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- マンションで飼育できる人気の犬種とは?飼育時の注意点もご紹介!
目次
長引く感染防止対策によって非接触型への生活様式へと大きく舵を切った結果、多くの企業で在宅勤務ができる環境が整備されてきました。
それに伴って自宅で過ごす時間が長くなり、おうち時間を充実させたいと考える方が増えています。
自宅時間を充実させる方法のひとつとして、ペットを新しい家族として迎え入れる家庭も少なくないようです。
今回はマンションで飼育可能な犬について、人気の犬種や飼育時の注意点をご紹介いたします。
マンション飼育に向いている犬の特徴とは?
マンションは一戸建てなどと違い、同じ建物内で生活を送る他の住民の方々がいます。
そのためペットを飼育する場合は、常に他の住民への配慮が必要不可欠です。
しかしいくら飼い主さんが細心の注意を払っていたとしても、犬が吠えたり、勝手に飛びかかっていったり、他の住民の方に迷惑をかけてしまうこともあるかも知れません。
どういった犬であれば、他の住人の方から迷惑がられず飼うことができるのでしょうか?
①小型犬
一般的に、マンションではペットの飼育に関するさまざまなルールを定めています。
マンションによっては飼育できる犬のサイズを小型犬に限定するなどのルールを定めていることもあります。
ちなみに小型犬の大きさに明確な定義はありません。
成犬になっても10kg未満の個体が小型犬として認知されている場合が多いようです。
飼育する前にマンション規約などを確認しておくと良いでしょう。
②おとなしい性格の犬
犬は祖先の血筋によって、性格の傾向がわかります。
もしマンションで犬を飼育する場合は、おとなしい性格の犬種を選ぶと良いでしょう。
血筋によってある程度の性格の方向性はわかりますが、日々のしつけやトレーニングによっても大きく変わるところでもあるので、日々の飼い主さんの接し方も大切です。
甘やかして育ててしまうと無駄吠えや突然暴れ出すなど他の住民の方の迷惑になることもあるので、気をつけましょう。
③鳴き声が小さい犬
マンションは他の部屋とは壁や床、天井などで仕切られているものの、床を歩く音や話し声、物を落とした音などは躯体を伝わって聞こえてくることもあります。
音の感じ方は個人差が大きく、明確な基準を設けることが難しいため、騒音トラブルはマンションやアパートが恒久的に抱える問題だといえます。
そのため可能であれば鳴き声の小さな種類の犬を選ぶようにしましょう。
マンションで飼育できる人気の犬種とは?
マンションの飼育に向いている犬の種類にはどういったものがあるのでしょうか?
①トイプードル
愛くるしいその表情で室内犬のなかでも不動の人気を誇るトイプードル。
毛が抜けづらく、においも少なくことに加え、賢いのでしつけがしやすいことが人気の理由となっています。
毛が抜けづらい反面、毛がくるくるとカールしているので絡まりやすいという特徴もあります。
毛玉にならないように、定期的にブラッシングをしてあげると良いでしょう。
②ミニチュアダックスフント
ドイツ語でダックス(あなぐま)+フント(犬)というその名の由来のとおり、猟犬として活躍してきた種類の犬です。
生まれつき友好的で落ち着きがあり、情熱的で我慢強いという性格を持ちます。
しかし祖先が猟犬ということもあり、稀に負けず嫌いの性格が顔を出すこともあるようです。
毛並みには3種類ありますが、ロングコートの場合、丁寧なブラッシングを必要とします。
また他の犬種と比べて太りやすいという特徴があるため、食事の管理をして適度な運動をさせるように心がけましょう。
③ポメラニアン
ドイツとポーランドに跨るポメラニアン地方原産の小型犬です。
つぶらな瞳でTVCMに起用されるなど、アイドル犬としても人気を博しています。
飼い主への愛情をいっぱい注ぐ性格ですが、寂しがり屋な一面もあります。
寂しさのあまり無駄吠えをするようになってしまうため、安心させてしつけると良いでしょう。
ふわふわとした特徴的な毛並みは年に2回の換毛期によく抜けます。
こまめにブラッシングをして無駄な毛を取り除いてあげると良いでしょう。
④フレンチブルドッグ
その名のとおりフランス生まれのフレンチブルドッグは人懐っこく、誰とでも仲良くなれるフレンドリーな性格の持ち主です。
他の犬種と比較して神経質な面や臆病な面が少なく、無駄吠えをしにくいといえます。
一方で鼻が短く体温調節が苦手なので、室内の温度調整に気を使ってあげてください。
また短い毛が抜けますので、丁寧なブラッシングをしてあげると良いでしょう。
マンションで犬を飼うときの注意点とは?
他の住人と共生しているマンションでは、それぞれの生活を守るためにルールを定めています。
とくにペットに関するルールは細かく定めてあるため、ルールを守ることはもちろん、知らず知らずにうちに迷惑とならないよう日頃から注意が必要です。
管理会社や貸主に無断で飼育しない
ペットが飼育できないマンションでの無断飼育は言語道断ですが、ペット飼育が可能なマンションだったとしても届け出をせずに無断で飼育はできません。
犬を飼育することは飼い主だけの問題ではないため、管理会社や貸主側でも飼育をするための条件を定めています。
また年に1回の狂犬病ワクチンの接種も必須です。
日本は狂犬病を撲滅した世界でも珍しい国です。
世界では未だ年間3.5~5万人ほどの死者が出ている恐ろしい病気なので、必ず接種させて接種証明書を提出するようにしましょう。
事前にペットの飼育条件を確認しておく
ペットの飼育ができるマンションでは、さまざまなルールが定められています。
飼育できるペットの種類やサイズ、頭数などペット自体の条件や、敷金の積み増しや償却など費用に関する条件、マンション内でのペットの扱い方などの条件などがあります。
これらの条件は締結した賃貸借契約書に記載されていたり、管理会社に問い合わせることで詳細を確認できます。
条件を満たせない場合は犬自体を飼えなくなることもあるため、必ず事前に把握しておくようにしましょう。
共用部分でのルールを知っておく
共用部分は他の住民の方も利用する場所なので、より注意を必要とします。
たとえば共用部分では犬を抱えたり、ケースに入れて移動するなど、最低限のマナーを守るようにしましょう。
ちなみにバルコニーも共用部分です。
室内を汚さないためバルコニーでブラッシングをおこなうこともあるかも知れません。
抜けた毛を排水溝に流したり、隔壁板を越えて隣室に飛散してしまわないように注意してください。
まとめ
かわいい犬と一緒の生活は、飼い主のストレスを軽減し良い気分にしてくれます。
また散歩やドッグランへ出かけることで他の飼い主さんとも交流が生まれ、社会性が向上する効果も見込めます。
一方で生命を育てるということを十分に理解したうえで、責任ある行動を心がけることも重要です。
犬と飼い主であるあなたがもっとも長い時間を過ごす自宅では、他の住民の方々への配慮を欠かしてはいけません。
ペット飼育が可能なマンションのなかには、ドッグランやペット専用の足洗い場などが併設されていたり、ペットと他の住民の動線が重ならないような作りになっていたりと、独自のアイデアが詰まった魅力的な物件もあります。
ペット専用物件を集めた専用サイトもあるので、ペットとの住まいをお探しの際に活用してみてはいかがでしょうか?
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Writer この記事を書いた人
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