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- 一人暮らし初心者でも自炊は続けられる!続けていくためのコツをご紹介!
目次
一人暮らしの初心者の方にとって、自炊というものは憧れでもありプレッシャーでもあります。
初めのうちは自炊を頑張ってみても、日々の忙しさに流されて冷蔵庫の中に食材が残ってしまい、処分する後ろめたさから、自炊が遠ざかっていく方もいらっしゃいますよね。
気負わず、楽しく、美味しく自炊を続けていくことをご紹介しますので、初めての方もそして、もう一度挑戦したいとお考えの方もぜひご参考になさってください。
一人暮らしの方の1か月の食費はどのくらいなの?
一人暮らしの初心者にとって、多くが生活費を自分で管理していくことも初めての方がほとんどです。
生活費となると、家賃、水道光熱費、食費などを学生であれば仕送りの中から、新社会人でしたら月のお給料の中から支出していくことになりますよね。
支出内容を理解し計画的にやっていかないと、「お金が足りない!」ということになってしまいます。
では、食費は収入に対していくらくらい設定したほうが良いのでしょうか。
1か月の平均食費についてご説明します。
<毎月の食費の予算を立てよう!>
生活費の中で家賃や水道光熱費については、ある程度固定費として考えることができるのでいいのですが、食費に関しては交際費も重なってくると予定外の出費があったりすると生活費のひっ迫につながります。
そこで、毎月の収入に対して食費の予算を決めておくと節約に大きくつながり、うまくいくと貯蓄に回すことができたりするのでおすすめです。
そこで、2020年に政府が公開した統計で一人暮らしの平均食費の金額は「40,331円」でした。
たとえば、朝食にコンビニのおにぎりやサンドウィッチで200円、お昼ご飯をワンコインのお弁当500円、夕食はちょっと晩酌をしたいからおつまみで、 700円という生活を1か月続けると、それだけで食費が42,000円になってしまうのです。
「その金額は高い!」と感じるか、「この金額なら良いと思うな」と感じるかそれぞれだとは思いますが、この約40,000円の食費を節約できれば、貯金に回すことができるのです。
では、毎月の食費の予算を収入にたいしていくらがいいかという疑問が生じますよね。
理想的な食費は、収入に対して「10%~15%」が理想といわれています。
たとえば、収入が20万円の場合だと毎月の食費は20,000円~25,000円を目安にするということになります。
「えっ?こんなに抑えないといけないの?」と思ってしまいますよね。
毎日外食にしてしまうと、どうしても足りなくなってしまうことは一目瞭然です。
1か月の平均食費のなかで、やりくりしていく一番の方法は「外食を減らして自炊を始める」ということです。
外食を自炊に置き換えることで、食費の節約につながるだけでなく健康にもおすすめなのです。
それでは、食費も節約できる素敵な方法「自炊」を、一人暮らし初心者の方でも続けることができるコツをご紹介します。
簡単にできてさらに美味しい「定番レシピ」もご紹介しますので、今日からの自炊にご活用ください。
一人暮らし初心者が自炊を続けるコツと、知って助かる定番レシピとは?
一人暮らし初心者の方のなかには、初めのうちは自炊に挑戦していたのだけれどもいつの間にか外食や買弁が増えたという方も多いでしょう。
慣れない一人暮らしの上に、新生活がスタートしてしまうとどうしてもそうなってしまいます。
でも、毎月の食費がかかるだけでなく栄養バランスも崩してしまうのであれば、もう一度自炊に挑戦しましょう。
ここでは、食費を20,000円に抑え、自炊を長く続けていくことができるコツを「買い物編」と「レシピ編」に分けてご紹介します。
<目標!月の食費20,000円の自炊:買い物編>
自炊の楽しみは調理だけでなく、食材の買い物にもあります。
ここでは、自炊を長く続けていくためと、その自炊が節約にもつながる買い物のコツ6つをご紹介します。
①コスパの良い食材を買う
たとえば、同じ豚肉でもコマ切れ肉になると安くなりますし、牛肉よりも鶏肉が安いです。
また、安定供給のキノコ類やもやしは安いだけでなく栄養価もあり、料理のかさ増しにも効果的です。
そして、豆腐は栄養価も高くいろいろな料理に使うことができるので常備品として良いですね。
②セールや特売日を狙う
スーパーのセールや特売日を狙って買い物をすることは、計画的な買い物にもつながりますし、メニューを決めて買い物をすることにもつながりやすいのでおすすめです。
買い物の際には、良く買う商品の価格をチェックしておくと安い買い物ができて良いですよ。
③買い物にはメモは必須
スーパーへ買い物にいくと、予定外のものを買ってしまったという経験があると思いますが、その予定外の買い物が冷蔵庫に残ってしまって処分してしまうことにつながってしまいます。
買い物にいくときには、メニューを考えながら必要な食材などをメモして買い物にいくことが大切です。
メモして買い物をすると、食品ロスや節約につながりますよ。
④お徳用や業務用を購入
ファミリー向けのパックや業務用の食材はとにかくお得になっています。
使う分を小分けにして冷凍保存しておくと、使いたいときにすぐ使うことができるだけでなく価格的にもお得なのです。
⑤買い物の回数は週1がベスト!
自炊するうえで献立に計画性がなければ、毎回足りないものが出てきてしまいその都度買い物に行くことになってしまいます。
そうなってしまうと、お得な商品も購入することができず、同じ商品でも高い値段で購入することになってしまうのです。
自炊では、できるだけ1週間分の献立を決めておくことで食材の使いまわしができ、買い物も計画的にできます。
買い物の回数は週1を心がけましょう。
⑥プライベートブランド商品でお得に購入
プライベートブランドとは、大手スーパーなどで独自開発をして販売している商品のことで、普通のブランドの商品に比べ値段が安くなっているのでおすすめです。
目標!月の食費20,000円の自炊:レシピ編
自炊を長く続けていくための買い物のコツをご紹介してきましたが、今度は買い物した食材で大満足の料理を作っていきます。
自炊が長く続けられるか、途中であきらめてしまうことになるかは、やはり楽しく、美味しい料理にかかってきます。
今では、一人暮らし初心者に向けての自炊レシピ本も数多く出版されています。
今から紹介する簡単で美味しいレシピを参考にして、自炊してみて楽しく、美味しくできたらレシピ本を活用していくことも良いですよ。
まず、ここでは本当に基本的で簡単なレシピをご紹介します。
・インスタントラーメンもびっくり変身本格派ラーメン
最初はすべてが手作りということではなく、インスタントラーメンを活用しましょう。
インスタントラーメンの袋麺を分量の水を沸騰させ茹でます。
その間に、もやし・お好きなキノコをラップに包み、レンジで1?2分チンします。
通常通り作ったラーメンにレンジでチンしたもやし・キノコをのせて、好みで胡椒をかけると出来上がりです。
物足りなかったインスタントラーメンが、もやしとキノコでかさ増ししただけでなく、栄養価もアップします。
・もやしと豚小間肉のレンチン蒸し煮
耐熱タッパーがあると簡単に出来上がる食べ応え抜群の料理です。
耐熱タッパーにもやしを入れ、その上から豚肉を敷き詰めます。
そのまま、様子を見ながらレンチンして出来上がりです。
ポン酢につけながら食べると御飯が進むおかずになります。
もやしじゃなくてもキャベツや白菜など、1玉で購入したほうがお得なお野菜でもできますよ。
・豚バラ肉とキャベツのほったらかしスープ
豚バラ肉とキャベツを深めの鍋に入れて、食材がかぶるくらいの水を入れます。
そこに固形コンソメスープの素を入れて、蓋をして煮込みます。
この時、キャベツはぶつ切りで構いませんし、固形スープは1~3個を味見しながら入れると良いです。
キャベツがトロトロに柔らかくなったらお味噌を入れて出来上がりです。
キャベツの甘さと、豚バラ肉のコクがお味噌と合体して体を温めてくれるスープの出来上がりです。
・キャベツたっぷりお好み焼き
キャベツと豚バラ肉を使って、今度はお好み焼きをつくりましょう。
水に卵を入れてかき混ぜ、そこに小麦粉を入れます(細粒のだしを入れるとよいです)。
そこに千切りにしたキャベツをたっぷり入れ、熱したフライパンに流し入れます。
弱火にし流しいれた生地の上に、豚バラ肉を並べ焼いていきます。
ひっくり返しながら火をとおし焼くと、お好み焼きの出来上がりです。
同じ食材でも、全然違う料理を作ることができるので、簡単で美味しい料理を考えてみることも楽しいですね。
まとめ
自炊は自分を追い込んでやってしまうと、苦しくてつまらないものになってしまうでしょう。
しかし、目標の食費を決めて達成する喜びを見出したり、独自に簡単レシピを考えて実践したりすることで楽しくなると思います。
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Writer この記事を書いた人
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