いえらぶコラム編集部
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