- いえらぶ暮らしコラム>
- 暮らし>
- 夏野菜の栄養とは?種類別の特徴をご紹介!
暮らし
夏野菜の栄養とは?種類別の特徴をご紹介!
目次
夏になるとレジャーやお祭りなど楽しいイベントが盛りだくさんで、予定をたてるのもワクワクしますよね。
しかし、暑さに負けて、夏バテや熱中症など体調を崩しやすいのも夏の特徴です。
そこで今回、暑い夏を元気に乗り切る夏野菜の栄養や効能について、種類別にご紹介します。
栄養の宝庫「ゴーヤー」
独特の苦みで好き嫌いの分かれるゴーヤーは、和名を「にがうり」または「ツルレイシ」とも言い、南方の県では代表的な夏野菜の一つとしてあげられます。
ゴーヤーの最大の特徴とも言える“苦味”には栄養が豊富に含まれており、暑い夏を乗り切るには非常に適した食材と言えるでしょう。
<苦み成分の正体は「モモルデシン」>
ゴーヤーの味の特徴である苦味は、「モモルデシン」という特有の成分が含まれているためなんです。
モモルデシンは20種類以上ものアミノ酸からなり、夏バテ防止に最適な食材と言えます。
モモルデシンの効能は、主に以下の通りです。
・胃腸の調子を整えて、食欲を増進させる
・血糖値、血圧を下げる
・だるさ、頭痛、吐き気の改善
・熱中症の予防
<ほかにもこんな栄養が>
ゴーヤーにはモモルデシンのほかにも、女性や子どもに嬉しいこんな栄養が豊富に含まれています。
・ビタミンC(レモンの約3倍、トマトの約5倍)
・鉄分(ほうれん草の約2~2.5倍)
・食物繊維(セロリの約30倍)
・カルシウム(牛乳の約14倍)
エネルギーの補給源「トウモロコシ」
鮮やかな黄色いトウモロコシは、夏をイメージさせる食べ物の一つですよね。
お祭りやバーベキューでもよく見かけ、子どもから大人までトウモロコシが好きな方は多いはず。
そんなトウモロコシですが、プチッとしたその実は美味しいだけではなく、栄養も豊富に含まれているんです。
<エネルギーの源「炭水化物(糖質)」>
トウモロコシの主成分は、私達の体を動かすエネルギーとなる炭水化物・糖質です。
野菜の中ではカロリーが高めで、暑さで食欲がない時のエネルギー補給として非常に優れていますよ。
<ビタミン・ミネラルも豊富>
トウモロコシは生命維持に必要な炭水化物のほかにも、ビタミン・ミネラルもバランスよく含んでいます。
それらの栄養は特に胚芽部分に多くあるので、トウモロコシを食べる時は丸ごと食べるのがおすすめですよ。
トウモロコシに含まれているビタミン・ミネラルは、以下の通りです。
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンE
・リノール酸
・食物繊維
・カルシウム
・マグネシウム
ダイエットにも効果的「きゅうり」
みずみずしくサッパリとしたきゅうりは、サラダや酢の物など食欲がない時でも食べやすい野菜の一つです。
そのほとんどが水分でできているため、「カロリー(発熱量)の最も低い果実」としてギネスブックに掲載されていますが、きゅうりには様々な栄養成分が含まれています。
<ダイエットに嬉しい栄養>
きゅうりは果実の約95%が水分でできており、100gあたり約14キロカロリーと非常にヘルシーです。
また、ダイエット中の方に嬉しいカリウムや、ホスホリパーゼという酵素を含んでいます。
その効能は以下の通りです。
・カリウム
利尿作用、むくみ改善
・ホスホリパーゼ
脂肪分解
<ほかにもこんな効能が>
きゅうりに含まれる栄養にはダイエットに嬉しい効能の他にも、高血圧・動脈硬化の予防や、夏バテ・のぼせの緩和にも効果的です。
また美肌効果や髪・爪の老化防止、修復作用など、嬉しい栄養も含まれています。
夏野菜の人気者「トマト」
夏になると真っ赤に色づいたトマトを、スーパーでよく見かけるようになりますよね。
まるでフルーツのような糖度の高いトマトや酸味の強いトマトなど、種類も豊富で様々な料理に使える夏野菜の人気者と言えるでしょう。
また「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるように、トマトには体に嬉しい栄養が豊富に含まれているんです。
<注目の栄養素「リコピン」>
強力な抗酸化作用が老化防止に効果的と注目のリコピン。
トマトの赤色はリコピンによるもので、他にもスイカや柿、ピンクグレープフルーツにも含まれています。
その中でも特に完熟トマトにはリコピンが多く含まれており、ジュースやソースにすると体内への吸収率がアップしますよ。
<ほかにも栄養が豊富>
トマトにはリコピンのほかにも以下の栄養が豊富に含まれており、アンチエイジングや生活習慣病の防止などに非常に効果的です。
・ビタミンA、C、H、P
・βカロテン
・ケルセチン
・ピラジン
驚きの栄養パワー「ナス」
ナスはきゅうりと同じく水分が多く、果実の約94%が水分でできている野菜です。
しかし、驚きの栄養が豊富に含まれており、ダイエットのほか美容・生活習慣病の予防にも。
また、炒める・蒸す・揚げる・漬けるなど様々な調理法があるので、和洋中問わず美味しく食べられるのも嬉しいですね。
<アンチエイジングに効果的「ポリフェノール」>
紫色のナスの皮には「ナスニン」という、ポリフェノールの一種が含まれています。
その効能は肌トラブルを防ぎアンチエイジングケアに役立つほか、コレステロール値を下げる働きがある事も明らかになっているんです。
<体調を整える効果も>
ナスには免疫を調整して健康を増進し、病気予防に役立つ機能性成分を含みます。
また、体調を整えるほかにも体温を下げる効果があるので、夏バテ予防にも効果的ですよ。
まとめ
夏野菜は色鮮やかで、料理を鮮やかに彩る役割もあります。
太陽の日差しをサンサンと浴びた果実には、夏を元気に乗り切る栄養が沢山含まれているので積極的に食べて下さいね。
いえらぶでは物件や不動産会社の口コミを見て比較できます。
よりクリアな情報から、あなたにぴったりの
いい家を選んでみませんか?
「いい家」を探す