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琉球王国の歴史と暮らしを体験できる観光スポット8選!

いえらぶコラム編集部

琉球王国の歴史と暮らしを体験できる観光スポット8選!

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沖縄はかつて琉球王国という、日本とは異なる独立したひとつの国でした。

そんな沖縄には日本とひとつになった今でも、琉球王国の歴史や当時の暮らしを体験できる観光スポットが数多くあります。

この記事では、琉球王国の歴史を体感できる沖縄の観光スポットをご紹介いたします。

琉球王国の歴史と文化を体験できる観光スポット

中国や日本、朝鮮などのさまざまな国と交易を通して文化を取り入れた琉球王国は、独自の文化を築いていました。

ここでは、琉球王国の歴史と文化を体験できる観光スポットをご紹介いたします。

①首里城公園/那覇市

①首里城公園/那覇市

「首里城公園」は首里城を主とする琉球王国のさまざまな歴史的・文化的施設が集まる公園です。

世界遺産の首里城は2019年の火災で消失してしまっていますが、公園内にはその他にも琉球王国の歴史を感じられるスポットがたくさんあります。

「守礼門」をはじめとする中国様式を取り入れた数々の門や、「園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)」と呼ばれる拝所、「玉陵(たまうどぅん)」という16世紀の広大な王墓など…

これら以外にも歴史ある史跡が数多く保存・復元されているので、是非訪れてみてください。

現在首里城は2026年の復元を目指して工事が開始されているとのことです。

首里城付近の金城町には歴史ある石畳の道が残されているので、そちらも併せて観光に訪れてはいかがでしょうか?

・入場料:大人 400円、高校生 300円、小中学生 160円
・住所:〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1-2
・営業時間:8時30分~18時00分
・定休日:なし

②識名園/那覇市

②識名園/那覇市

世界遺産の「識名園」は、主に中国皇帝からの使者である冊封使(さっぽうし)をもてなすために使われた琉球庭園です。

園内は、心の文字を崩した形を模した「心字池」を中心とした日本式の廻遊式庭園になっています。

格式高い建築様式で使者の接待にもっとも用いられたという「御殿(うどぅん)」や、池の中心に浮かぶ中国風の東屋「六角堂」、沖縄南部の街並みが見渡せる「観耕台」など、見どころがたくさん。

琉球王国の王族やもてなされる使者の気分になって、歴史を味わってみてはいかがでしょうか?

・入場料:大人 400円、小人 200円
・住所:〒902-0072 沖縄県那覇市真地421-7
・営業時間:9時00分~17時30分
・定休日:水曜日

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琉球王国の人々の暮らしや生活ぶりを体験できる観光スポット

さまざまな文化を吸収し、唯一無二の文化を作り出した琉球王国ですが、当時の人々、とりわけ庶民の暮らしはどのようなものだったのでしょう?

ここでは、琉球王国時代の人々の暮らしや生活が体験できる観光スポットをご紹介いたします。

①おきなわワールド 琉球王国城下町/南城市

①おきなわワールド 琉球王国城下町/南城市

「おきなわワールド」は7つのエリアに分かれた沖縄の自然や文化を体験できるテーマパークです。

そのなかにある「琉球王国城下町」では、当時を再現した美しい赤瓦の古民家が軒を連ねる空間に華やかな琉球衣装を身に着けた人々が行き交い、まるでタイムスリップしたような体験ができます。

目玉スポットの国内最大級の鍾乳洞「玉泉洞」では、ライトアップされた神秘的な空間で太古の歴史を感じることができますよ。

その他にも、色鮮やかな南国のフルーツが実る熱帯フルーツ園や、沖縄の伝統工芸の手作り体験ができる工房、ハブやマングースにウミヘビなどが見られるハブ博物公園など、見どころが満載です。

園内ではスーパーエイサーショーやハブとマングースのショーなど、見て楽しめるイベントも催されていますよ。

・入場料:大人 2000円、小人 1000円
・住所:〒901-0616 沖縄県南城市玉城前川1336
・営業時間:9時00分~17時30分
・定休日:なし

②体験王国むら咲むら/読谷村

②体験王国むら咲むら/読谷村

15世紀頃の琉球王国の生活をモチーフにしたテーマパークが「体験王国むら咲むら」です。

園内は赤瓦の屋根の屋敷や、石造りの門、石垣と石畳の道など、琉球王国の時代を再現した空間が広がっており、当時の生活の美しさを感じられます。

冬の時期にはそんな空間を温かなランタンが彩る「琉球ランタンフェスティバル」が開催され、幻想的で異国情緒溢れる雰囲気を体感できますよ。

「体験王国」の名前のとおり、さまざまな沖縄らしい体験をできるのも大きな魅力。

琉球ガラスややちむん作り、藍染体験から琉球舞踊の体験まで、ここでは書ききれないほど数多くの体験があなたを待っています!

その他にも闘牛場やゴーカートサーキット、銭湯などのちょっと変わった施設もあるので、大人から子どもまで、どんな方でも楽しめますよ。

・入場料:大人 600円、中高生 500円、小学生 400円、幼児 無料
・住所:〒904-0323 沖縄県中頭郡読谷村高志保1020-1
・営業時間:9時00分~18時00分
・定休日:なし

③琉球村/恩納村

③琉球村/恩納村

「琉球村」は伝統的な沖縄の村を模したテーマパークです。

南国らしい自然に囲まれた敷地内には、沖縄各地から移築されてきた古民家や歴史的な家屋が配置されています。

その家ごとに名前が付いているので、その家やそこに住んでいた人々がどのような歴史を辿ってきたのか考えながら見てみると、より沖縄の歴史を感じることができそうです。

チケット売り場がある広場には、工芸品の売店が立ち並ぶ市場やレストランがあり、お土産を買ったり休憩するにもピッタリ。

エイサーやシーサーの絵付け体験など、小さなお子さまでも楽しめるイベントもありますよ。

・入場料:大人 1500円、高校生 1200円、小人 600円、6歳未満のお子さま 無料
・住所:〒904-0416 沖縄県国頭郡恩納村山田1130
・営業時間:10時00分~16時00分
・定休日:月~金曜日

④おきなわ郷土村/本部町

④おきなわ郷土村/本部町

「おきなわ郷土村」は海洋博公園内にある施設です。

17~19世紀頃の琉球王国の村落を再現しており、御嶽(ウタキ)や拝井泉(ウガミガー)、神アサギなどの伝統的な村落にあった信仰の対象も見ることができます。

古民家や石垣などのイメージしやすい沖縄の原風景だけでなく、茅葺屋根の古民家や高倉など、よりリアルな当時の暮らしを体験できますよ。

海洋博公園にはこの他にも有名な「美ら海水族館」や植物園、ミュージアムなどもあるので、他のスポットへのお出かけついでに寄れるのも嬉しいポイントです。

・入場料:無料(美ら海水族館などの他施設は有料の場合あり)
・住所:〒905-0206 沖縄県国頭郡本部町石川529
・営業時間:8時30分~19時00分(3月~9月)、8時30分~17時30分(10月~2月)
・定休日:なし

⑤中村家住宅/北中城村

⑤中村家住宅/北中城村

第二次世界大戦で戦火に晒された沖縄では珍しい、戦前の屋敷づくりをそのまま残しているのが「中村家住宅」です。

鎌倉・室町時代の日本建築のなかに、特殊な技法や沖縄建築の特色も加えられた構造は非常に珍しく、国の重要文化財にも指定されています。

ベースとなる構造は士族屋敷のものですが、そこに赤瓦の屋根や魔除けのシーサー、ヒンプンなどの沖縄の農民住居の要素が加えられており、当時の士族階級の生活を垣間見ることができます。

近くには世界遺産に登録されている「中城城跡」があるので、そちらも併せて訪れてみてはいかがでしょうか?

・入場料:大人 500円、中高生 300円、小学生 200円、小学生未満 無料
・住所:〒901-2314 沖縄県中頭郡北中城村大城106
・営業時間:10時00分~15時00分
・定休日:月~金曜日

⑥屋部の久護家/名護市

⑥屋部の久護家/名護市

「屋部の久護家(やぶのくごけ)」はその名が集落の名前になったほどの地方豪農の屋敷です。

1906年(明治39年)に建築されたこの屋敷は、広い間取りや天井の高さ、周囲に深く回されたアマハジ(軒)などに、屋敷建築の特徴をよく残しています。

屋敷の周囲はフクギに囲まれており、その外にはフクギ並木と石垣がなす沖縄の集落の原風景が今も残っています。

建物内は観ることができませんが、外観や周囲の景観から当時の名家の暮らしぶりを感じられますよ。

・入場料:無料
・住所:〒905-0007 沖縄県名護市屋部175

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まとめ

沖縄には琉球王国の歴史や暮らしが感じられる観光スポットがたくさんあります。

とくに、まるでその当時にタイムスリップしたような雰囲気を味わえるテーマパークは、お子さまにも人気なのでおすすめです。

琉球王国の体験を通して、より沖縄を楽しんでみませんか?

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