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日焼け止めはどう選ぶ?効果や選び方のポイントをご紹介!
目次
季節はもうすぐ秋ですが、まだまだ暑さや日差しが厳しい日も続きます。
そんな中、常に日焼け止めが手放せないという方も多いのではないでしょうか。
しかし日焼け止めには様々な種類があり、本当に効果がある物を選べているのか疑問ですよね。
そこで今回は、日焼け止めの効果や選び方のポイントをご紹介します。
日焼け止めの効果とは?
日焼け止めとはその名の通り日焼けしてしまうのを防ぐ、又は紫外線からの保護効果が期待された商品の事です。
日焼けは乾燥やシワ・シミなど各種肌トラブルや、発がんリスクの上昇などの危険性があり、短時間でも陽に当たる際は対策欠かせません。
また、日焼け止めのパッケージに表示されているSPFやPAの意味を理解する事で、より効果を高める事ができますよ
SPFとは
SPFとは、日焼けする事により肌が赤くなる紫外線B波(UVB)を防ぐ指標の事です。
一般的に肌が紫外線の影響を受けるのは、紫外線を浴びてから約20分かかると言われており、SPFの数字は紫外線を受け止める持続時間を数値で表したものです。
つまりSPF10の日焼け止めなら
20(分)×10=200分(3時間20分)
SPF40の日焼け止めなら
20(分)×40=800分(13時間20分)
となり、数字が大きいほど日焼けの炎症防止効果が長く期待されるんです。
また、SPFの最高値は50ですが明らかにそれを超える効果がある製品は、SPF50+と表示されます。
PAとは
PAとは、シミやシワの発生に大きく関わる紫外線A波(UVA)を防ぐ効果を表す指標です。
PAには+の表示がついており、程度の強さに合わせて以下の4段階で表されます。
PA+:UVA防止効果がある
PA++:UVA防止効果がかなりある
PA+++:UVA防止効果が非常にある
PA++++:UVA防止効果が極めて高い
この様に、+の数が多いほど紫外線A波の防止効果が高くなります。
日焼け止めの選び方
シーンに合わせたSPFやPAを選ぼう
先程SPFやPAの意味をお話しましたが、数値だけで日焼け止めを選ぶ事はおすすめしません。
SPFやPAは値に比例して肌への負担も大きくなってしまい、日常使いするとダメージが蓄積してしまう恐れがあるんです。
SPFとPAの数値は、以下を目安にシーン別に使い分けましょう。
・SPF10~20、PA+~++:散歩や買い物といった日常使いに
・SPF20~30、PA++~+++:野外でのスポーツやレジャーに
・SPF30~50+、PA++~++++:炎天下での活動やマリンスポーツに
推奨使用部位を確認する
日焼け止めには、顔用や体用などメーカーが推奨する使用部位があります。
顔用を体に塗っても問題はありませんが、顔と体の皮膚は厚さや皮脂線の数が違うので、推奨する部位に合わせて選ぶ事がおすすめです。
手持ちの化粧品との組み合わせで選ぶ
化粧下地やファンデーションには、SPFやPAがついている物も多くあります。
しかしSPFやPAの数値は足し算で高くなるというものではないので、日焼け止めを購入する前に手持ちの化粧品を確認する事がおすすめです。
また、市販の日焼け止めには紫外線によるダメージからお肌を守るために、保湿力に優れた美容成分が入っている商品もあります。
スキンケアも同時に出来る物もありますが、油分が多くべたつく物もあるので、化粧品との相性も考えて選ぶようにしましょう。
子どもには低刺激な物を
子どものお肌は大人と比べてデリケートなので、大人の日焼け止めでは刺激が強い可能性があります。
特にSPFやPAの数値が高い日焼け止めは負担が大きくなるので、低刺激で値が低い物を選びましょう。
また塗りにくい物や落としにくい物も、お肌への刺激が大きくなるので注意が必要です。
伸びがよくサラッと塗れて、石鹸やボディソープで簡単に落とせる日焼け止めを選んであげて下さいね。
効果的な日焼け止めの塗り方
外出する20~30分前に塗る
日焼け止めを塗ってすぐに外出してしまうと、乾いていない日焼け止めが服に擦れてとれてしまう事や砂埃が付いてしまう事があります。
また、汗や皮脂と共に流れやすくなるので、外出の20~30分前に塗り、しっかりと乾燥させましょう。
2~3時間おきに塗りなおす
SPFの数値が高いほど紫外線を受け止める持続時間も長くなりますが、効果を持続させる為には2~3時間おきに塗りなおす必要があります。
一般的に日焼け止めの効果は2~3時間程度とされており、屋外で活動している場合は汗で流れ落ちている可能性も。
またSPFの値は、皮膚1㎝あたり2㎎の日焼け止めを塗った効果で測定されています。
この量を顔に塗るとなると500円玉程の量になるので、かなりベタついてしまい半分以下の量しか使っていないという方がほとんどなんです。
そうすると効果は数十分の一になってしまうので、気づいた時にこまめに塗りなおす事がポイントですよ。
おわりに
いかがでしたか?
今年こそは「絶対に焼きたくない!」と思っても、知らず知らずのうちに日焼けをしてしまっている方は多いはずです。
シーンに合わせて選んだ日焼け止めを正しく塗り、しっかりと紫外線対策をして下さいね。
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