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布団を上手に干すコツとは?干す時間や頻度などを徹底解説!
目次
普段、布団はどのくらいの頻度で干していますか?
実は素材によって、布団を干し方が異なり、もし干している時間が足りなかった場合は、ダニやカビを発生させる原因になってしまいます。
ここでは、効果的に布団干しを上手に干せるコツについて、わかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
種類に合わせた布団の干し方
掛け布団の場合
掛け布団は、敷布団のように寝汗で湿ることがないので、週に1回干すことを心掛け、2時間は布団を日陰干ししましょう。
素材が羽毛や綿などであっても同様で、体が接する面に空気がよく当たるように干してください。
そして、月に1回は布団の表側と裏側を2時間、日光で布団の側生地が傷まないようにカバーをつけている状態で天日干しをしましょう。
ただし、シルクはとても日光に弱いため、シルクの天日干しはしないように注意してください。
敷布団の場合
掛け布団の場合は、寝汗によって布団が湿りやすいです。
そのため頻繁に布団を干さなければならず、更に干し方も素材によって変えなければなりません。
例えば綿の場合は、綿素材は乾き辛い特徴があるので、週に2~3回を目安にし、表側と裏側を2時間、シーツをつけた状態で天日干しを行ってください。
そしてポリエステルや羊毛の場合は、乾くのが早い特徴があるため、週に1度綿と同様にシーツをつけた状態で、風通しが良い場所で日陰干しを行いましょう。
布団を干す時間
布団干しを行うのに適切な時間は、11~17時であれば湿度が低いのでこの時間がベストです。
特に夏は、布団を17時以降の時間に干してしまうと、湿気を吸収してしまい、布団干しの効果を下げてしまいます。
また、天気が晴れていても前日に雨が降っていた場合は湿気が高くなっているので、その場合は布団を天日干しするのは控えましょう。
布団干しのコツ
布団が湿りやすい場所を中心に干す
布団を干す際には、住宅の環境によって日光の出る場所が限られたり、時間の都合で布団の両面を均等に干すのが厳しい場合があると思います。
そのような場合は、湿りやすい部分を乾かすように意識してみましょう。
例えば寝汗が激しい場合は、掛け布団の表面を乾かすことを中心に考えて干してください。
そして冬場で、結露によって布団が湿る場合は、裏面が乾かしやすいように干しましょう。
布団干し袋を使った干し方
布団干し袋を使用して、布団を干してみませんか?
布団干し袋には大きく分けて3つのメリットがあり、とてもオススメです。
まず1つ目のメリットとしてダニ退治に非常に効果的で、布団干し袋の黒色の生地が熱量を上昇させ、ダニ退治の効果を上げることができます。
2つ目のメリットとして、日焼け防止の効果を期待できます。
布団干し袋に布団を入れることで、強い日光から布団を保護してくれます。
3つ目のメリットは、大気中の汚れから布団を守ります。
外で布団を干した場合は、花粉などの大気中の汚れが布団に付着する可能性があるのですが、布団干し袋に入れることで、それらの汚れから布団を保護してくれます。
布団をふっくらとさせるコツ
使い込んだ布団を、昔のようにふっくらとした布団に戻したいと考えている方は、一昼夜干しを試してみませんか?
この干し方は文字通り1日中布団を干し続ける方法で、過去に行われた実験の結果では、干す前の状態と比較して7割増しにふくらんだ、という実験結果が出たようです。
この結果は、夜の間に布団の中材が多く湿度を吸収した後に、乾燥させたことで繊維のふくらみが増したと考えられています。
夏や冬に干す場合の注意点
布団を干す際には、季節によって注意するポイントが変わってきます。
例えば夏の場合は日光が非常に強いので、天日干しをしないでください。
そして冬の場合は、いくら冬でも人は眠っていると寝汗をかくので、同じ時間と頻度で干すようにしてください。
また、朝起きたらすぐにタンスや押し入れなどに布団をしまっていませんか?
朝起きた後の布団は、寝汗で湿っているのですぐにしまうのではなく、30分ほど空気に触れさせて、寝汗を乾燥させてからしまいましょう。
このように少しずつ布団をケアさせることで、布団をカビやダニから守ることができるのです。
布団叩きはNG
布団を干す際に、布団叩きをして干していませんか?
布団を干す際の注意点として、布団叩きをすることは控えてください。
ある実験を見ると布団たたきをした場合は、布団の表面にいるダニの数や、ダニの糞の数が増えてしまうことが確認できたようです。
また、叩いている間にそれらを吸収してしまう恐れもあり、更に叩いた影響で繊維を痛めてしまうことに繋がってしまいます。
このように、布団叩きには多くのデメリットがあるので控えるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
布団には幾つか種類があり、それに合わせて干し方を変える必要があります。
また、冬場であっても寝汗をかくので、敷布団は頻繁に干さないといけないようですね。
今回紹介した方法を参考に、布団干しをしてみてはいかがでしょうか?
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